関電工 の歴史

更新:

1944年、電気工事業整備要綱による7社統合と関東配電の資本参加で設立。土木・空調管・原子力工事への業域拡張と社名変更、銚子風力開発への参加までの沿革と経緯を執筆。

創業

1944年

母体

関東配電+協立興業社ほか7社統合

創業地

東京都赤坂区溜池

直近売上高(2026/3)

7,420億円

長期業績と転換点(1997/3〜2026/3)
売上高(億円純利益率(%)
Q なぜ1944年に発注者である電力会社が自ら出資して関東電気工事をつくったのか
A 戦時下では電気工事の人員と資材を分散したまま放置できず、政府は施工力を一社に束ねる必要があった。1944年9月、「電気工事業整備要綱」に基づき協立興業社ほか7社が統合され、これに送電を担う関東配電(戦後の東京電力)が参加して関東電気工事が設立された。発注者が施工会社の株主を兼ねる関係はここで生まれ、関電工は親会社の発注に乗って送配電工事を継続受注する出自を得た。創業から80年後の2024年も東京電力グループが46.4%を握る筆頭株主であり続け、この資本構造が現代まで残る
Q なぜ2012年に施工を請け負う会社が発電事業に進出したのか
A 工事は請け負うたびに収入が一度で終わり、いくら受注しても継続収入が積み上がらない請負業の限界があった。2011年3月の東日本大震災後、2012年7月の固定価格買取制度施行で再生可能エネルギーの採算が見込めるようになると、関電工は同年10月に銚子風力開発へ資本参加し、自ら施工した設備を売り渡さずに所有・運営して発電収入を得る発電事業へ進んだ。2013年に嘉麻太陽光発電、2015年に前橋バイオマス発電を設立し、風力・太陽光・バイオマスの3領域へ広げた。東京電力との請負関係は保ったまま、稼ぎ方を一過性の工事収入から継続収入へ加えた決断である。
Q なぜ2025年に「グリーンイノベーションカンパニー」への業態転換を中期計画に掲げたのか
A 発電事業に進んだものの利益の大半はなお電気工事の請負が生み、脱炭素需要を新たな収益の柱に育てなければ請負一本の限界は消えなかった。関電工は2024年7月に再生可能エネルギー発電と新規事業の開発・運営機能をグリーンイノベーション本部へ集約し、2025年に公表した中期計画「Milestone2030」で2030年度に売上高8,000億円・営業利益600億円、温室効果ガスを2020年度比50%削減する目標を掲げ、2044年の創立100周年に「グリーンイノベーションカンパニー」を名乗る到達点に置いた。2025年3月期は売上高6,718億円・純利益423億円と過去最高益で、好業績のうちに新領域へ投資を振り向ける判断である

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1944年〜 戦時統制下の設立と東京電力エリア電気工事会社としての確立

関電工の業績推移:単体

売上高(億円)純利益率(%)
  1. 1944年 電気工事業整備要綱による7社統合と、関東配電の資本参加による関東電気工事の設立 発注する側の配電会社が設立時から株主として加わったことで、この会社は何を得て何を手放したか
  2. 1944年 8支店を開設し営業を開始
  3. 1948年 多摩支店を開設
  4. 1949年 建設業法に基づき建設大臣登録(イ)第250号取得
  5. 1970年 信越支社を開設・土木工事の営業開始・東京証券取引所市場第一部に指定
  6. 1979年 原子力関連工事の営業開始
  7. 1984年 土木・空調管・原子力工事への業域拡張と「関電工」への社名変更 業務の名前をそのまま社名にしてきた会社が、その名前で事業を説明できなくなったとき何を選んだか

「電気工事業整備要綱」が生んだ統合会社という出自

1944年9月、戦時統制経済の一環として政府が定めた[1]「電気工事業整備要綱」のもとで、㈱協立興業社ほか7社の電気工事会社が統合され[2]、これに関東配電株式会社(戦後の東京電力の前身)が参加して、資本金300万円[3]・本社東京都赤坂区溜池2番地[4]に関東電気工事株式会社が設立された。設立と同時に神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨・沼津(現静岡)の8支店を一斉に開設し[5]、関東1都7県で営業を開始した。同じ要綱による統合は九州でも進み、1944年12月に㈱営電社ほか13社が統合されて[6]、1945年3月までに全国で計19社の統合が完了している。工事を発注する配電会社が、統合される同業者と並んで新会社の資本に加わった[7]点に、この設立の特徴がある。発注元が株主を兼ねる関係はその後も途切れず、2025年3月末時点でも東京電力パワーグリッド㈱が46.35%を保有する筆頭株主[8]である。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [1]1944年9月 関東電気工事株式会社を設立
    • [2]電気工事業整備要綱に基づき㈱協立興業社ほか7社が統合、関東配電㈱が参加して設立
    • [3]設立時資本金300万円
    • [4]設立時本社所在地は東京都赤坂区溜池2番地
    • [5]設立と同時に神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨・沼津の8支店を開設
    • [7]発注元の関東配電が統合各社と並んで新会社に出資
  • クラフティア(旧 九州電気工事)有価証券報告書【沿革】
    • [6]九州でも同要綱により1944年12月に㈱営電社ほか13社が統合、1945年3月までに計19社の統合が完了
  • 関電工 有価証券報告書(2025年3月期)【大株主の状況】
    • [8]2025年3月31日現在 東京電力パワーグリッド㈱が94,753千株・46.35%を保有する筆頭株主(東京電力グループ持株比率46.4%)

