三井化学の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

汎用石化の設備は、他社と共同で持つことを原則としてきた。1967年11月、三井石油化学工業はエチレン30万トン基準への単独での増設を避け、日本石油化学との折半出資で浮島石油化学を設立した。産構法の下では岩国大竹と千葉のエチレン設備計23万トンを廃棄し、1985年3月までに生産を浮島へ集約する。同じ1985年の10月には「超石油化学」ビジョンで多角化・高付加価値化・国際化を打ち出し、技術供与料は1987年以降、毎年50億円を超えた。1995年には宇部興産とポリプロピレン事業を折半で統合し、2005年には出光興産とプライムポリマーを設立している。相手は替わっても、汎用樹脂の能力を単独で決めない方針は2025年に住友化学を株主に迎える統合案まで続いた。

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