重電メーカーランキング(国内5社・2025年度)

重電メーカーの売上高ランキング

富士電機の1.23兆円は2位明電舎3,262億円の3.8倍で、インダストリー4,644億円・エネルギー3,853億円・半導体2,343億円・食品流通1,056億円の4本を持つ。明電舎は電力インフラ1,003億円・社会システム966億円・産業電子モビリティ678億円に割れ、規模の差は事業の本数ではなく1本あたりの大きさから来る。

1位 富士電機 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 1.23兆円 +9.3%
2位 明電舎 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 3,262億円 +8.3%
3位 ダイヘン 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 2,377億円 +5.0%
4位 シンフォニアテクノロジー 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 1,282億円 +7.6%
5位 山洋電気 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 売上収益 1,073億円 +9.7%

損益計算書の売上高(売上収益を含む)。大きい順。

重電メーカーの売上原価率ランキング

5社はダイヘンとシンフォニアテクノロジーの71.2%から山洋電気の72.1%まで、わずか0.9ポイントの幅に収まる。間に明電舎71.6%・富士電機72.0%が入り、1.23兆円を売る富士電機と1,073億円の山洋電気の差は0.1ポイントしかない。受注した機器を組んで納める形が共通である以上、順位を分けているのはこの表ではなく、次の販管費率の側である。

1位 シンフォニアテクノロジー 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 71.2% -2.1pt
2位 ダイヘン 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 71.2% -0.6pt
3位 明電舎 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 71.6% -1.3pt
4位 富士電機 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 72.0% +0.3pt
5位 山洋電気 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 売上原価 72.1% -2.2pt

売上原価 ÷ 売上高。低い順。

重電メーカーの販管費率ランキング

シンフォニアテクノロジーの14.4%が最も低い。モーション機器507億円・クリーン搬送システム280億円・パワーエレクトロニクス機器251億円と装置向けに絞られ、地域も日本917億円・アジア315億円の2つで足りる。ダイヘンの20.9%はエネルギーマネジメント1,282億円・マテリアルプロセシング764億円がそれぞれ販路を抱えることによる。

1位 シンフォニアテクノロジー 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 14.4% +0.9pt
2位 富士電機 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 16.9% -0.9pt
3位 山洋電気 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 販管費 18.0% -0.2pt
4位 明電舎 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 20.1% +0.1pt
5位 ダイヘン 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 20.9% -0.1pt

販売費及び一般管理費 ÷ 売上高。低い順。

重電メーカーの営業利益率ランキング

原価率が71.2%から72.1%に固まる以上、営業利益率の順位は販管費率の順位をそのまま裏返す。販管費率が最も低いシンフォニアテクノロジーが14.4%で首位、最も高いダイヘンが7.9%で最下位となり、5社の並びは両表で完全に一致する。シンフォニアはクリーン搬送システム280億円から48億円を得ている。

1位 シンフォニアテクノロジー 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 14.4% +1.2pt
2位 富士電機 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 11.1% +0.7pt
3位 山洋電気 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 営業利益 10.1% +2.0pt
4位 明電舎 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 8.3% +1.2pt
5位 ダイヘン 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 7.9% +0.8pt

営業利益 ÷ 売上高。高い順。

重電メーカーの当期純利益率ランキング

シンフォニアテクノロジーの11.3%は営業利益率14.4%の8割を残した数字で、5社で唯一2桁に乗る。山洋電気は営業利益率10.1%から8.1%へ、富士電機は11.1%から8.0%へ下がり、ここで順位が入れ替わる。明電舎は8.3%から7.2%へ下がる。最下位ダイヘンの5.9%は営業利益率7.9%からの目減りである。

1位 シンフォニアテクノロジー 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 11.3% +1.2pt
2位 山洋電気 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 当期利益 8.1% +2.3pt
3位 富士電機 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 8.0% -0.2pt
4位 明電舎 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 7.2% +1.1pt
5位 ダイヘン 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 5.9% +0.7pt

親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 売上高。高い順。

重電メーカーの自己資本比率ランキング

山洋電気の76.9%は2位シンフォニアテクノロジーの62.3%を14ポイント上回る。売上1,073億円と5社で最も小さく、日本653億円・北米234億円・東アジア106億円で得たものを積み上げた姿である。最下位の明電舎46.8%は、社会システム事業966億円の利益が41億円にとどまる社の数字である。

1位 山洋電気 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 自己資本 76.9% -1.0pt
2位 シンフォニアテクノロジー 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 62.3% +3.6pt
3位 富士電機 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 56.9% +4.2pt
4位 ダイヘン 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 48.1% +0.4pt
5位 明電舎 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 46.8% +6.1pt

自己資本 ÷ 総資産額。高い順。自己資本は純資産から新株予約権と非支配株主持分を除いた額。銀行の自己資本比率規制(BIS 比率)とは別の指標。

重電メーカーの平均年収ランキング

ダイヘンの973万円は営業利益率7.9%で最下位に立つ社の数字であり、最下位の山洋電気683万円は自己資本比率76.9%で首位に立つ社の数字である。この表の順位は稼ぐ力とは対応しない。富士電機841万円・明電舎811万円・シンフォニアテクノロジー749万円が間に並ぶ。単体従業員はダイヘン1,203人、山洋電気1,169人でほぼ同数である。

1位 ダイヘン 年収を見る 2026年3月期 単体 973万円 +14.1%
2位 富士電機 年収を見る 2026年3月期 単体 841万円 +3.8%
3位 明電舎 年収を見る 2026年3月期 単体 811万円 +6.6%
4位 シンフォニアテクノロジー 年収を見る 2026年3月期 単体 749万円 +8.6%
5位 山洋電気 年収を見る 2026年3月期 単体 683万円 +8.2%

有価証券報告書「従業員の状況」の平均年間給与。高い順。提出会社(単体)の就業人員が対象で、賞与・基準外賃金を含み、臨時従業員を含まない。連結の従業員数とは母数が違う。

重電メーカーの連結従業員数ランキング

富士電機の26,955人はインダストリー10,856人・エネルギー6,965人・半導体5,822人・食品流通1,825人に分かれ、2位明電舎10,082人の2.7倍である。明電舎は社会システム2,558人・電力インフラ2,474人・フィールドエンジニアリング1,887人・産業電子モビリティ1,287人と4事業へほぼ均等に散る。

1位 富士電機 従業員数を見る 2026年3月期 連結 26,955人 -1.6%
2位 明電舎 従業員数を見る 2026年3月期 連結 10,082人 +2.0%
3位 ダイヘン 従業員数を見る 2026年3月期 連結 4,542人 -1.4%
4位 シンフォニアテクノロジー 従業員数を見る 2026年3月期 連結 3,729人 -0.4%
5位 山洋電気 従業員数を見る 2026年3月期 連結 3,599人 -1.3%

有価証券報告書「従業員の状況」の連結会社の従業員数。多い順。就業人員であり、臨時従業員(平均年収の母数にも入らない)を含まない。