戦後の電気工事業は1949年の建設業法成立で法的な位置づけを得て、関東電気工事は1949年10月に建設大臣登録(イ)第250号を受けた[9]。前年の1948年3月には多摩支店を設けて[10]いる。1951年の電気事業再編成令で関東配電は東京電力株式会社へ再編されたが、元請と施工請負の関係は新会社へそのまま継承された[11]。1959年1月には大阪支社(現関西支店)を設置[12]し、東京電力エリアの外に初めて拠点を構えた。1960年9月に本社を東京都文京区湯島4丁目1番18号へ移し[13]、1961年7月には應用電気㈱(現関工商事㈱)に資本参加[14]している。1961年10月、東京証券取引所市場第二部へ上場し[15]、資本金は3億5千万円[16]となった。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [9]1949年10月 建設業法に基づく建設大臣登録(イ)第250号を取得
    • [10]1948年3月 多摩支店を設置
    • [11]1951年の電気事業再編成令で関東配電が東京電力へ再編、元請・施工請負関係は継承
    • [12]1959年1月 大阪支社(現関西支店)を設置し東京電力エリア外に初の拠点
    • [13]1960年9月 本社を東京都文京区湯島4丁目1番18号へ移転
    • [14]1961年7月 應用電気㈱(現関工商事㈱)に資本参加
    • [15]1961年10月 東京証券取引所市場第二部に上場
    • [16]上場時資本金3億5千万円

1970年1月に仙台支社(現東北支店)[17]、同年2月に信越支社(現長野支店)を設置すると同時に土木工事の営業を開始し、東京証券取引所市場第一部に指定された[18](資本金17億円[19])。同年5月には空調管工事(現環境設備工事)の営業を開始[20]、同年8月に札幌支社(現北海道支店)を設置[21]し、1971年4月には第一企業㈱(現㈱関工パワーテクノ)へ資本参加[22]した。営業網の広域化と工種の追加が重なり、単体売上高は1971年3月期の605億円から1975年3月期に1,045億円、1980年3月期には1,933億円へ伸びた[23]。1975年3月期の受注工事高は屋内線工事560億円が51%を占め、配電線工事317億円の29%を上回った[24]

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [17]1970年1月 仙台支社(現東北支店)を設置
    • [18]1970年2月 信越支社設置・土木工事の営業開始・東京証券取引所市場第一部に指定
    • [19]東証1部指定時の資本金17億円
    • [20]1970年5月 空調管工事(現環境設備工事)の営業を開始
    • [21]1970年8月 札幌支社(現北海道支店)を設置
    • [22]1971年4月 第一企業㈱(現㈱関工パワーテクノ)に資本参加
  • 会社年鑑(各年版)
    • [23]単体売上高 1971年3月期605億円・1975年3月期1,045億円・1980年3月期1,933億円
  • 会社年鑑(1976年版)
    • [24]1975年3月期の受注工事高は屋内線工事56,050百万円(51%)、配電線工事31,772百万円(29%)
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [1]1944年9月 関東電気工事株式会社を設立
    • [2]電気工事業整備要綱に基づき㈱協立興業社ほか7社が統合、関東配電㈱が参加して設立
    • [3]設立時資本金300万円
    • [4]設立時本社所在地は東京都赤坂区溜池2番地
    • [5]設立と同時に神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨・沼津の8支店を開設
    • [7]発注元の関東配電が統合各社と並んで新会社に出資
    • [9]1949年10月 建設業法に基づく建設大臣登録(イ)第250号を取得
    • [10]1948年3月 多摩支店を設置
    • [11]1951年の電気事業再編成令で関東配電が東京電力へ再編、元請・施工請負関係は継承
    • [12]1959年1月 大阪支社(現関西支店)を設置し東京電力エリア外に初の拠点
    • [13]1960年9月 本社を東京都文京区湯島4丁目1番18号へ移転
    • [14]1961年7月 應用電気㈱(現関工商事㈱)に資本参加
    • [15]1961年10月 東京証券取引所市場第二部に上場
    • [16]上場時資本金3億5千万円
    • [17]1970年1月 仙台支社(現東北支店)を設置
    • [18]1970年2月 信越支社設置・土木工事の営業開始・東京証券取引所市場第一部に指定
    • [19]東証1部指定時の資本金17億円
    • [20]1970年5月 空調管工事(現環境設備工事)の営業を開始
    • [21]1970年8月 札幌支社(現北海道支店)を設置
    • [22]1971年4月 第一企業㈱(現㈱関工パワーテクノ)に資本参加
  • クラフティア(旧 九州電気工事)有価証券報告書【沿革】
    • [6]九州でも同要綱により1944年12月に㈱営電社ほか13社が統合、1945年3月までに計19社の統合が完了
  • 関電工 有価証券報告書(2025年3月期)【大株主の状況】
    • [8]2025年3月31日現在 東京電力パワーグリッド㈱が94,753千株・46.35%を保有する筆頭株主(東京電力グループ持株比率46.4%)
  • 会社年鑑(各年版)
    • [23]単体売上高 1971年3月期605億円・1975年3月期1,045億円・1980年3月期1,933億円
  • 会社年鑑(1976年版)
    • [24]1975年3月期の受注工事高は屋内線工事56,050百万円(51%)、配電線工事31,772百万円(29%)

