建設機械メーカーランキング(国内5社・2025年度)

売上高ランキング 1位 コマツ

建設機械メーカーの売上高ランキング

コマツの4.13兆円は米州1.93兆円、オセアニア・アジア・CIS1.04兆円、欧州・アフリカ・中近東7,391億円に対し日本が4,246億円で、国内は1割に届かない。2位クボタの3.02兆円は機械2.63兆円と水・環境3,744億円の二本、3位日立建機の1.41兆円はアジア・大洋州4,615億円が最大の市場である。5社とも売上の大半を日本の外で立てている。

1位 コマツ 業績を見る 2026年3月期 連結 USGAAP 売上高 4.13兆円 +0.7%
2位 クボタ 業績を見る 2025年12月期 連結 IFRS 売上高 3.02兆円 +0.1%
3位 日立建機 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 売上収益 1.41兆円 +2.5%
4位 タダノ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上高 3,495億円 +19.9%
5位 竹内製作所 業績を見る 2026年2月期 連結 JGAAP 売上高 2,253億円 +5.7%

損益計算書の売上高(売上収益を含む)。大きい順。

売上原価率ランキング 1位 コマツ

建設機械メーカーの売上原価率ランキング

5社は69.5%から75.1%までの5.6ポイントに収まり、他のどの指標よりも開きが小さい。最も低いコマツは米州1.93兆円を筆頭に4地域へ散らし、最も高い竹内製作所は売上の大半を米国1,252億円に置く。同じ機械を同じように作る以上、原価では差が付かない。この業種の順位を動かすのは次の販管費率である。

1位 コマツ 業績を見る 2026年3月期 連結 USGAAP 売上原価 69.5% +1.7pt
2位 日立建機 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 売上原価 70.3% +1.6pt
3位 クボタ 業績を見る 2025年12月期 連結 IFRS 売上原価 70.7% +1.5pt
4位 タダノ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上原価 73.3% +2.3pt
5位 竹内製作所 業績を見る 2026年2月期 連結 JGAAP 売上原価 75.1% +1.3pt

売上原価 ÷ 売上高。低い順。

販管費率ランキング 1位 竹内製作所

建設機械メーカーの販管費率ランキング

竹内製作所の8.2%は2位コマツの16.7%の半分である。竹内は日本セグメントが678億円の売上で314億円を稼ぐ製造の拠点で、国内向けの売上は14億円、売り先は米国1,287億円・英国180億円・フランス108億円と少数に絞られる。最下位タダノの21.4%は、欧州に1,913人、米州に434人と地域ごとの組織を抱えることによる。

1位 竹内製作所 業績を見る 2026年2月期 連結 JGAAP 販管費 8.2% -0.6pt
2位 コマツ 業績を見る 2026年3月期 連結 USGAAP 販管費 16.7% +0.6pt
3位 クボタ 業績を見る 2025年12月期 連結 IFRS 販管費 20.2% +0.4pt
4位 日立建機 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 販管費 20.2% -0.4pt
5位 タダノ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 販管費 21.4% +0.5pt

販売費及び一般管理費 ÷ 売上高。低い順。

営業利益率ランキング 1位 竹内製作所

建設機械メーカーの営業利益率ランキング

竹内製作所の16.7%は販管費率8.2%がそのまま乗った数字で、日本セグメントの678億円から314億円、米国の1,287億円から67億円を得ている。最下位タダノの5.3%は、日本1,477億円で202億円を稼ぐ一方、欧州が445億円の売上で33億円の赤字を出し、米州も1,407億円に対し25億円しか残らないことによる。

1位 竹内製作所 業績を見る 2026年2月期 連結 JGAAP 営業利益 16.7% -0.7pt
2位 コマツ 業績を見る 2026年3月期 連結 USGAAP 営業利益 13.7% -2.3pt
3位 日立建機 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 営業利益 9.3% -2.0pt
4位 クボタ 業績を見る 2025年12月期 連結 IFRS 営業利益 8.8% -1.7pt
5位 タダノ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 営業利益 5.3% -2.8pt

