株式会社SHIFTを設立
丹下大氏(株式会社インクス出身・当時31歳)が株式会社SHIFTを設立。インクスに勤務していた頃に「製造業向けの業務改善コンサルティング」の事業に携わっており、SHIFTの創業当時も製造業向けの業務改善コンサルティグを展開した。製造工程の可視化と標準化により、熟練工のノウハウを一般化し、オペレーションを最適していったという。
創業から2年間は製造業向けのコンサルティングが主力事業であり、ソフトウェアのテストとは無縁の事業を展開していた。
事業展開で迷走(レンタカー屋などを展開)
コンサルティング事業の他に「アイドルがどこにいるかわかる追っかけツール」や「ポルシェのレンタカー屋」、「仮想通貨の投げ銭」といったサービスを展開したという。
だが、いずれも軌道に乗らず、経営は迷走した。SHIFTの売上高はテスト参入後のFY2010で1億円であり、2000年代後半のSHIFTは売上高1億円に満たない中小企業だった可能性がある。
ECのコンサルティング依頼を受注
某企業から「外注先のソフトウェアテストの見積もり妥当生」を検証する依頼を受けて、ソフトウェアとの関わりを持った。この時に、製造業のプロセス改善と同様の手法を用いて見積もりを算出し、ソフトウェアのテスト工程の見積もり妥当性を検証したという。この受注を機に、SHIFTはソフトウェア向けテストの事業展開を本格化した。
ソフトウェアテスト事業を開始
祖業である製造業向けコンサルティングからの撤退を決め、ソフトウェアテスト事業に集中投資する方針を決定した。