原子力工事参入と「関電工」への自己定義変化

1973年6月、総合教育センター(現人材育成センター)を設置[25]し、施工現場の技能者を自社で育てる体制を制度化した。1974年4月には建設業法改正に対応して建設大臣許可(特-49)第3885号を受け[26]、特定建設業者となった。1976年6月には建設大臣許可(般-51)第3885号[27]も受けている。1979年7月には原子力関連工事の営業を開始[28]し、電気工事の対象に原子力発電所を加えた。単体売上高は1982年3月期に2,441億円まで伸びた後、1983年3月期は2,272億円へ落ち込み、1984年3月期に2,451億円[29]へ戻している。原子力工事への参入から36年後の2015年7月には、福島原子力事故からの復興工事を担う福島本部が置かれた[30]

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [25]1973年6月 総合教育センター(現人材育成センター)を設置
    • [26]1974年4月 建設業法改正に対応し建設大臣許可(特-49)第3885号を取得
    • [27]1976年6月 建設大臣許可(般-51)第3885号を取得
    • [28]1979年7月 原子力関連工事の営業開始
    • [30]2015年7月 福島本部を設置(原子力関連工事営業開始から36年後)
  • 会社年鑑(各年版)
    • [29]単体売上高 1982年3月期2,441億円・1983年3月期2,272億円・1984年3月期2,451億円

1981年10月、シンガポールに事務所(現シンガポール支社)を置き[31]、初の海外拠点とした。1970年の土木工事・空調管工事への参入、1979年の原子力関連工事の営業開始に続く事業範囲の拡張[32]であった。1985年3月期の受注工事高を見ると、配電線工事1,316億円が48%、屋内線・空調管工事1,084億円が39%、工務関係工事365億円が13%[33]を占め、東京電力向けの配電線工事と民間向けの屋内線・空調管工事が受注の二本柱として並んだ。単体の経常利益も1979年3月期の96億円から1981年3月期には139億円へ伸びている[34]

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [31]1981年10月 シンガポール事務所(現支社)を設置、初の海外拠点
    • [32]1970年の土木工事・空調管工事参入、1979年の原子力関連工事営業開始に続く事業範囲の拡張
  • 会社年鑑(1986年版)
    • [33]1985年3月期の受注工事高は配電線工事1,316億円(48%)、屋内線・空調管工事1,084億円(39%)、工務関係工事365億円(13%)
  • 会社年鑑(各年版)
    • [34]単体経常利益 1979年3月期96億円・1981年3月期139億円

1984年9月、創業から40年使い続けた「関東電気工事」の商号を「株式会社関電工」へ変更[35]した。社名から「電気工事」の四文字が外れ[36]、略称として通っていた「関電工」が正式な商号になった。同年11月には関工不動産管理㈱(現㈱ケイアセットマネジメント)を設立[37]し、施工以外の領域へも足を伸ばしている。商号変更時点の規模は、1985年3月期の単体売上高2,766億円・経常利益141億円・当期純利益53億円[38]であった。同じ要綱で生まれた九州電気工事も、1989年12月に「九電工」へ商号を変更[39]している。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [35]1984年9月 社名を「関東電気工事」から「株式会社関電工」に変更
    • [36]商号変更で社名から「電気工事」が外れ、略称の「関電工」が正式商号になった
    • [37]1984年11月 関工不動産管理㈱(現㈱ケイアセットマネジメント)を設立
  • 会社年鑑(1986年版)
    • [38]1985年3月期の単体業績は売上高2,766億円・経常利益141億円・当期純利益53億円
  • クラフティア(旧 九電工)有価証券報告書【沿革】
    • [39]九州電気工事は1989年12月に「九電工」へ商号を変更
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [25]1973年6月 総合教育センター(現人材育成センター)を設置
    • [26]1974年4月 建設業法改正に対応し建設大臣許可(特-49)第3885号を取得
    • [27]1976年6月 建設大臣許可(般-51)第3885号を取得
    • [28]1979年7月 原子力関連工事の営業開始
    • [30]2015年7月 福島本部を設置(原子力関連工事営業開始から36年後)
    • [31]1981年10月 シンガポール事務所(現支社)を設置、初の海外拠点
    • [32]1970年の土木工事・空調管工事参入、1979年の原子力関連工事営業開始に続く事業範囲の拡張
    • [35]1984年9月 社名を「関東電気工事」から「株式会社関電工」に変更
    • [36]商号変更で社名から「電気工事」が外れ、略称の「関電工」が正式商号になった
    • [37]1984年11月 関工不動産管理㈱(現㈱ケイアセットマネジメント)を設立
  • 会社年鑑(各年版)
    • [29]単体売上高 1982年3月期2,441億円・1983年3月期2,272億円・1984年3月期2,451億円
    • [34]単体経常利益 1979年3月期96億円・1981年3月期139億円
  • 会社年鑑(1986年版)
    • [33]1985年3月期の受注工事高は配電線工事1,316億円(48%)、屋内線・空調管工事1,084億円(39%)、工務関係工事365億円(13%)
    • [38]1985年3月期の単体業績は売上高2,766億円・経常利益141億円・当期純利益53億円
  • クラフティア(旧 九電工)有価証券報告書【沿革】
    • [39]九州電気工事は1989年12月に「九電工」へ商号を変更

1985年〜 関電工としての多角化と東京電力依存構造の固定化

関電工の業績推移

売上高(億円)純利益率(%)
  1. 1985年 第1回無担保転換社債100億円の発行
  2. 1988年 本社を移転
  3. 1991年 九州支店を開設
  4. 1993年 つくば技術研究所を新設
  5. 1994年 ベイテクノを設立
  6. 1997年 茨城・栃木・群馬・山梨・静岡の各ケイテクノ5社を設立
  7. 1998年 神奈川ケイテクノ・千葉ケイテクノ・埼玉ケイテクノを設立

