第2章 年〜年

DeNA:ngmoco・横浜ベイスターズ買収とコンプガチャ・WelQ問題

2009年〜怪盗ロワイヤルの課金転換と、ngmocoの買収

ディー・エヌ・エー(DeNA)は2009年10月、自社で開発したソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」の正式サービスを始めた。それまで「モバゲータウン」の収益を支えたアバター関連売上と広告関連売上は、減少に転じていた。収益の軸は、ゲーム内専用の仮想通貨「モバコイン」で買うアイテムの販売へ移った。2010年3月期の連結業績が修正予想を売上・利益とも約10億円上回った要因は、ソーシャルゲームの売上だった。「怪盗ロワイヤル」では当時、月に数十億円のモバコインが消費された。連結売上高は、2009年3月期の37,607百万円から2011年3月期の112,728百万円へ増加した。

  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第12期(2010年3月期)【沿革】【業績等の概要】
    • [1]2009年10月に内製ソーシャルゲームの正式サービスを開始し、ゲーム内アイテムの販売へ収益の軸を移した。アバター関連売上と広告関連売上は減少に転じていた
    • [2]2009年10月に内製ソーシャルゲームの正式サービスを開始し、ゲーム内アイテムの販売へ収益の軸を移した。アバター関連売上と広告関連売上は減少に転じていた
    • [3]2009年10月に内製ソーシャルゲームの正式サービスを開始し、ゲーム内アイテムの販売へ収益の軸を移した。アバター関連売上と広告関連売上は減少に転じていた
  • DeNA 2010年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [4]2010年3月期の連結業績は3月16日の修正予想を売上・利益とも約10億円上回り、要因はソーシャルゲーム。ゲーム内の機能つきアバターはモバコインで販売しゲーム等の売上に計上
  • DeNA 2013年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [5]2009年に「Mobage」で配信した「怪盗ロワイヤル」は、当時月あたり数十億円のモバコイン消費があった
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2009年3月期・2011年3月期・連結)
    • [6]連結売上高は2009年3月期37,607百万円、2011年3月期112,728百万円

DeNAは2010年1月に「モバゲーオープンプラットフォーム」を始め、外部のゲームデベロッパーが「モバゲータウン」にゲームを出せるようにした。公開されたゲームは2010年3月末に59社148タイトルとなり、2011年3月末には317社869タイトルへ増えた。DeNAは開放の目的を、デベロッパーとの収益分配を通じて双方の事業を広げることに置いた。2010年2月以降は、利用者の活動量の伸び率でオープンゲームが内製ゲームを上回った。2011年3月期第4四半期のモバコイン消費の増加も、主にオープンゲームによるものだった。内製の一作に依存せず、外部の開発力でタイトル数を増やしたことが、プラットフォームの収益を厚くしたとみられる。

  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
    • [7]2010年1月「モバゲーオープンプラットフォーム」のサービスを開始
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第12期(2010年3月期)・第13期(2011年3月期)【業績等の概要】
    • [8]オープンプラットフォームの公開タイトルは2010年3月末59社148タイトル、2011年3月末317社869タイトル
  • DeNA 2010年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [9]オープンプラットフォームをデベロッパーと当社の双方の事業として展開し、オープンゲームのアバター売上は一定比率で収益分配。2月以降のアクティビティ伸び率はオープンゲームが内製を上回った
    • [10]オープンプラットフォームをデベロッパーと当社の双方の事業として展開し、オープンゲームのアバター売上は一定比率で収益分配。2月以降のアクティビティ伸び率はオープンゲームが内製を上回った
  • DeNA 2011年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [11]2011年3月期第4四半期のモバコイン消費の増加は、主にオープンゲームでのコイン消費の増加による

