開始6か月で134万人という数字は、ネイバージャパンにとって速い伸びであると同時に、ヤフーとグーグルに追いつく速さではなかった。63億円は、その差を自力で詰めることを断念した金額であった。日本語検索で正面から競うのをやめ、月間約23億ページビューのポータルと、"技術のライブドア"と呼ばれた技術者を全員抱える。
その計算は、当初の用途では実らなかった。NAVER検索は2013年12月に終わり、リリースが掲げた"NAVER事業の強化"は成立しないまま終わっている。NAVER検索は終了し、掲げた目的は成立しないまま終わった。ただ、独立を保つ条件で迎え入れた技術者と組織は、2012年1月の吸収分割を経てNHN Japanに残った。買収が何をもたらしたかは、検索での競争優位・劣位ではなく、その後この組織が何を作ったかで測るほかない。