第6章 年〜年

SUBARU:SUBARUへの商号変更とトヨタ自動車との資本業務提携

2017年〜SUBARUへの商号変更と、汎用エンジンからの撤退

富士重工業は2017年4月、商号を株式会社SUBARUへ改めた。2017年3月期の連結売上高3,325,992百万円のうち、自動車セグメントが3,151,961百万円を占めた。同じ期の連結販売台数は106.5万台と初めて100万台を超え、米国ではアイサイト搭載車の全モデルが2016年の安全評価で最高評価を得た。社長の吉永泰之氏は、世界シェア1%の会社が大手と同じ戦略で規模を競うことはできないとみて、選択と集中と差別化を経営の軸に据えた。社名をブランド名にそろえた改称を、吉永泰之氏は2014年の中期経営ビジョン「際立とう2020」の差別化策に数え、『社名とブランド名を統一させた今回の社名変更もその取り組みの一つであり、SUBARUを本当に輝くブランドにしてみせるという決意表明です。』と記した。売上高の9割超を自動車が占めた時点で、改称は看板を事業の実態に合わせる手続きでもあったとみられる。

  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【沿革】
    • [1]2017年4月 商号を株式会社SUBARUへ変更
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第86期(2017年3月期)【セグメント情報】
    • [2]2017年3月期 連結売上高3,325,992百万円、うち自動車セグメント3,151,961百万円
  • 株式会社SUBARU アニュアルレポート 2017(社長メッセージ)
    • [3]2017年3月期 連結販売台数106.5万台、初の100万台超。米国IIHSの2016年安全評価でアイサイト搭載車全モデルがトップセイフティピック、米国では「SUBARU=安全」のイメージが支持の要因
    • [4]世界シェア約1%、規模で大手と競えず、選択と集中・付加価値・差別化を「SUBARUブランドを磨く」に集約
    • [5]社名とブランド名の統一は「際立とう2020」の取り組みの一つと位置づけ

富士重工業は改称を控えた2016年11月の決算説明会で、産業機器事業を終える方針を改称と並べて説明した。会社側は、環境対応の研究開発を中規模の自動車会社が単独で担うには限界があり、1千万台規模の会社との提携が欠かせないとみていた。そのうえで規模で劣る会社の存続条件をブランドの個性に求め、『それがスバルのブランド力を高めるために全ての力を注ぐということであり、そのために社名変更も、産業機器事業の終了も行う。』と答えた。SUBARUは2017年9月に汎用エンジン・発電機の生産・販売を終え、補修は産業機器株式会社、2019年4月から桐生工業株式会社へ委託した。日立製作所への風力発電システム事業(2012年)、新明和工業への塵芥収集車事業(2013年)の譲渡に続く整理だった。改称と撤退を同じ答えの中で語った以上、二つは一つの集中策の表と裏だったのだろう。

  • 富士重工業 2017年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2016年11月)
    • [6]2016年11月の説明会で社名変更と産業機器事業の終了をブランド力強化のための施策として説明
    • [7]環境対応の研究開発を独自で担うのは限界、1千万台規模の会社とのアライアンスは必須との認識
    • [8]2016年11月の説明会で社名変更と産業機器事業の終了をブランド力強化のための施策として説明
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【沿革】
    • [9]2017年9月 汎用エンジン・発電機等の生産・販売を終了し、アフターサービスを産業機器株式会社へ業務委託。2019年4月 委託先を桐生工業株式会社へ変更
    • [10]2012年7月 風力発電システム事業を日立製作所へ譲渡、2013年1月 塵芥収集車事業を新明和工業へ譲渡
参考文献[1]-[10]
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【沿革】
    • [1]2017年4月 商号を株式会社SUBARUへ変更
    • [9]2017年9月 汎用エンジン・発電機等の生産・販売を終了し、アフターサービスを産業機器株式会社へ業務委託。2019年4月 委託先を桐生工業株式会社へ変更
    • [10]2012年7月 風力発電システム事業を日立製作所へ譲渡、2013年1月 塵芥収集車事業を新明和工業へ譲渡
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第86期(2017年3月期)【セグメント情報】
    • [2]2017年3月期 連結売上高3,325,992百万円、うち自動車セグメント3,151,961百万円
  • 株式会社SUBARU アニュアルレポート 2017(社長メッセージ)
    • [3]2017年3月期 連結販売台数106.5万台、初の100万台超。米国IIHSの2016年安全評価でアイサイト搭載車全モデルがトップセイフティピック、米国では「SUBARU=安全」のイメージが支持の要因
    • [4]世界シェア約1%、規模で大手と競えず、選択と集中・付加価値・差別化を「SUBARUブランドを磨く」に集約
    • [5]社名とブランド名の統一は「際立とう2020」の取り組みの一つと位置づけ
  • 富士重工業 2017年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2016年11月)
    • [6]2016年11月の説明会で社名変更と産業機器事業の終了をブランド力強化のための施策として説明
    • [7]環境対応の研究開発を独自で担うのは限界、1千万台規模の会社とのアライアンスは必須との認識
    • [8]2016年11月の説明会で社名変更と産業機器事業の終了をブランド力強化のための施策として説明