DeNAは2010年11月、米国でスマートフォン向けゲームを手がけるngmocoの持分を取得した。取得額の上限は4億米ドルで、DeNAにとって過去最大の買収だった。その2か月前には米Gameview Studiosも取得しており、いずれも国境を越えて事業を広げる戦略の一環だった。狙いは、モバゲーの運営ノウハウとngmocoのグラフィック技術を合わせ、スマートフォン向けのソーシャルゲームを作ることにあった。翌年に社長となった守安功氏は、2011年の年報で『In developing our activities internationally, we are going to concentrate our corporate resources on the social gaming business for smartphones.』(訳:海外展開では、スマートフォン向けのソーシャルゲーム事業に経営資源を集中する)と記した。目標に掲げたのは、2015年3月期の連結営業利益2,000億円だった。

  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
    • [12]2010年11月に米国ngmoco, LLCの持分を取得
  • DeNA Annual Report 2011
    • [13]2010年9月にGameview Studios、11月にngmocoを取得。ngmocoの取得額は最大4億米ドルで過去最大。X-border戦略の一環で、海外ではスマートフォン向けソーシャルゲームに経営資源を集中
    • [14]2010年9月にGameview Studios、11月にngmocoを取得。ngmocoの取得額は最大4億米ドルで過去最大。X-border戦略の一環で、海外ではスマートフォン向けソーシャルゲームに経営資源を集中
    • [16]2010年9月にGameview Studios、11月にngmocoを取得。ngmocoの取得額は最大4億米ドルで過去最大。X-border戦略の一環で、海外ではスマートフォン向けソーシャルゲームに経営資源を集中
  • DeNA 2011年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [15]「Mobage」のプラットフォームと運営ノウハウに、ngmocoとGameviewのグラフィック・アクション性を結合してスマートフォン向けソーシャルゲームを提供する。2014年度営業利益2,000億円が目標
    • [17]「Mobage」のプラットフォームと運営ノウハウに、ngmocoとGameviewのグラフィック・アクション性を結合してスマートフォン向けソーシャルゲームを提供する。2014年度営業利益2,000億円が目標
参考文献[1]-[17]
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第12期(2010年3月期)【沿革】【業績等の概要】
    • [1]2009年10月に内製ソーシャルゲームの正式サービスを開始し、ゲーム内アイテムの販売へ収益の軸を移した。アバター関連売上と広告関連売上は減少に転じていた
    • [2]2009年10月に内製ソーシャルゲームの正式サービスを開始し、ゲーム内アイテムの販売へ収益の軸を移した。アバター関連売上と広告関連売上は減少に転じていた
    • [3]2009年10月に内製ソーシャルゲームの正式サービスを開始し、ゲーム内アイテムの販売へ収益の軸を移した。アバター関連売上と広告関連売上は減少に転じていた
  • DeNA 2010年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [4]2010年3月期の連結業績は3月16日の修正予想を売上・利益とも約10億円上回り、要因はソーシャルゲーム。ゲーム内の機能つきアバターはモバコインで販売しゲーム等の売上に計上
    • [9]オープンプラットフォームをデベロッパーと当社の双方の事業として展開し、オープンゲームのアバター売上は一定比率で収益分配。2月以降のアクティビティ伸び率はオープンゲームが内製を上回った
    • [10]オープンプラットフォームをデベロッパーと当社の双方の事業として展開し、オープンゲームのアバター売上は一定比率で収益分配。2月以降のアクティビティ伸び率はオープンゲームが内製を上回った
  • DeNA 2013年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [5]2009年に「Mobage」で配信した「怪盗ロワイヤル」は、当時月あたり数十億円のモバコイン消費があった
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2009年3月期・2011年3月期・連結)
    • [6]連結売上高は2009年3月期37,607百万円、2011年3月期112,728百万円
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
    • [7]2010年1月「モバゲーオープンプラットフォーム」のサービスを開始
    • [12]2010年11月に米国ngmoco, LLCの持分を取得
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第12期(2010年3月期)・第13期(2011年3月期)【業績等の概要】
    • [8]オープンプラットフォームの公開タイトルは2010年3月末59社148タイトル、2011年3月末317社869タイトル
  • DeNA 2011年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [11]2011年3月期第4四半期のモバコイン消費の増加は、主にオープンゲームでのコイン消費の増加による
    • [15]「Mobage」のプラットフォームと運営ノウハウに、ngmocoとGameviewのグラフィック・アクション性を結合してスマートフォン向けソーシャルゲームを提供する。2014年度営業利益2,000億円が目標
    • [17]「Mobage」のプラットフォームと運営ノウハウに、ngmocoとGameviewのグラフィック・アクション性を結合してスマートフォン向けソーシャルゲームを提供する。2014年度営業利益2,000億円が目標
  • DeNA Annual Report 2011
    • [13]2010年9月にGameview Studios、11月にngmocoを取得。ngmocoの取得額は最大4億米ドルで過去最大。X-border戦略の一環で、海外ではスマートフォン向けソーシャルゲームに経営資源を集中
    • [14]2010年9月にGameview Studios、11月にngmocoを取得。ngmocoの取得額は最大4億米ドルで過去最大。X-border戦略の一環で、海外ではスマートフォン向けソーシャルゲームに経営資源を集中
    • [16]2010年9月にGameview Studios、11月にngmocoを取得。ngmocoの取得額は最大4億米ドルで過去最大。X-border戦略の一環で、海外ではスマートフォン向けソーシャルゲームに経営資源を集中

