石油元売り会社ランキング(国内4社・2025年度)

売上高ランキング 1位 ENEOSホールディングス

石油元売り会社の売上高ランキング

ENEOSホールディングスの11.77兆円は石油製品ほかが10.40兆円で88%、出光興産の8.11兆円は燃料油が6.79兆円で84%、コスモ石油の2.68兆円も石油事業が2.30兆円で86%を占める。3社の序列は精製と販売の規模そのものである。4位の石油資源開発3,403億円は開発専業で桁が違う。

1位 ENEOSホールディングス 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 売上高 11.77兆円 -4.5%
2位 出光興産 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 8.11兆円 -11.8%
3位 コスモ石油 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 2.68兆円 -4.4%
4位 石油資源開発 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上高 3,403億円 -12.5%

損益計算書の売上高。大きい順。

売上原価率ランキング 1位 石油資源開発

石油元売り会社の売上原価率ランキング

元売3社はコスモ石油87.5%からENEOSホールディングス89.6%、出光興産90.7%までの3.2ポイントに固まる。原油を買って精製し売る以上、原油価格がそのまま原価に乗るためである。首位の石油資源開発77.5%だけが離れているのは、日本2,482億円・米国524億円と自ら掘って売る事業のためで、購入する原料を持たないことによる。

1位 石油資源開発 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 77.5% +2.9pt
2位 コスモ石油 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 87.5% -1.6pt
3位 ENEOSホールディングス 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 売上原価 89.6% -1.4pt
4位 出光興産 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 売上原価 90.7% -1.8pt

売上原価 ÷ 売上高。低い順。

販管費率ランキング 1位 出光興産

石油元売り会社の販管費率ランキング

元売3社は出光興産6.7%・コスモ石油7.1%・ENEOSホールディングス7.4%と0.7ポイント内に並ぶ。売上が8.11兆円から11.77兆円と兆円単位であるため、比率は小さく出る。最下位の石油資源開発10.5%は売上3,403億円と桁が小さく、この表は売り方の差ではなく分母の大きさを映している。

1位 出光興産 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 6.7% +1.0pt
2位 コスモ石油 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 7.1% +0.8pt
3位 ENEOSホールディングス 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 販管費 7.4% +0.4pt
4位 石油資源開発 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 販管費 10.5% +1.8pt

販売費及び一般管理費 ÷ 売上高。低い順。

営業利益率ランキング 1位 石油資源開発

石油元売り会社の営業利益率ランキング

コスモ石油の5.4%は、売上の1.7%にあたる石油開発事業452億円が653億円を稼ぎ、2.30兆円の石油事業の763億円に迫ることで作られている。最下位の出光興産2.6%は、基礎化学品4,914億円が73億円、電力・再生可能エネルギー982億円が19億円の営業赤字を出していることによる。

1位 石油資源開発 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 11.4% -4.5pt
2位 コスモ石油 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 5.4% +0.8pt
3位 ENEOSホールディングス 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 営業利益 4.0% +3.1pt
4位 出光興産 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 営業利益 2.6% +0.9pt

営業利益 ÷ 売上高。高い順。

当期純利益率ランキング 1位 石油資源開発

石油元売り会社の当期純利益率ランキング

元売3社は2.1%から2.8%の0.7ポイントに収まり、順位も営業利益率と同じ並びになる。首位の石油資源開発15.7%だけが営業11.4%を上回り、日本2,482億円で309億円、北米524億円で171億円と利幅の厚い事業を持つ。元売2位のコスモ石油との差は12.9ポイントに開く。

1位 石油資源開発 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 15.7% -5.2pt
2位 コスモ石油 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 2.8% +0.7pt
3位 ENEOSホールディングス 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 当期純利益 2.2% +0.4pt
4位 出光興産 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 当期純利益 2.1% +1.0pt

親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 売上高。高い順。

自己資本比率ランキング 1位 石油資源開発

石油元売り会社の自己資本比率ランキング

この表は開発専業と元売に二分される。売上3,403億円の石油資源開発が72.8%で首位に立ち、出光興産36.0%・ENEOSホールディングス32.8%・コスモ石油27.6%が30%前後に並ぶ。製油所と原油在庫を抱える側が下に来る構図で、首位と最下位のコスモ石油の差は45.2ポイントに達する。

1位 石油資源開発 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 72.8% -4.7pt
2位 出光興産 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 36.0% -0.0pt
3位 ENEOSホールディングス 業績を見る 2026年3月期 連結 IFRS 自己資本 32.8% +1.7pt
4位 コスモ石油 業績を見る 2026年3月期 連結 JGAAP 自己資本 27.6% +0.5pt

自己資本 ÷ 総資産額。高い順。自己資本は純資産から新株予約権と非支配株主持分を除いた額。銀行の自己資本比率規制(BIS 比率)とは別の指標。

平均年収ランキング 1位 コスモ石油

石油元売り会社の平均年収ランキング

首位のコスモ石油1,188万円は単体267人、2位ENEOSホールディングス1,138万円は単体1,207人で、いずれも持株会社の本社要員が母数となる。最下位の出光興産995万円は単体5,120人と最も多く、持株会社ではなく事業会社そのものの数字にあたる。4社の差は193万円である。

1位 コスモ石油 年収を見る 2026年3月期 単体 1,188万円 +3.3%
2位 ENEOSホールディングス 年収を見る 2026年3月期 単体 1,138万円 +6.5%
3位 石油資源開発 年収を見る 2026年3月期 単体 1,061万円 +2.8%
4位 出光興産 年収を見る 2026年3月期 単体 995万円 +0.2%

有価証券報告書「従業員の状況」の平均年間給与。高い順。提出会社(単体)の就業人員が対象で、賞与・基準外賃金を含み、臨時従業員を含まない。連結の従業員数とは母数が違う。

連結従業員数ランキング 1位 ENEOSホールディングス

石油元売り会社の連結従業員数ランキング

ENEOSホールディングスの34,099人は、石油製品ほかに20,108人、機能材に3,218人が置かれる。出光興産14,392人も燃料油7,409人が中心にある。対して石油資源開発は1,670人で、北米524億円を28人、中東317億円を1人で扱う。掘って売る事業に人手はほとんどいらない。

1位 ENEOSホールディングス 従業員数を見る 2026年3月期 連結 34,099人 -0.4%
2位 出光興産 従業員数を見る 2026年3月期 連結 14,392人 +4.2%
3位 コスモ石油 従業員数を見る 2026年3月期 連結 6,675人 +2.9%
4位 石油資源開発 従業員数を見る 2026年3月期 連結 1,670人 +1.0%

有価証券報告書「従業員の状況」の連結会社の従業員数。多い順。就業人員であり、臨時従業員(平均年収の母数にも入らない)を含まない。