2017年〜完成検査の不正で交代した中村知美社長と、トヨタの20%出資

商号変更から半年後の2017年10月、SUBARUは完成検査の不適切な取り扱いを公表し、約25.5万台のリコールを見込んだ。リコール関連費用は当初約50億円の見通しだったが、2018年2月には総額約250億円に達した。2018年11月には完成検査関連の追加リコール65億円が加わり、国内工場はラインの停止と操業の見直しに入った。社内調査の報告書は、検査職場の閉鎖性と、先輩のやり方を疑わずに続けた慣行を原因に挙げた。会社側は、数年で販売台数が約2倍、米国販売が3倍以上に増えた経緯について『社内の仕組みや仕事のやり方、人材育成を成長のスピードに合わせて変えられなかったことを、大いに反省しています。』と答えた。2018年6月、吉永泰之氏は会長へ移り、スバル・オブ・アメリカの会長を務めた中村知美氏が社長に就任した。

  • 株式会社SUBARU 2018年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2017年11月)
    • [11]2017年10月27日の記者会見でリコール対象約25.5万台・費用約50億円の見通しを公表
  • 株式会社SUBARU 2018年3月期 第3四半期 決算説明会 質疑応答(2018年2月)
    • [12]完成検査関連のリコール費用を2018年3月期に総額約250億円と見込む
  • 株式会社SUBARU 2019年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2018年11月)
    • [13]2019年3月期に完成検査関連の追加リコール65億円、下期は国内工場でライン停止・操業見直し
  • 株式会社SUBARU 2019年3月 群馬製作所工場視察会 質疑応答(要旨)
    • [14]調査報告書が完成検査職場の閉鎖性と慣行の継続、経営層の関与不足を指摘。売上高・販売台数は約2倍、米国は3倍以上
    • [15]調査報告書が完成検査職場の閉鎖性と慣行の継続、経営層の関与不足を指摘。売上高・販売台数は約2倍、米国は3倍以上
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第88期(2019年3月期)【役員の状況】
    • [16]2018年6月 吉永泰之氏が取締役会長、中村知美氏(元SOA会長)が代表取締役社長に就任

中村知美社長のもとで2018年7月に出した新中期経営ビジョン「STEP」は、成長より信頼の回復を先に置いた。STEPは前ビジョン「際立とう2020」の「お客様からの信頼No.1」を未達と評価し、原因に自社の急成長に伴う歪を挙げた。品質改善の設備投資に5年間で1,500億円の枠を設け、CQO(最高品質責任者)の権限も強めた。群馬製作所では2018年秋から3本のうち2本の生産ラインで速度を落とし、残業や休日出勤で台数を補わない方針をとった。STEPは2020年度の生産能力を標準操業115万台としたが、生産速度を元に戻したのは2019年9月中旬だった。検査の確実さを台数より先に置いたことで、STEPの前半は量を抑える期間になったと考えられる。

  • SUBARU 新中期経営ビジョン「STEP」説明資料(2018年)
    • [17]2018年7月10日策定。背景に自社の急成長に伴う歪、「際立とう2020」の信頼No.1を×と評価し信頼回復を優先
    • [18]2018年7月10日策定。背景に自社の急成長に伴う歪、「際立とう2020」の信頼No.1を×と評価し信頼回復を優先
    • [19]「全品質」の向上に向けた投資枠1,500億円(5年間)、CQOの権限強化
  • 株式会社SUBARU 2019年3月期 決算説明会 質疑応答(2019年5月)
    • [20]群馬製作所3ライン中2ラインで2018年秋以降ラインスピードを低下、残業・休出を増やさない方針
  • 株式会社SUBARU 2020年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2019年11月)
    • [21]STEPの2020年度生産能力は標準操業115万台、2019年9月中旬に生産スピードを以前の水準へ戻した