2011年〜守安功社長の横浜ベイスターズ取得と、コンプガチャの自主廃止

2011年6月25日、守安功氏が代表取締役社長に就任し、創業者の南場智子氏から経営を承継した。社長の交代は創業以来初めてで、南場智子氏は取締役に残って主に海外戦略を担った。守安功氏は1999年11月に入社し、2009年4月から取締役兼最高執行責任者を務めていた。モバゲーは守安功氏が自ら立ち上げ、事業の責任者として国内のソーシャルゲームの基盤に育てたサービスだった。同時に、最高財務責任者だった春田真氏が取締役会長となり、ngmocoのNeil Young氏が初の外国籍の取締役に加わった。守安功社長は、自らも策定に加わった長期目標を交代後も変えない方針を示した。

  • DeNA Annual Report 2011
    • [18]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [19]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [21]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [22]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [23]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書【役員の状況】(2012年3月期)
    • [20]守安功は平成11年11月入社、平成21年4月取締役兼執行役員COO。南場智子は平成23年6月に取締役。春田真は平成23年6月に取締役会長

DeNAは2011年12月2日、東京放送ホールディングスとBS-TBSから横浜ベイスターズの議決権66.92%を取得した。対価は現金6,500百万円で、球団は同日に横浜DeNAベイスターズへ商号を変更した。取得の理由としてDeNAは、プロ野球の発展と地域への貢献を通じたブランド価値と知名度の向上を挙げた。取得した2012年3月期のDeNAは、売上高145,729百万円、営業利益63,415百万円を計上した。上場から毎期続けて、売上高と営業利益の過去最高を更新した年だった。ゲームの利用者の外にも社名を広める手段として、球団の保有を選んだのだろう。

  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第14期(2012年3月期)【企業結合等関係】
    • [24]2011年12月2日に東京放送ホールディングス・BS-TBSから横浜ベイスターズの議決権66.92%を現金6,500百万円で取得し、横浜DeNAベイスターズへ商号変更。取得理由はプロ野球の発展・地域貢献を通じたブランド価値・知名度の向上
    • [25]2011年12月2日に東京放送ホールディングス・BS-TBSから横浜ベイスターズの議決権66.92%を現金6,500百万円で取得し、横浜DeNAベイスターズへ商号変更。取得理由はプロ野球の発展・地域貢献を通じたブランド価値・知名度の向上
    • [26]2011年12月2日に東京放送ホールディングス・BS-TBSから横浜ベイスターズの議決権66.92%を現金6,500百万円で取得し、横浜DeNAベイスターズへ商号変更。取得理由はプロ野球の発展・地域貢献を通じたブランド価値・知名度の向上
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2012年3月期・連結)
    • [27]2012年3月期の連結売上高145,729百万円、営業利益63,415百万円
  • DeNA Annual Report 2012
    • [28]2005年2月の上場から2012年3月期まで、売上高・営業利益は毎期過去最高を更新

