文具メーカーランキング(国内4社・2025年度)

文具メーカーの売上高ランキング

首位のコクヨ3,599億円はファニチャー事業1,706億円とビジネスサプライ流通事業1,026億円が主で、ステーショナリー事業は628億円にとどまる。2位オカムラ3,290億円もオフィス環境事業1,919億円・商環境事業1,162億円である。上位2社は家具の会社であり、筆記具を本業とするのはパイロットコーポレーション1,264億円と三菱鉛筆898億円になる。

1位 コクヨ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上高 3,599億円 +6.2%
2位 オカムラ 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 3,290億円 +4.6%
3位 パイロットコーポレーション 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上高 1,264億円 +0.2%
4位 三菱鉛筆 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上高 898億円 +1.1%

損益計算書の売上高。大きい順。

文具メーカーの売上原価率ランキング

4社は筆記具と家具で二分される。低いパイロットコーポレーション49.0%と三菱鉛筆50.4%は筆記具専業で、三菱鉛筆は筆記具及び筆記具周辺商品事業874億円の単一セグメントである。高いオカムラ65.4%とコクヨ59.9%は、オフィス環境事業1,919億円やファニチャー事業1,706億円という法人向けの家具を主力に置く。

1位 パイロットコーポレーション 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上原価 49.0% +0.3pt
2位 三菱鉛筆 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上原価 50.4% +3.2pt
3位 コクヨ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 売上原価 59.9% -0.8pt
4位 オカムラ 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 65.4% -1.1pt

売上原価 ÷ 売上高。低い順。

文具メーカーの販管費率ランキング

順位は原価率のちょうど裏返しで、オカムラ27.3%・コクヨ32.9%が低く、パイロットコーポレーション37.8%・三菱鉛筆38.8%が高い。筆記具は1本単位の商品を米州401億円・アジア302億円・日本294億円・欧州268億円と四つの市場へ流すため販売網の費用が要り、家具は法人向けの受注で売るため費用が原価側に寄る。

1位 オカムラ 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 27.3% +1.4pt
2位 コクヨ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 販管費 32.9% +0.1pt
3位 パイロットコーポレーション 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 販管費 37.8% +0.6pt
4位 三菱鉛筆 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 販管費 38.8% -0.2pt

販売費及び一般管理費 ÷ 売上高。低い順。

文具メーカーの営業利益率ランキング

パイロットコーポレーション13.2%・三菱鉛筆10.8%が上位で、オカムラ7.3%・コクヨ7.3%が並ぶ。原価率と販管費率を足すとパイロット86.8%、オカムラ92.7%となり、原価の安い筆記具は販管費を吸っても残る幅が大きい。オカムラは物流システム事業が15億円の営業赤字で、オフィス環境事業226億円の利益を削っている。

1位 パイロットコーポレーション 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 営業利益 13.2% -0.9pt
2位 三菱鉛筆 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 営業利益 10.8% -2.9pt
3位 オカムラ 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 7.3% -0.3pt
4位 コクヨ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 営業利益 7.3% +0.6pt

営業利益 ÷ 売上高。高い順。

文具メーカーの当期純利益率ランキング

営業利益率の順位がそのまま引き継がれ、パイロットコーポレーション9.5%・三菱鉛筆6.9%・オカムラ6.8%・コクヨ6.0%と並ぶ。ただし三菱鉛筆は前期比5.7ポイント、パイロットコーポレーションは2.5ポイント下げており、営業段階の低下幅である2.9ポイント・0.9ポイントを大きく上回る。

1位 パイロットコーポレーション 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 当期純利益 9.5% -2.5pt
2位 三菱鉛筆 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 当期純利益 6.9% -5.7pt
3位 オカムラ 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 6.8% -0.2pt
4位 コクヨ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 当期純利益 6.0% -0.5pt

親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 売上高。高い順。

文具メーカーの自己資本比率ランキング

パイロットコーポレーション80.8%・三菱鉛筆75.7%・コクヨ70.9%・オカムラ67.6%と4社とも高く、最下位でも67.6%ある。筆記具2社が上位に立つのは売上に対して抱える設備と在庫が小さいためで、連結人員もパイロット3,175人・三菱鉛筆2,871人とコクヨ8,079人の半分以下にとどまる。

1位 パイロットコーポレーション 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 自己資本 80.8% +1.7pt
2位 三菱鉛筆 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 自己資本 75.7% +3.1pt
3位 コクヨ 業績を見る 2025年12月期 連結 JGAAP 自己資本 70.9% -0.9pt
4位 オカムラ 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 67.6% +3.6pt

自己資本 ÷ 総資産額。高い順。自己資本は純資産から新株予約権と非支配株主持分を除いた額。銀行の自己資本比率規制(BIS 比率)とは別の指標。

文具メーカーの平均年収ランキング

オカムラ853万円・三菱鉛筆828万円・コクヨ786万円・パイロットコーポレーション753万円で、営業利益率13.2%で首位のパイロットが最下位に来る。年収は単体の数字であり、パイロットは連結3,175人に対し単体1,092人、オカムラは連結6,082人に対し単体4,494人と、単体の占める比率がまるで違う。

1位 オカムラ 年収を見る 2026年3月期 単体 853万円 +4.9%
2位 三菱鉛筆 年収を見る 2025年12月期 単体 828万円 +0.5%
3位 コクヨ 年収を見る 2025年12月期 単体 786万円 +0.5%
4位 パイロットコーポレーション 年収を見る 2025年12月期 単体 753万円 +3.2%

有価証券報告書「従業員の状況」の平均年間給与。高い順。提出会社(単体)の就業人員が対象で、賞与・基準外賃金を含み、臨時従業員を含まない。連結の従業員数とは母数が違う。

文具メーカーの連結従業員数ランキング

コクヨ8,079人はファニチャー事業3,839人・ステーショナリー事業2,833人・ビジネスサプライ流通事業579人・インテリアリテール事業462人という内訳で、家具側が半分を占める。オカムラ6,082人もオフィス環境事業3,717人が主である。三菱鉛筆は筆記具の単一セグメントで2,871人と最も少ない。

1位 コクヨ 従業員数を見る 2025年12月期 連結 8,079人 +5.6%
2位 オカムラ 従業員数を見る 2026年3月期 連結 6,082人 +6.9%
3位 パイロットコーポレーション 従業員数を見る 2025年12月期 連結 3,175人 +7.1%
4位 三菱鉛筆 従業員数を見る 2025年12月期 連結 2,871人 +2.5%

有価証券報告書「従業員の状況」の連結会社の従業員数。多い順。就業人員であり、臨時従業員(平均年収の母数にも入らない)を含まない。