ヱスビー食品の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

香辛料という一つの原料を、その使い方ごと市場へ広げてきた会社である。1949年ころから大特約店制度を進め、三井物産や国分商店を含む東京8・大阪6の大問屋を一次店に据えて末端まで系列化した。1954年に固形即席カレーを出すときは、良質な小麦粉が手に入るまで発売を待ち、キッチンカーによる移動料理教室と組にして送り出した。1958年には米国で香辛料の需要を調べ、原料のニンニクを新潟の開拓地の裏作として契約栽培させ、供給量を自ら決める体制へ変えた。1974年からの多角化で外食とスナックへ参入したのち、2000年にはコーポレートシンボルをスパイスとハーブのS&Bへ改め、植物由来の素材へ領域を寄せ直した。

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