DeNAは2012年5月9日の決算説明会で、「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)を順次中止する方針を示した。DeNAがコンプガチャを初めて導入したのは2011年10月以降で、半年あまりでの取りやめだった。DeNAは回復の見通しについて、『新たなゲームシステム導入等の施策を継続的に打ち出す効果により、第3四半期以降は、「モバコイン」消費高は上向きになっていくと見ております』と説明した。しかし2013年3月期は内製の新規タイトルでヒットが出ず、第4四半期には内製タイトルの消費が減少した。連結売上収益は2013年3月期の2,024億円から、2014年3月期には1,813億円へ減少した。規制の議論が固まる前に自ら中止を打ち出し、プラットフォームへの信頼を守ることを優先したと推察される。

  • DeNA 2012年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [29]2012年5月9日の説明会でコンプガチャの順次中止を表明。導入は2011年10月以降。第3四半期以降はモバコイン消費高が上向くと見通した
    • [30]2012年5月9日の説明会でコンプガチャの順次中止を表明。導入は2011年10月以降。第3四半期以降はモバコイン消費高が上向くと見通した
    • [31]2012年5月9日の説明会でコンプガチャの順次中止を表明。導入は2011年10月以降。第3四半期以降はモバコイン消費高が上向くと見通した
  • DeNA 2013年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [32]2012年度は内製で新規タイトルのヒットが出ず、第4四半期は国内「Mobage」の内製タイトルが落ち込んだ
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2013年3月期・2014年3月期・連結)
    • [33]連結売上収益は2013年3月期202,467百万円、2014年3月期181,313百万円
参考文献[18]-[33]
  • DeNA Annual Report 2011
    • [18]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [19]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [21]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [22]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
    • [23]2011年6月25日に守安功が代表取締役社長に就任、初の社長交代。CFOの春田真が取締役会長に。南場智子は取締役として主に海外戦略を担当。ngmoco CEOのNeil Youngが初の外国籍取締役に。守安はMobageの立ち上げを主導。長期目標は交代の影響を受けない
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書【役員の状況】(2012年3月期)
    • [20]守安功は平成11年11月入社、平成21年4月取締役兼執行役員COO。南場智子は平成23年6月に取締役。春田真は平成23年6月に取締役会長
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第14期(2012年3月期)【企業結合等関係】
    • [24]2011年12月2日に東京放送ホールディングス・BS-TBSから横浜ベイスターズの議決権66.92%を現金6,500百万円で取得し、横浜DeNAベイスターズへ商号変更。取得理由はプロ野球の発展・地域貢献を通じたブランド価値・知名度の向上
    • [25]2011年12月2日に東京放送ホールディングス・BS-TBSから横浜ベイスターズの議決権66.92%を現金6,500百万円で取得し、横浜DeNAベイスターズへ商号変更。取得理由はプロ野球の発展・地域貢献を通じたブランド価値・知名度の向上
    • [26]2011年12月2日に東京放送ホールディングス・BS-TBSから横浜ベイスターズの議決権66.92%を現金6,500百万円で取得し、横浜DeNAベイスターズへ商号変更。取得理由はプロ野球の発展・地域貢献を通じたブランド価値・知名度の向上
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2012年3月期・連結)
    • [27]2012年3月期の連結売上高145,729百万円、営業利益63,415百万円
  • DeNA Annual Report 2012
    • [28]2005年2月の上場から2012年3月期まで、売上高・営業利益は毎期過去最高を更新
  • DeNA 2012年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [29]2012年5月9日の説明会でコンプガチャの順次中止を表明。導入は2011年10月以降。第3四半期以降はモバコイン消費高が上向くと見通した
    • [30]2012年5月9日の説明会でコンプガチャの順次中止を表明。導入は2011年10月以降。第3四半期以降はモバコイン消費高が上向くと見通した
    • [31]2012年5月9日の説明会でコンプガチャの順次中止を表明。導入は2011年10月以降。第3四半期以降はモバコイン消費高が上向くと見通した
  • DeNA 2013年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [32]2012年度は内製で新規タイトルのヒットが出ず、第4四半期は国内「Mobage」の内製タイトルが落ち込んだ
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2013年3月期・2014年3月期・連結)
    • [33]連結売上収益は2013年3月期202,467百万円、2014年3月期181,313百万円

