電気工事会社ランキング(国内4社・2025年度)

売上高ランキング1位 きんでん

電気工事会社の売上高ランキング

きんでん7,507億円と関電工7,420億円が87億円差で並び、中電工2,279億円が3分の1の水準で続く。前年比は関電工+10.4%、きんでん+6.5%、中電工+2.7%である。3社とも地域別の開示がなく、事業も関電工の設備工事業7,316億円、中電工の2,044億円と単一で、規模の差はそのまま商圏の広さの差になっている。

1位きんでん業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 売上高7,507億円+6.5%
2位関電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 売上高7,420億円+10.4%
3位中電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 売上高2,279億円+2.7%

科目が違うため入れていない: 日本電設工業(完成工事高)

損益計算書の売上高。大きい順。

売上原価率(完成工事原価)ランキング1位 きんでん

電気工事会社の売上原価率(完成工事原価)ランキング

表に出るのは2社で、きんでん76.4%と関電工83.7%に7.3ポイントの開きがある。ただし販管費率は逆で、きんでんが11.5%と最も高く、関電工は5.1%と最も低い。両者を足すと88.0%と88.8%でほぼ並び、営業利益率もきんでん12.0%・関電工11.2%と0.8ポイント差にとどまる。差は費用の区分にある。

1位きんでん業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 完成工事原価76.4%-4.7pt
2位関電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 完成工事原価83.7%-2.4pt

科目が違うため入れていない: 日本電設工業(完成工事高)、中電工(売上原価)

完成工事原価 ÷ 売上高。低い順。

販管費率ランキング1位 関電工

電気工事会社の販管費率ランキング

関電工5.1%・中電工8.2%・きんでん11.5%と6.4ポイント開くが、原価率はきんでん76.4%・関電工83.7%と順序が逆になる。現場の人件費と外注費を完成工事原価に入れるか販管費に残すかで比率が動き、合計してはじめて水準が揃う。営業利益率は12.0%から11.2%までの0.8ポイントに収まる。

1位関電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 販管費5.1%-0.1pt
2位中電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 販管費8.2%+0.4pt
3位きんでん業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 販管費11.5%+1.4pt

科目が違うため入れていない: 日本電設工業(完成工事高)

販売費及び一般管理費 ÷ 売上高。低い順。

営業利益率ランキング1位 きんでん

電気工事会社の営業利益率ランキング

3社は関電工11.2%からきんでん12.0%までの0.8ポイントに収まる。原価率が76.4%と83.7%、販管費率が11.5%と5.1%と大きく開くのに結果が揃うのは、費用の区分が違うだけで工事の利幅が同じ水準にあるためである。中電工は設備工事業2,044億円で257億円、関電工は7,316億円で807億円を稼いでいる。

1位きんでん業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 営業利益12.0%+3.4pt
2位中電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 営業利益11.5%+1.7pt
3位関電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 営業利益11.2%+2.5pt

科目が違うため入れていない: 日本電設工業(完成工事高)

営業利益 ÷ 売上高。高い順。

当期純利益率ランキング1位 きんでん

電気工事会社の当期純利益率ランキング

きんでん9.3%・関電工8.6%・中電工8.1%と、営業利益率で2位だった中電工が3位に下がる。営業から純までの目減りはきんでん2.7ポイント、関電工2.6ポイント、中電工3.4ポイントで、いずれも税負担ぶんに近い。営業段階の0.8ポイント差という横並びが、そのまま純段階まで持ち越される。

1位きんでん業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 当期純利益9.3%+2.5pt
2位関電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 当期純利益8.6%+2.3pt
3位中電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 当期純利益8.1%-0.9pt

科目が違うため入れていない: 日本電設工業(完成工事高)

親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 売上高。高い順。

自己資本比率ランキング1位 中電工

電気工事会社の自己資本比率ランキング

4社とも61.4%から76.9%と高い水準に並び、首位の中電工と最下位の関電工の差は15.5ポイントにとどまる。売上高2,279億円の中電工が7,420億円の関電工を上回り、順位は規模と逆になる。開示されている事業は関電工が設備工事業7,316億円、中電工が2,044億円の単一で、工事以外に資産を抱える構造を持たない。

1位中電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 自己資本76.9%-0.2pt
2位きんでん業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 自己資本72.4%-0.5pt
3位日本電設工業業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 自己資本64.6%-1.4pt
4位関電工業績を見る2026年3月期連結 JGAAP 自己資本61.4%+0.4pt

自己資本 ÷ 総資産額。高い順。自己資本は純資産から新株予約権と非支配株主持分を除いた額。銀行の自己資本比率規制(BIS 比率)とは別の指標。

平均年収ランキング1位 関電工

電気工事会社の平均年収ランキング

関電工1,012万円ときんでん997万円が並び、日本電設工業895万円・中電工845万円が続く。売上規模では中電工2,279億円と日本電設工業がほぼ同じだが、年収では50万円開く。単体従業員は中電工3,465人、日本電設工業2,582人で、給与を払う母体が小さい側が上に立つ形になっている。

1位関電工年収を見る2026年3月期単体1,012万円+11.7%
2位きんでん年収を見る2026年3月期単体997万円+12.3%
3位日本電設工業年収を見る2026年3月期単体895万円+5.5%
4位中電工年収を見る2026年3月期単体845万円+7.0%

有価証券報告書「従業員の状況」の平均年間給与。高い順。提出会社(単体)の就業人員が対象で、賞与・基準外賃金を含み、臨時従業員を含まない。連結の従業員数とは母数が違う。

連結従業員数ランキング1位 きんでん

電気工事会社の連結従業員数ランキング

きんでん15,440人が関電工10,850人を4,590人上回る。売上高は7,507億円と7,420億円でほぼ並ぶため、1人あたりの売上は関電工が大きい。関電工は設備工事業に10,632人を置き、連結10,850人のほとんどが工事の現場にいる。中電工4,697人と日本電設工業4,645人はほぼ同規模で並ぶ。

1位きんでん従業員数を見る2026年3月期連結15,440人+7.5%
2位関電工従業員数を見る2026年3月期連結10,850人+2.8%
3位中電工従業員数を見る2026年3月期連結4,697人+1.8%
4位日本電設工業従業員数を見る2026年3月期連結4,645人-0.7%

有価証券報告書「従業員の状況」の連結会社の従業員数。多い順。就業人員であり、臨時従業員(平均年収の母数にも入らない)を含まない。