バブル期の事業領域拡張と無担保転換社債100億円による資金調達

1985年1月、東京工事警備㈱に資本参加[40]し、警備サービスを事業に加えた。同年5月には第1回無担保転換社債100億円を発行[41]している。資本金17億円に対し、6倍近い額[42]を無担保の社債で調達した。1987年7月には関工メンテナンスサービス㈱(現㈱関工ファシリティーズ)を設立[43]し、施工を終えた建物の設備管理という継続収入の事業を組成した。1988年12月には本社を東京都港区芝浦4丁目8番33号へ移し[44]、現在地となっている。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [40]1985年1月 東京工事警備㈱に資本参加
    • [41]1985年5月 第1回無担保転換社債100億円を発行
    • [42]東証1部指定時の資本金17億円に対し転換社債は100億円
    • [43]1987年7月 関工メンテナンスサービス㈱(現㈱関工ファシリティーズ)を設立
    • [44]1988年12月 本社を東京都港区芝浦4丁目8番33号(現在地)に移転

1990年4月に名古屋支店[45]、1991年7月に九州支店を設置[46]し、東京電力エリアの外にも支店を並べた。1993年7月にはつくば技術研究所(現技術研究所)[47]、1994年7月に㈱ベイテクノを設け[48]、1997年7月には中央支店(現東京支店)を置いて[49]いる。ただし受注の中身は変わらず、1998年時点の関電工は電力会社とゼネコンという二つの発注元への依存からの転換を迫られていた[50]。関西電力系のきんでんや中国電力系の中電工が戦後早くから電力への依存を薄めた[51]のに対し、首都圏という電力需要の最も旺盛な地域を受け持つ関電工は東京電力からの受注が多く、コスト面の甘さが残ったと指摘された。社員一人当たりの人件費も、電力会社系の設備工事大手のなかで際立って重かった[52]

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [45]1990年4月 名古屋支店を設置
    • [46]1991年7月 九州支店を設置
    • [47]1993年7月 つくば技術研究所(現技術研究所)を設置
    • [48]1994年7月 ㈱ベイテクノを設立
    • [49]1997年7月 中央支店(現東京支店)を設置
  • 日経ビジネス 1998年2月2日号
    • [50]1998年時点で関電工は電力会社とゼネコンという二つの発注元への依存からの転換を迫られていた
    • [51]関西電力系のきんでん・中国電力系の中電工は早くから電力依存を薄め、首都圏を受け持つ関電工は東電受注が多くコスト面の甘さが残ったと指摘された
    • [52]社員一人当たりの人件費が電力会社系の設備工事大手のなかで際立って重かった

1997年10月に㈱茨城ケイテクノ・栃木ケイテクノ・群馬ケイテクノ・山梨ケイテクノ・静岡ケイテクノの5社[53]、1998年7月に㈱神奈川ケイテクノ・千葉ケイテクノ・埼玉ケイテクノの3社を設立[54]した。電柱工事など配電設備の保守部門を子会社へ移し[55]、本社の社員を転籍させる再編で、東京電力エリアの各県に施工子会社を配置する構造ができた。同じ時期、ゼネコンからの請負工事は採算が悪化し、星野聰史社長は「採算が合わないほどひどいものは、お断りせざるを得ない」[56]と述べている。関電工はビルの改装に伴うリニューアル工事の専門部署を設け[57]、保守・点検を足がかりに顧客へ密着して受注機会を広げる路線へ転じた。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [53]1997年10月 ㈱茨城・栃木・群馬・山梨・静岡ケイテクノ5社を設立
    • [54]1998年7月 ㈱神奈川・千葉・埼玉ケイテクノ3社を設立
  • 日経ビジネス 1998年2月2日号
    • [55]配電設備の保守部門を子会社へ移し本社の社員を転籍させた
    • [56]関電工社長の星野聰史氏による発言(ゼネコンからの請負工事の採算悪化について)
    • [57]リニューアル工事の専門部署を設置し、保守・点検による顧客密着で受注機会を広げる方針を取った
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [40]1985年1月 東京工事警備㈱に資本参加
    • [41]1985年5月 第1回無担保転換社債100億円を発行
    • [42]東証1部指定時の資本金17億円に対し転換社債は100億円
    • [43]1987年7月 関工メンテナンスサービス㈱(現㈱関工ファシリティーズ)を設立
    • [44]1988年12月 本社を東京都港区芝浦4丁目8番33号(現在地)に移転
    • [45]1990年4月 名古屋支店を設置
    • [46]1991年7月 九州支店を設置
    • [47]1993年7月 つくば技術研究所(現技術研究所)を設置
    • [48]1994年7月 ㈱ベイテクノを設立
    • [49]1997年7月 中央支店(現東京支店)を設置
    • [53]1997年10月 ㈱茨城・栃木・群馬・山梨・静岡ケイテクノ5社を設立
    • [54]1998年7月 ㈱神奈川・千葉・埼玉ケイテクノ3社を設立
  • 日経ビジネス 1998年2月2日号
    • [50]1998年時点で関電工は電力会社とゼネコンという二つの発注元への依存からの転換を迫られていた
    • [51]関西電力系のきんでん・中国電力系の中電工は早くから電力依存を薄め、首都圏を受け持つ関電工は東電受注が多くコスト面の甘さが残ったと指摘された
    • [52]社員一人当たりの人件費が電力会社系の設備工事大手のなかで際立って重かった
    • [55]配電設備の保守部門を子会社へ移し本社の社員を転籍させた
    • [56]関電工社長の星野聰史氏による発言(ゼネコンからの請負工事の採算悪化について)
    • [57]リニューアル工事の専門部署を設置し、保守・点検による顧客密着で受注機会を広げる方針を取った