2013年〜任天堂との資本業務提携、WELQ問題と、減損511億円の最終赤字

連結売上収益はその後も減り、2015年3月期には1,424億円と2期続けて前期を下回った。その中でDeNAは2015年3月、任天堂との間で業務・資本提携の契約を締結した。両社は互いの自己株式を割り当て、約220億円ずつ株式を持ち合った。開発は画面側を任天堂、サーバなどの基盤をDeNAが受け持つ例が多く、DeNAの工数は自社単独の半分程度と見込んだ。DeNAは2017年3月期末までに、任天堂との協業で5本程度のタイトルを開発・運営する計画を示した。提携に伴うリスクを問われると、DeNAは『任天堂との協業については、お互いに補完関係にあると考えていますので、懸念事項はないと考えています』と答えた。

  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2015年3月期・連結)
    • [34]連結売上収益は2015年3月期142,419百万円(2014年3月期181,313百万円)
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
    • [35]2015年3月に任天堂株式会社との間で業務及び資本の提携に関する契約を締結
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第17期(2015年3月期)【重要な後発事象】【大株主の状況】
    • [36]自己株式15,081,000株を任天堂へ第三者割当で処分し、任天堂の自己株式1,759,400株を引き受け。それぞれ約220億円
  • DeNA 2015年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [37]2016年度末までに5本程度のタイトルを開発・運営。クライアントサイドは任天堂、サーバサイド等インフラはDeNAの分担が多く、1タイトルあたりの開発工数は自社単独の半分程度。協業は補完関係で懸念事項はない
    • [38]2016年度末までに5本程度のタイトルを開発・運営。クライアントサイドは任天堂、サーバサイド等インフラはDeNAの分担が多く、1タイトルあたりの開発工数は自社単独の半分程度。協業は補完関係で懸念事項はない
    • [39]2016年度末までに5本程度のタイトルを開発・運営。クライアントサイドは任天堂、サーバサイド等インフラはDeNAの分担が多く、1タイトルあたりの開発工数は自社単独の半分程度。協業は補完関係で懸念事項はない

DeNAは2014年にiemoとペロリの株式を取得し、ゲーム以外の領域でキュレーションプラットフォーム事業を始めた。2016年12月7日までに、DeNAはこの事業で運営する全サービスの記事の公開を停止した。著作権法などへの違反が疑われる記事と、内容が不適切な記事の掲載を指摘されたためだった。12月15日には利害関係のない委員だけで第三者委員会を設け、事実関係の調査を委ねた。2017年3月期には、この事業を含む区分で4,874百万円の減損損失を計上した。2017年7月、守安功社長は『こうしたサービスは、編集や校閲等がサービスの肝でありますし、DeNA 単独では難しいと考えています』と述べ、小学館と再開を協議していると明かした。

  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
    • [40]2014年にiemo株式会社及び株式会社ペロリの株式を取得
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【事業等のリスク】【対処すべき課題】【業績等の概要】および資産の減損・特別損失の注記、第17期(2015年3月期)【企業結合等関係】
    • [41]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
    • [42]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
    • [43]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
    • [44]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
  • DeNA 事業戦略説明会 質疑応答(2018年3月期)
    • [45]2017年7月19日の説明会で守安が回答。編集・校閲が肝でDeNA単独では難しく、小学館と検討を進めている

