決断
路線は減らさず、そこへ乗せる客の種類を入れ替えてきた会社である。1959年9月の伊勢湾台風で名古屋線が水没すると、佐伯勇社長は復旧に合わせて名古屋線の軌間を拡幅し、大阪・名古屋間の直通運転を可能にした。ところが1964年10月の東海道新幹線開業で、名阪間のシェアは70%から40%へ下がった。近鉄は1965年に三重電気鉄道を合併し、難波線と賢島への延長で伊勢志摩へ観光客を直通させる路線に組み替えた。同じ観光需要を見込んで1994年に志摩スペイン村を開業したが、来場者の減少で建物を全額評価減し、乗せる客を替える手は鉄道の内側で尽きた。
2026年6月 監査等委員会設置会社へ移行
経緯と対応移行の決定 2026年3月期中の取締役会 移行の理由 監督機能の強化と機動的な業務執行 株主総会へ提案した議案 定款一部変更の件ほか2件 移行日 2026年6月19日 2015年4月 吉田昌功氏が社長就任
連結営業収益と営業利益率2015 2016 2021 営業収益(億円) 12,338 12,180 6,972 営業利益率(%) 4.6 5.3 -8.9 2013年1月 KNT-CTホールディングス発足
ホテル・レジャー業の売上高と利益率2012 2013 2018 外部顧客への売上高(億円) 1,964 2,087 4,785 セグメント利益率(%) -0.1 1.9 2.0 2004年6月 オリックスとの球団合併
レジャー・サービス業の営業収益と営業利益率2005 2010 外部顧客への営業収益(億円) 1,151 2,354 営業損益率(%) -2.4 -0.4 1990年 志摩スペイン村への投資
志摩スペイン村への投資沿線最大の観光地である伊勢志摩の観光客が横ばいに転じたなか、三重県のリゾート構想の中核となる複合リゾートを設立して集客の立て直しを狙ったが、入場者の減少で関連資産の減損処理に至った経緯同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化連結の営業収益と当期純利益率2002 2003 2008 営業収益(億円) 11,546 13,036 9,243 当期純損益率(%) -3.0 -3.9 2.5 1959年9月 名古屋線の軌間拡幅