同業買収による事業拡張と非伝統領域への参入

2000年11月に㈱ネットセーブを設立[58]し、情報通信の領域へ手を伸ばした。2001年12月には宅地建物取引業者免許(東京都知事(1)第80352号)を受け[59]、不動産取引業へも進んでいる。2003年5月には、関西で電気工事を手がける阪急電気工事㈱(現㈱阪電工)へ資本参加[60]した。周辺領域への進出と同業への出資が続く一方、連結売上高は2002年3月期の5,000億円から2003年3月期に4,351億円、2004年3月期には4,260億円へ後退[61]し、2005年3月期も4,309億円・経常利益107億円・当期純利益62億円[62]にとどまった。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [58]2000年11月 ㈱ネットセーブを設立
    • [59]2001年12月 宅地建物取引業者免許(東京都知事(1)第80352号)を取得
    • [60]2003年5月 阪急電気工事㈱(現㈱阪電工)に資本参加
  • 関電工 有価証券報告書(連結)
    • [61]連結売上高 2002年3月期5,000億円・2003年3月期4,351億円・2004年3月期4,260億円
    • [62]2005年3月期 連結売上高4,309億円・経常利益107億円・当期純利益62億円

2004年6月には㈱TLC(現㈱タワーライン・ソリューション)へ資本参加[63]し、鉄塔・送電線という送配電インフラの基幹施工へ領域を広げた。2008年4月には、名古屋証券取引所市場第二部に上場していた川崎設備工業㈱へ資本参加[64]し、中部圏の設備工事会社をグループに加えた。この間の連結業績は、2006年3月期に売上高4,370億円・営業利益107億円・当期純利益84億円[65]を確保したものの、2007年3月期は営業利益44億円・当期純利益43億円へ落ち込んだ[66]。2008年3月期には売上高4,686億円・営業利益65億円[67]へ戻している。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [63]2004年6月 ㈱TLC(現㈱タワーライン・ソリューション)に資本参加
    • [64]2008年4月 川崎設備工業㈱に資本参加(名古屋証券取引所市場第二部上場)
  • 関電工 有価証券報告書(連結)
    • [65]2006年3月期 連結売上高4,370億円・営業利益107億円・当期純利益84億円
    • [66]2007年3月期 連結営業利益44億円・当期純利益43億円
    • [67]2008年3月期 連結売上高4,686億円・営業利益65億円

2011年3月の東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故[68]は、発注元である東京電力の設備投資を揺さぶった。2012年3月期の連結売上高は4,418億円・営業利益80億円・経常利益91億円・当期純利益19億円まで落ち、前期の売上高4,625億円・当期純利益59億円[69]を下回った。震災後には、廃炉と除染の工事、配電網の復旧と強靭化、再生可能エネルギー発電設備の建設[70]が新たな受注領域として一度に立ち上がっている。連結従業員数は2012年3月期末で8,746人、翌2013年3月期末で8,732人[71]であった。

  • 関電工 有価証券報告書(2012年3月期・連結)
    • [68]2011年3月 東日本大震災・福島第一原子力発電所事故
    • [69]2012年3月期 連結売上高4,418億円・営業利益80億円・経常利益91億円・当期純利益19億円(前期は売上高4,625億円・当期純利益59億円)
  • 関電工 統合報告書2024
    • [70]震災後の新領域=廃炉・除染工事、配電網の復旧・強靭化、再生可能エネルギー発電設備の建設
  • 関電工 有価証券報告書【従業員の状況】
    • [71]連結従業員数 2012年3月期末8,746人・2013年3月期末8,732人
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [58]2000年11月 ㈱ネットセーブを設立
    • [59]2001年12月 宅地建物取引業者免許(東京都知事(1)第80352号)を取得
    • [60]2003年5月 阪急電気工事㈱(現㈱阪電工)に資本参加
    • [63]2004年6月 ㈱TLC(現㈱タワーライン・ソリューション)に資本参加
    • [64]2008年4月 川崎設備工業㈱に資本参加(名古屋証券取引所市場第二部上場)
  • 関電工 有価証券報告書(連結)
    • [61]連結売上高 2002年3月期5,000億円・2003年3月期4,351億円・2004年3月期4,260億円
    • [62]2005年3月期 連結売上高4,309億円・経常利益107億円・当期純利益62億円
    • [65]2006年3月期 連結売上高4,370億円・営業利益107億円・当期純利益84億円
    • [66]2007年3月期 連結営業利益44億円・当期純利益43億円
    • [67]2008年3月期 連結売上高4,686億円・営業利益65億円
  • 関電工 有価証券報告書(2012年3月期・連結)
    • [68]2011年3月 東日本大震災・福島第一原子力発電所事故
    • [69]2012年3月期 連結売上高4,418億円・営業利益80億円・経常利益91億円・当期純利益19億円(前期は売上高4,625億円・当期純利益59億円)
  • 関電工 統合報告書2024
    • [70]震災後の新領域=廃炉・除染工事、配電網の復旧・強靭化、再生可能エネルギー発電設備の建設
  • 関電工 有価証券報告書【従業員の状況】
    • [71]連結従業員数 2012年3月期末8,746人・2013年3月期末8,732人