DeNAは2018年5月にDeNAトラベル、2019年3月にペイジェントの全株式を譲渡した。2020年3月期には51,165百万円の減損損失を計上し、親会社の所有者に帰属する当期損失は49,166百万円となった。通期の最終赤字は上場後初めてで、DeNAは『Non-GAAP 営業利益においても赤字であったというところを重く受け止めています』とした。2020年2月にはJapanTaxiとの統合で基本合意し、配車アプリ「MOV」などの事業を4月1日に同社へ承継した。同じ4月、最高執行責任者の岡村信悟氏がゲーム・エンターテインメント事業本部の副本部長を兼ねた。ゲーム事業の収益基盤の再強化に、社長と最高執行責任者が共に当たる体制だった。

  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
    • [46]2018年5月にDeNAトラベル、2019年3月にペイジェントの全株式を譲渡。2020年4月にタクシー配車アプリ等の事業をMobility Technologiesへ承継
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2020年3月期・連結)
    • [47]2020年3月期の減損損失51,165百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失49,166百万円
  • DeNA 2020年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [48]通期の最終赤字は上場後初めて。減損の大部分はのれん。ゲーム事業の収益基盤の再強化をCEO・COOで取り組む
    • [51]通期の最終赤字は上場後初めて。減損の大部分はのれん。ゲーム事業の収益基盤の再強化をCEO・COOで取り組む
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営上の重要な契約等】【重要な後発事象】
    • [49]2020年2月4日にJapanTaxiとタクシー配車アプリ等の事業統合で基本合意し、2020年4月1日に「MOV」等の事業を簡易吸収分割で承継
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書【役員の状況】(2020年3月期)
    • [50]岡村信悟は2019年4月に常務執行役員COO、2020年4月に取締役兼執行役員COOスポーツ事業本部長兼ゲーム・エンターテインメント事業本部副本部長
参考文献[34]-[51]
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2015年3月期・連結)
    • [34]連結売上収益は2015年3月期142,419百万円(2014年3月期181,313百万円)
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
    • [35]2015年3月に任天堂株式会社との間で業務及び資本の提携に関する契約を締結
    • [40]2014年にiemo株式会社及び株式会社ペロリの株式を取得
    • [46]2018年5月にDeNAトラベル、2019年3月にペイジェントの全株式を譲渡。2020年4月にタクシー配車アプリ等の事業をMobility Technologiesへ承継
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第17期(2015年3月期)【重要な後発事象】【大株主の状況】
    • [36]自己株式15,081,000株を任天堂へ第三者割当で処分し、任天堂の自己株式1,759,400株を引き受け。それぞれ約220億円
  • DeNA 2015年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [37]2016年度末までに5本程度のタイトルを開発・運営。クライアントサイドは任天堂、サーバサイド等インフラはDeNAの分担が多く、1タイトルあたりの開発工数は自社単独の半分程度。協業は補完関係で懸念事項はない
    • [38]2016年度末までに5本程度のタイトルを開発・運営。クライアントサイドは任天堂、サーバサイド等インフラはDeNAの分担が多く、1タイトルあたりの開発工数は自社単独の半分程度。協業は補完関係で懸念事項はない
    • [39]2016年度末までに5本程度のタイトルを開発・運営。クライアントサイドは任天堂、サーバサイド等インフラはDeNAの分担が多く、1タイトルあたりの開発工数は自社単独の半分程度。協業は補完関係で懸念事項はない
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【事業等のリスク】【対処すべき課題】【業績等の概要】および資産の減損・特別損失の注記、第17期(2015年3月期)【企業結合等関係】
    • [41]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
    • [42]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
    • [43]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
    • [44]iemo・ペロリの取得でキュレーションプラットフォーム事業を開始。法令違反の可能性がある記事・不適切な記事の指摘を受け2016年12月7日までに全サービスの記事公開を停止、12月15日に独立委員のみの第三者委員会を設置。2017年3月期に新規事業・その他で減損損失4,874百万円
  • DeNA 事業戦略説明会 質疑応答(2018年3月期)
    • [45]2017年7月19日の説明会で守安が回答。編集・校閲が肝でDeNA単独では難しく、小学館と検討を進めている
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2020年3月期・連結)
    • [47]2020年3月期の減損損失51,165百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失49,166百万円
  • DeNA 2020年3月期 決算説明会 質疑応答
    • [48]通期の最終赤字は上場後初めて。減損の大部分はのれん。ゲーム事業の収益基盤の再強化をCEO・COOで取り組む
    • [51]通期の最終赤字は上場後初めて。減損の大部分はのれん。ゲーム事業の収益基盤の再強化をCEO・COOで取り組む
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営上の重要な契約等】【重要な後発事象】
    • [49]2020年2月4日にJapanTaxiとタクシー配車アプリ等の事業統合で基本合意し、2020年4月1日に「MOV」等の事業を簡易吸収分割で承継
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書【役員の状況】(2020年3月期)
    • [50]岡村信悟は2019年4月に常務執行役員COO、2020年4月に取締役兼執行役員COOスポーツ事業本部長兼ゲーム・エンターテインメント事業本部副本部長

