味の素の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

本業で育てた技術を、本業とは別の判断で伸ばしてきた。1956年に協和発酵工業の直接発酵法で製法の優位が崩れると、味の素は訴訟ではなく同社のMSGを全量買い取る契約を結び、うま味調味料の単品依存から総合食品企業へ転じた。1998年9月には専門子会社の味の素ファインテクノを設立し、食品の判断から切り離してABFを育てた。2019年には346億円の減損を機にROICを軸に事業を選別する資本効率経営へ移り、規模を追う資本配分を改めた。2025年には、ABF事業を立ち上げた中村茂雄氏が社長に就任した。

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