2012年〜 発電事業者への業態転換とグリーンイノベーションカンパニーへの再定義

関電工の業績推移:連結

売上高(億円)純利益率(%)
  1. 2012年 銚子風力開発への資本参加による発電事業への進出 造って引き渡す会社が、造ったものを持ち続ける側に回ると、損益計算書には何が増えるか
  2. 2015年 前橋バイオマス発電を設立
  3. 2016年 2021年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債200億円の発行
  4. 2016年 佐藤建設工業に資本参加
  5. 2017年 千葉・茨城・栃木・群馬・西関東・静岡パワーテクノを設立
  6. 2022年 プライム市場に移行

風力・太陽光・バイオマス ── 施工請負業から発電事業者への業態転換

2012年7月に固定価格買取制度が施行され、再生可能エネルギー発電で採算が見込める条件が整った。同年10月、関電工は銚子風力開発㈱の議決権90.0%を取得して資本参加[72]し、発電事業を始めた。資本金4億円の同社は千葉県銚子市[73]に銚子風力発電所(13,500kW・2004年11月運転開始)と八木風力発電所(9,000kW・2006年7月運転開始)[74]を持ち、すでに動いている設備をそのまま引き受ける形の参入であった。2013年3月には嘉麻太陽光発電㈱を設立[75]し、2014年3月期から両社を連結の範囲に含めるとともに、戦略事業本部を新設[76]して発電事業を運営する体制を社内に置いた。2015年6月には前橋バイオマス発電㈱を設立[77]し、風力・太陽光・バイオマスの3領域がそろった。

  • 関電工 有価証券報告書(2014年3月期)【関係会社の状況】
    • [72]2012年10月 銚子風力開発㈱に資本参加、議決権所有割合90.0%
    • [73]銚子風力開発㈱の資本金400百万円、所在地は千葉県銚子市
    • [74]銚子風力発電所13,500kW・2004年11月運転開始、八木風力発電所9,000kW・2006年7月運転開始
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [75]2013年3月 嘉麻太陽光発電㈱を設立
    • [77]2015年6月 前橋バイオマス発電㈱を設立
  • 関電工 有価証券報告書(2014年3月期)【事業の内容】
    • [76]2014年3月期から銚子風力開発㈱・嘉麻太陽光発電㈱を連結の範囲に含め、戦略事業本部を新設

2015年7月、福島原子力事故からの復興工事を担う福島本部を設けた[78]。1979年7月の原子力関連工事の営業開始から36年後の組織変更[79]で、東京電力との事業関係を地理的にも組織的にも切り分ける措置となった。2016年3月には2021年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債200億円を発行[80]している。1985年5月の第1回無担保転換社債100億円から31年ぶりの転換社債[81]で、調達額は倍になった。発電設備はその後も積み増し、2024年3月末で19か所・総発電設備容量66.6MW[82]に達している。ただし採算は安定せず、その他セグメントでは減損損失を2024年3月期に33億円、2025年3月期に20億円計上した[83]

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [78]2015年7月 福島本部を設置
    • [79]1979年7月の原子力関連工事営業開始から36年後の福島本部設置
    • [80]2016年3月 2021年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債200億円を発行
    • [81]1985年5月の第1回無担保転換社債100億円から31年ぶりの転換社債で調達額は倍
  • 関電工 統合報告書2024
    • [82]2024年3月31日現在の再生可能エネルギー発電所は19か所・総発電設備容量66.6MW
  • 関電工 有価証券報告書(2025年3月期)【セグメント情報】
    • [83]発電事業の減損損失は その他セグメントで2024年3月期3,317百万円・2025年3月期2,007百万円

2016年4月に㈱神奈川パワーテクノ・埼玉パワーテクノ[84]、2017年7月に㈱千葉パワーテクノ・茨城パワーテクノ・栃木パワーテクノ・群馬パワーテクノ・西関東パワーテクノ・静岡パワーテクノの6社を設立[85]した。1997年から1998年にかけて設けた「ケイテクノ」8社[86]に続き、東京電力エリアの各県へ送配電施工の子会社を置き直す再編である。2016年10月には佐藤建設工業㈱へ資本参加[87]し、土木工事の施工体制も補った。東京電力向けの受注はその後も基幹であり続け、2025年3月期の単体完成工事高5,831億円のうち東京電力グループ向けは1,417億円、配電線工事1,267億円のうち1,114億円[88]が東京電力グループからの受注であった。