営業利益 ÷ 売上高。高い順。

当期純利益率ランキング 1位 竹内製作所

建設機械メーカーの当期純利益率ランキング

タダノと日立建機がともに5.2%で並ぶが、来た道が違う。タダノは営業利益率5.3%がほぼそのまま残り、日立建機は9.3%から4.1ポイント落ちている。日立建機は建設機械ビジネス1.27兆円に21,707人を置き、アジア・大洋州4,615億円から中国264億円まで6地域に広がる。首位は竹内製作所の12.5%、2位はコマツの9.1%である。

1位 竹内製作所 業績を見る 2026年2月期 連結 JGAAP 当期純利益 12.5% +0.3pt
2位 コマツ 業績を見る 2026年3月期 連結 USGAAP 当期純利益 9.1% -1.6pt
3位 クボタ 業績を見る 2025年12月期 連結 IFRS 当期純利益 6.2% -1.5pt
4位 タダノ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 当期純利益 5.2% +3.0pt
5位 日立建機 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 当期純利益 5.2% -0.7pt

親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 売上高。高い順。

自己資本比率ランキング 1位 竹内製作所

建設機械メーカーの自己資本比率ランキング

竹内製作所の83.0%は2位コマツ54.7%の1.5倍、最下位クボタ38.2%の2倍を超える。竹内は連結1,366人・売上2,253億円で、日本678億円と米国1,287億円の二拠点に集約されている。クボタは機械2.63兆円に41,342人、水・環境3,744億円に8,379人を抱え、北米1.22兆円・日本6,852億円・アジア6,725億円と市場ごとに資産を置く。

1位 竹内製作所 業績を見る 2026年2月期 連結 JGAAP 自己資本 83.0% +6.3pt
2位 コマツ 業績を見る 2026年3月期 連結 USGAAP 自己資本 54.7% -0.3pt
3位 日立建機 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 自己資本 45.5% +3.0pt
4位 タダノ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 自己資本 44.9% -1.9pt
5位 クボタ 業績を見る 2025年12月期 連結 IFRS 自己資本 38.2% +1.4pt

自己資本 ÷ 総資産額。高い順。自己資本は純資産から新株予約権と非支配株主持分を除いた額。銀行の自己資本比率規制(BIS 比率)とは別の指標。

平均年収ランキング 1位 コマツ

建設機械メーカーの平均年収ランキング

コマツの902万円とクボタの861万円が上位で、竹内製作所690万円・タダノ695万円とは200万円の差がある。ただし営業利益率は竹内の16.7%がコマツの13.7%を上回り、タダノは5.3%にとどまる。年収の順位は連結67,279人・52,503人という規模の順であって、利幅の順ではない。単体はコマツ12,435人、竹内764人である。

1位 コマツ 年収を見る 2026年3月期 単体 902万円 +5.0%
2位 クボタ 年収を見る 2025年12月期 単体 861万円 +4.4%
3位 日立建機 年収を見る 2026年3月期 単体 774万円 +0.0%
4位 タダノ 年収を見る 2025年12月期 単体 695万円 +4.2%
5位 竹内製作所 年収を見る 2026年2月期 単体 690万円 +5.7%

有価証券報告書「従業員の状況」の平均年間給与。高い順。提出会社(単体)の就業人員が対象で、賞与・基準外賃金を含み、臨時従業員を含まない。連結の従業員数とは母数が違う。

連結従業員数ランキング 1位 コマツ

建設機械メーカーの連結従業員数ランキング

コマツの67,279人にクボタ52,503人、日立建機25,304人が続き、上位3社で14.5万人を占める。クボタの内訳は機械41,342人・水環境8,379人、日立建機は建設機械ビジネス21,707人・パーツサービス3,597人である。最少の竹内製作所1,366人は日本764人・中国263人・米国291人で、コマツの50分の1の人数で2,253億円を売る。

1位 コマツ 従業員数を見る 2026年3月期 連結 67,279人 +0.9%
2位 クボタ 従業員数を見る 2025年12月期 連結 52,503人 +0.8%
3位 日立建機 従業員数を見る 2026年3月期 連結 25,304人 -3.1%
4位 タダノ 従業員数を見る 2025年12月期 連結 5,997人 +22.0%
5位 竹内製作所 従業員数を見る 2026年2月期 連結 1,366人 +7.0%

有価証券報告書「従業員の状況」の連結会社の従業員数。多い順。就業人員であり、臨時従業員(平均年収の母数にも入らない)を含まない。