2009年〜2020年の業績

決算期 区分 売上高 営業利益経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 億円 億円 利益率
2009年03月期 連結 376 n/a 158 161 79 21.0% n/a
2010年03月期 連結 481 +27.9% 213 215 113 23.5% n/a
2011年03月期 連結 1,127 +134.3% 561 563 316 28.0% n/a
2012年03月期 連結 1,465 +30.0% 634 n/a 344 23.5% n/a
2013年03月期 連結 2,024 +38.2% 768 n/a 455 22.5% n/a
2014年03月期 連結 1,813 ▲10.4% 532 n/a 316 17.4% n/a
2015年03月期 連結 1,424 ▲21.5% 248 n/a 149 10.5% n/a
2016年03月期 連結 1,437 +0.9% 198 n/a 113 7.9% n/a
2017年03月期 連結 1,438 +0.1% 232 n/a 308 21.4% n/a
2018年03月期 連結 1,393 ▲3.1% 275 n/a 229 16.4% n/a
2019年03月期 連結 1,241 ▲10.9% 135 n/a 127 10.2% n/a
2020年03月期 連結 1,213 ▲2.3% ▲457 n/a ▲491 ▲40.5% n/a

出所:有価証券報告書

出典・参考

23件
出典・参考
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2009年3月期・2011年3月期・連結)
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第12期(2010年3月期)【沿革】【業績等の概要】
  • DeNA 2010年3月期 決算説明会 質疑応答
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第12期(2010年3月期)・第13期(2011年3月期)【業績等の概要】
  • DeNA 2011年3月期 決算説明会 質疑応答
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書【役員の状況】(2012年3月期)
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第14期(2012年3月期)【企業結合等関係】
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2012年3月期・連結)
  • DeNA 2012年3月期 決算説明会 質疑応答
  • DeNA 2013年3月期 決算説明会 質疑応答
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2013年3月期・2014年3月期・連結)
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2015年3月期・連結)
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第17期(2015年3月期)【重要な後発事象】【大株主の状況】
  • DeNA 2015年3月期 決算説明会 質疑応答
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【事業等のリスク】【対処すべき課題】【業績等の概要】および資産の減損・特別損失の注記、第17期(2015年3月期)【企業結合等関係】
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書(2020年3月期・連結)
  • DeNA 2020年3月期 決算説明会 質疑応答
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営上の重要な契約等】【重要な後発事象】
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書【役員の状況】(2020年3月期)
  • ディー・エヌ・エー 有価証券報告書 第27期(2025年3月期)【沿革】
  • DeNA Annual Report 2011
  • DeNA Annual Report 2012
  • DeNA 事業戦略説明会 質疑応答(2018年3月期)

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