しょう油の市場規模の推移 | 1980〜2024年

市場規模がどう推移したか?

横ばい期(1980〜1990年)生産量は120万kL前後で横ばいだった。1980年の118.9万kLから1986年に120.1万kLの山をつけ、1990年も117.7万kLとほぼ同じ水準を保った。

縮小期(1990〜2010年)生産量は減少に転じ、2000年代に減少の幅が広がった。1995年に112.2万kL、2000年に106.5万kLとなり、2010年には84.9万kLと2000年から2割減った。

漸減期(2010年〜)減少は続いたが、ペースは緩やかになった。2015年に78.0万kL、2020年に70.2万kLと下がり、2024年は68.1万kLと山の1986年から4割強減った。

上場企業はどう意思決定したか?

国内の生産量が横ばいだった時期に、首位のキッコーマンは海外での現地生産へ先行して経営資源を投じた。1973年に資本金を上回る資金で米国ウィスコンシンに醤油工場を建設し、完成品の輸出から現地生産へ海外事業を組み替えた。1983年にはシンガポールにKIKKOMAN(S)を設立し、国内では1986年に千歳工場を新設した。

国内市場が縮小に転じると、キッコーマンは経営体制を改め、成長の軸を周辺調味料と海外へ移した。1995年に就任した茂木友三郎社長は、商品別責任制によるトップダウン型へ意思決定を改め、1996年には縮小する国内しょうゆ市場とPBの価格攻勢に対してプロダクト・マネジャー制を導入し、周辺調味料と海外へ注力する方針へ転換した。同じ1996年にKIKKOMAN FOODS EUROPEを設立し、1998年にはカリフォルニア工場を新設した。

縮小が続く2000年代以降は、事業の組み替えを進めた。2004年にヒゲタ醤油へ資本参加し、2006年に焼酎事業をサッポロビールに売却し、2008年に紀文フードケミファを買収した。2022年には国内の食品・飲料事業を統合し、2023年に海外子会社2社を売却した。

しょう油 | 国内市場規模・生産量

最新の年 2024年
生産額 n/a
生産量 681千キロリットル
生産量(千キロリットル)
年月 生産額単位生産量単位
1980年1月〜12月 n/an/a1,189千キロリットル
1985年1月〜12月 n/an/a1,186千キロリットル
1986年1月〜12月 n/an/a1,201千キロリットル
1987年1月〜12月 n/an/a1,197千キロリットル
1988年1月〜12月 n/an/a1,201千キロリットル
1989年1月〜12月 n/an/a1,200千キロリットル
1990年1月〜12月 n/an/a1,177千キロリットル
1991年1月〜12月 n/an/a1,171千キロリットル
1992年1月〜12月 n/an/a1,190千キロリットル
1993年1月〜12月 n/an/a1,164千キロリットル
1994年1月〜12月 n/an/a1,140千キロリットル
1995年1月〜12月 n/an/a1,122千キロリットル
1996年1月〜12月 n/an/a1,131千キロリットル
1997年1月〜12月 n/an/a1,098千キロリットル
1998年1月〜12月 n/an/a1,063千キロリットル
1999年1月〜12月 n/an/a1,043千キロリットル
2000年1月〜12月 n/an/a1,065千キロリットル
2001年1月〜12月 n/an/a1,027千キロリットル
2002年1月〜12月 n/an/a999千キロリットル
2003年注11月〜12月 n/an/a981.1千キロリットル
2004年1月〜12月 n/an/a953.9千キロリットル
2005年1月〜12月 n/an/a938.8千キロリットル
2006年1月〜12月 n/an/a941.6千キロリットル
2007年1月〜12月 n/an/a927.1千キロリットル
2008年1月〜12月 n/an/a904.8千キロリットル
2009年1月〜12月 n/an/a867.9千キロリットル
2010年1月〜12月 n/an/a848.9千キロリットル
2011年1月〜12月 n/an/a825.9千キロリットル
2012年1月〜12月 n/an/a807.1千キロリットル
2013年1月〜12月 n/an/a793.4千キロリットル
2014年1月〜12月 n/an/a790.2千キロリットル
2015年1月〜12月 n/an/a780.4千キロリットル
2016年1月〜12月 n/an/a776.4千キロリットル
2017年1月〜12月 n/an/a768.8千キロリットル
2018年1月〜12月 n/an/a757.2千キロリットル
2019年1月〜12月 n/an/a744.3千キロリットル
2020年1月〜12月 n/an/a702.4千キロリットル
2021年1月〜12月 n/an/a703.7千キロリットル
2022年1月〜12月 n/an/a697.4千キロリットル
2023年1月〜12月 n/an/a683.3千キロリットル
2024年1月〜12月 n/an/a681千キロリットル

主な企業

調査中

注釈

  • 注12003 年から農林水産省「食品産業動態調査」に切り替え(2002 年までは総務省統計局「日本の長期統計系列」表 08-15)。定義・範囲の違いで前後が段差になることがある
  • しょう油: 食品産業動態調査。しょうゆ等は出荷量(日本醤油協会調査);2002 年の対比 +0.0%

出典

期間統計表・資料
1980〜2002 年総務省統計局「日本の長期統計系列」表 08-15「食料品生産量(昭和55年~平成14年)」
2003〜2024 年農林水産省「食品産業動態調査」年報 食品製造業統計表
考察経済産業省「生産動態統計」(このページの数字)、キッコーマンの経営判断の各ページと有価証券報告書の沿革