  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [84]2016年4月 ㈱神奈川・埼玉パワーテクノを設立
    • [85]2017年7月 ㈱千葉・茨城・栃木・群馬・西関東・静岡パワーテクノ6社を設立
    • [86]1997年10月と1998年7月に設立したケイテクノは計8社
    • [87]2016年10月 佐藤建設工業㈱に資本参加
  • 関電工 有価証券報告書(2025年3月期)【生産、受注及び販売の状況】
    • [88]2025年3月期の単体完成工事高5,831億円、東京電力グループ向け1,417億円、配電線工事1,267億円のうち東京電力グループ向け1,114億円
  • 関電工 有価証券報告書(2014年3月期)【関係会社の状況】
    • [72]2012年10月 銚子風力開発㈱に資本参加、議決権所有割合90.0%
    • [73]銚子風力開発㈱の資本金400百万円、所在地は千葉県銚子市
    • [74]銚子風力発電所13,500kW・2004年11月運転開始、八木風力発電所9,000kW・2006年7月運転開始
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [75]2013年3月 嘉麻太陽光発電㈱を設立
    • [77]2015年6月 前橋バイオマス発電㈱を設立
    • [78]2015年7月 福島本部を設置
    • [79]1979年7月の原子力関連工事営業開始から36年後の福島本部設置
    • [80]2016年3月 2021年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債200億円を発行
    • [81]1985年5月の第1回無担保転換社債100億円から31年ぶりの転換社債で調達額は倍
    • [84]2016年4月 ㈱神奈川・埼玉パワーテクノを設立
    • [85]2017年7月 ㈱千葉・茨城・栃木・群馬・西関東・静岡パワーテクノ6社を設立
    • [86]1997年10月と1998年7月に設立したケイテクノは計8社
    • [87]2016年10月 佐藤建設工業㈱に資本参加
  • 関電工 有価証券報告書(2014年3月期)【事業の内容】
    • [76]2014年3月期から銚子風力開発㈱・嘉麻太陽光発電㈱を連結の範囲に含め、戦略事業本部を新設
  • 関電工 統合報告書2024
    • [82]2024年3月31日現在の再生可能エネルギー発電所は19か所・総発電設備容量66.6MW
  • 関電工 有価証券報告書(2025年3月期)【セグメント情報】
    • [83]発電事業の減損損失は その他セグメントで2024年3月期3,317百万円・2025年3月期2,007百万円
  • 関電工 有価証券報告書(2025年3月期)【生産、受注及び販売の状況】
    • [88]2025年3月期の単体完成工事高5,831億円、東京電力グループ向け1,417億円、配電線工事1,267億円のうち東京電力グループ向け1,114億円

「Milestone2030」── 100周年へのロードマップ

2016年3月期の連結売上高は4,477億円・経常利益171億円・当期純利益94億円[89]であった。2017年3月期には連結売上高4,709億円・経常利益273億円・当期純利益175億円[90]と利益が伸び、2019年3月期は連結売上高5,635億円・経常利益307億円・当期純利益197億円[91]、2020年3月期には連結売上高6,161億円・経常利益355億円・当期純利益225億円[92]へ達した。施工の人員も増え、連結従業員数は2016年3月期末の8,915人から2020年3月期末に10,003人[93]となった。

  • 関電工 有価証券報告書(連結)
    • [89]2016年3月期 連結売上高4,477億円・経常利益171億円・当期純利益94億円
    • [90]2017年3月期 連結売上高4,709億円・経常利益273億円・当期純利益175億円
    • [91]2019年3月期 連結売上高5,635億円・経常利益307億円・当期純利益197億円
    • [92]2020年3月期 連結売上高6,161億円・経常利益355億円・当期純利益225億円
  • 関電工 有価証券報告書【従業員の状況】
    • [93]連結従業員数 2016年3月期末8,915人・2020年3月期末10,003人

2020年6月、仲摩俊男氏が第13代社長に就任[94]した。1982年に入社し、埼玉支社長・北関東北信越営業本部長を経て副社長[95]を務めた生え抜きである。仲摩俊男社長は営業担当3年目に主要顧客の本社建て替えを11社の共同企業体で担った際、施主の求める建物性能が高くて採算が合わず[96]、赤字回避へ全社で走り回った経験を語っている。2021年3月期の連結売上高は5,560億円・営業利益300億円・当期純利益201億円、2022年3月期は連結売上高4,956億円・営業利益306億円・当期純利益203億円[97]で、売上高が減っても利益は保たれた。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しにより、関電工はプライム市場へ移った[98]

  • 関電工 有価証券報告書【役員の状況】
    • [94]仲摩俊男 2020年6月 第13代社長に就任
    • [95]仲摩俊男 1982年4月入社、2014年10月 北関東・北信越営業本部長 兼 埼玉支社長、2017年6月 代表取締役副社長
    • [96]関電工社長の仲摩俊男氏による発言(営業担当3年目、主要顧客本社建て替えを11社JVで担当、採算難で赤字回避に奔走)
  • 関電工 有価証券報告書(連結)
    • [97]2021年3月期 連結売上高5,560億円・営業利益300億円・当期純利益201億円、2022年3月期 連結売上高4,956億円・営業利益306億円・当期純利益203億円
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [98]2022年4月 東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行

2023年3月期の連結売上高は5,415億円・経常利益340億円・当期純利益211億円[99]、2024年3月期は連結売上高5,984億円・経常利益426億円・当期純利益273億円[100]、2025年3月期には連結売上高6,718億円・営業利益583億円・経常利益594億円・当期純利益423億円[101]と過去最高益を更新した。当期純利益は前期比55.0%増、ROEは7.8%から11.5%へ、PBRは0.64から1.07へ[102]上がっている。2024年7月には、再生可能エネルギー発電と新規事業の開発・運営機能を統合したグリーンイノベーション本部を設けた[103]。2025年に公表した中期経営計画「Milestone2030」は、2030年度に売上高8,000億円・営業利益600億円、温室効果ガス排出量を2020年度比50%削減する目標[104]を掲げ、2044年の創立100周年に「グリーンイノベーションカンパニー」となる到達点[105]を置いた。2025年4月には田母神博文氏が第14代社長に就任[106]した。

