決断
事業の枠は25年変えず、中身を買収で足してきた。1971年2月、樹脂加工の量産技術とユニット工法を合わせた鉄骨系ユニット住宅「セキスイハイム」を発売し、化学会社が最終消費財である家を作る側へ回った。住宅は1994年3月期に売上の55.6%を占め、参入から23年で最大の事業になる。2000年3月に7事業本部を住宅・環境ライフライン・高機能プラスチックスの3本部へ再編し、翌2001年3月にカンパニー制へ改めて以降、この3区分を一度も統廃合していない。医薬・モビリティ・太陽電池はいずれも区分の外へ会社を足す形で入り、2006年の第一化学薬品、2019年の米AIM Aerospace、2025年の積水ソーラーフィルムがその例にあたる。買収した検査薬の各社は積水メディカルへ集約され、現在は売上937億円の報告セグメントとして開示されている。
2026年9月 Ausbuild社の51%取得
1971年2月 セキスイハイムで住宅参入
セキスイハイムで住宅参入塩ビ加工専業の限界と1965年危機からの再建を背景に、樹脂加工の量産技術とユニット工法を掛け合わせて「素人集団」で住宅事業に参入し、後の最大収益源を育てた多角化同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移1971 1976 売上高(億円) 774 1,680 経常利益率(%) 3.5 -1.3