  • 関電工 有価証券報告書(連結)
    • [99]2023年3月期 連結売上高5,415億円・経常利益340億円・当期純利益211億円
    • [100]2024年3月期 連結売上高5,984億円・経常利益426億円・当期純利益273億円
    • [101]2025年3月期 連結売上高6,718億円・営業利益583億円・経常利益594億円・当期純利益423億円で過去最高益
    • [102]2025年3月期の当期純利益は前期比+55.0%、ROEは7.8%から11.5%、PBRは0.64から1.07
  • 関電工 統合報告書2024
    • [103]2024年7月 再生可能エネルギー発電事業と新規事業の開発・運営機能を統合したグリーンイノベーション本部を新設
  • 関電工 中期経営計画(Milestone2030, 2025年)
    • [104]Milestone2030は2030年度に売上高8,000億円・営業利益600億円、温室効果ガス排出量を2020年度比50%削減
    • [105]2044年の創立100周年に「グリーンイノベーションカンパニー」となるビジョン
  • 関電工 有価証券報告書【役員の状況】
    • [106]田母神博文 2025年4月 第14代社長に就任
  • 関電工 有価証券報告書(連結)
    • [89]2016年3月期 連結売上高4,477億円・経常利益171億円・当期純利益94億円
    • [90]2017年3月期 連結売上高4,709億円・経常利益273億円・当期純利益175億円
    • [91]2019年3月期 連結売上高5,635億円・経常利益307億円・当期純利益197億円
    • [92]2020年3月期 連結売上高6,161億円・経常利益355億円・当期純利益225億円
    • [97]2021年3月期 連結売上高5,560億円・営業利益300億円・当期純利益201億円、2022年3月期 連結売上高4,956億円・営業利益306億円・当期純利益203億円
    • [99]2023年3月期 連結売上高5,415億円・経常利益340億円・当期純利益211億円
    • [100]2024年3月期 連結売上高5,984億円・経常利益426億円・当期純利益273億円
    • [101]2025年3月期 連結売上高6,718億円・営業利益583億円・経常利益594億円・当期純利益423億円で過去最高益
    • [102]2025年3月期の当期純利益は前期比+55.0%、ROEは7.8%から11.5%、PBRは0.64から1.07
  • 関電工 有価証券報告書【従業員の状況】
    • [93]連結従業員数 2016年3月期末8,915人・2020年3月期末10,003人
  • 関電工 有価証券報告書【役員の状況】
    • [94]仲摩俊男 2020年6月 第13代社長に就任
    • [95]仲摩俊男 1982年4月入社、2014年10月 北関東・北信越営業本部長 兼 埼玉支社長、2017年6月 代表取締役副社長
    • [106]田母神博文 2025年4月 第14代社長に就任
    • [96]関電工社長の仲摩俊男氏による発言(営業担当3年目、主要顧客本社建て替えを11社JVで担当、採算難で赤字回避に奔走)
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
    • [98]2022年4月 東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行
  • 関電工 統合報告書2024
    • [103]2024年7月 再生可能エネルギー発電事業と新規事業の開発・運営機能を統合したグリーンイノベーション本部を新設
  • 関電工 中期経営計画(Milestone2030, 2025年)
    • [104]Milestone2030は2030年度に売上高8,000億円・営業利益600億円、温室効果ガス排出量を2020年度比50%削減
    • [105]2044年の創立100周年に「グリーンイノベーションカンパニー」となるビジョン

関電工の沿革1944〜2022年における主な出来事を抜粋

年月社長・CEO出来事重要度
電気工事業整備要綱による7社統合と、関東配電の資本参加による関東電気工事の設立発注する側の配電会社が設立時から株主として加わったことで、この会社は何を得て何を手放したか 詳細を読む★★★
8支店を開設し営業を開始
多摩支店を開設
建設業法に基づき建設大臣登録(イ)第250号取得
大阪支社を開設
本社を移転
應用電気に資本参加
東京証券取引所市場第二部に上場
信越支社を開設・土木工事の営業開始・東京証券取引所市場第一部に指定★★
空調管工事の営業開始
第一企業に資本参加
総合教育センター設置
原子力関連工事の営業開始★★
シンガポール支社を開設
土木・空調管・原子力工事への業域拡張と「関電工」への社名変更業務の名前をそのまま社名にしてきた会社が、その名前で事業を説明できなくなったとき何を選んだか 詳細を読む★★★
関工不動産管理を設立
第1回無担保転換社債100億円の発行
本社を移転
九州支店を開設
つくば技術研究所を新設
ベイテクノを設立
茨城・栃木・群馬・山梨・静岡の各ケイテクノ5社を設立
神奈川ケイテクノ・千葉ケイテクノ・埼玉ケイテクノを設立
ネットセーブを設立
宅地建物取引業者免許取得
阪急電気工事に資本参加
TLCに資本参加
山口学川崎設備工業に資本参加(名古屋証券取引所市場第二部上場)
水江博銚子風力開発への資本参加による発電事業への進出造って引き渡す会社が、造ったものを持ち続ける側に回ると、損益計算書には何が増えるか 詳細を読む★★★
水江博前橋バイオマス発電を設立
森戸義美2021年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債200億円の発行
森戸義美佐藤建設工業に資本参加
森戸義美千葉・茨城・栃木・群馬・西関東・静岡パワーテクノを設立
仲摩俊男プライム市場に移行
出典・参考
  • 関電工 有価証券報告書【沿革】
  • クラフティア(旧 九州電気工事)有価証券報告書【沿革】
  • 関電工 有価証券報告書(2025年3月期)【大株主の状況】
  • 会社年鑑(各年版)
  • 会社年鑑(1976年版)
  • 会社年鑑(1986年版)
  • クラフティア(旧 九電工)有価証券報告書【沿革】
  • 日経ビジネス 1998年2月2日号
  • 関電工 有価証券報告書(連結)
  • 関電工 有価証券報告書(2012年3月期・連結)
  • 関電工 統合報告書2024
  • 関電工 有価証券報告書【従業員の状況】
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  • 日本経済新聞(日本経済新聞社, 2023年5月3日)
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