SUBARUは2019年9月、トヨタ自動車と新たな業務資本提携に合意した。トヨタはSUBARU株の保有比率を20%へ引き上げ、SUBARUもほぼ同じ金額のトヨタ株を取得することにした。会社側は持ち合いについて、2005年から約15年続いた提携を深める判断で、トヨタから求められたものではないと説明した。提携の中心はEVの共同開発で、SUBARUはCDセグメントのEV用プラットフォームとCセグメントSUVのEVを受け持った。EV市場の伸びと電池コストの下がり方が読めないなか、自社開発から共同開発へ切り替え、限られた開発資源を車種開発へ充当した。100万台規模の会社が電動化の開発費を単独で負う限界を、資本の結びつきで補った提携と推察される。

  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【沿革】
    • [22]2019年9月 トヨタ自動車と新たな業務資本提携に合意
  • 株式会社SUBARU 第89期定時株主総会 質疑応答(2020年6月)
    • [23]トヨタがSUBARU株の保有を20%に引き上げ、SUBARUはほぼ同額のトヨタ株を取得予定(2020年6月時点で未取得)
  • 株式会社SUBARU 2020年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2019年11月)
    • [24]持ち合いはトヨタの要求ではなく、2005年からの約15年の提携関係を強固にするための判断
    • [25]EVを自社開発から共同開発へ切り替え、SUBARUはCDセグメントEV用プラットフォームとCセグメントSUVのEVを担当
    • [26]EVを自社開発から共同開発へ切り替え、SUBARUはCDセグメントEV用プラットフォームとCセグメントSUVのEVを担当
参考文献[11]-[26]
  • 株式会社SUBARU 2018年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2017年11月)
    • [11]2017年10月27日の記者会見でリコール対象約25.5万台・費用約50億円の見通しを公表
  • 株式会社SUBARU 2018年3月期 第3四半期 決算説明会 質疑応答(2018年2月)
    • [12]完成検査関連のリコール費用を2018年3月期に総額約250億円と見込む
  • 株式会社SUBARU 2019年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2018年11月)
    • [13]2019年3月期に完成検査関連の追加リコール65億円、下期は国内工場でライン停止・操業見直し
  • 株式会社SUBARU 2019年3月 群馬製作所工場視察会 質疑応答(要旨)
    • [14]調査報告書が完成検査職場の閉鎖性と慣行の継続、経営層の関与不足を指摘。売上高・販売台数は約2倍、米国は3倍以上
    • [15]調査報告書が完成検査職場の閉鎖性と慣行の継続、経営層の関与不足を指摘。売上高・販売台数は約2倍、米国は3倍以上
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第88期(2019年3月期)【役員の状況】
    • [16]2018年6月 吉永泰之氏が取締役会長、中村知美氏(元SOA会長)が代表取締役社長に就任
  • SUBARU 新中期経営ビジョン「STEP」説明資料(2018年)
    • [17]2018年7月10日策定。背景に自社の急成長に伴う歪、「際立とう2020」の信頼No.1を×と評価し信頼回復を優先
    • [18]2018年7月10日策定。背景に自社の急成長に伴う歪、「際立とう2020」の信頼No.1を×と評価し信頼回復を優先
    • [19]「全品質」の向上に向けた投資枠1,500億円(5年間)、CQOの権限強化
  • 株式会社SUBARU 2019年3月期 決算説明会 質疑応答(2019年5月)
    • [20]群馬製作所3ライン中2ラインで2018年秋以降ラインスピードを低下、残業・休出を増やさない方針
  • 株式会社SUBARU 2020年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2019年11月)
    • [21]STEPの2020年度生産能力は標準操業115万台、2019年9月中旬に生産スピードを以前の水準へ戻した
    • [24]持ち合いはトヨタの要求ではなく、2005年からの約15年の提携関係を強固にするための判断
    • [25]EVを自社開発から共同開発へ切り替え、SUBARUはCDセグメントEV用プラットフォームとCセグメントSUVのEVを担当
    • [26]EVを自社開発から共同開発へ切り替え、SUBARUはCDセグメントEV用プラットフォームとCセグメントSUVのEVを担当
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【沿革】
    • [22]2019年9月 トヨタ自動車と新たな業務資本提携に合意
  • 株式会社SUBARU 第89期定時株主総会 質疑応答(2020年6月)
    • [23]トヨタがSUBARU株の保有を20%に引き上げ、SUBARUはほぼ同額のトヨタ株を取得予定(2020年6月時点で未取得)

2022年〜トヨタと共同開発したソルテラと、大崎篤社長のBEV40万台計画

トヨタとの資本業務提携が最初に生んだBEVは、両社で共同開発した「ソルテラ」だった。2021年11月に会社側はソルテラを第1弾のBEVと位置づけ、仕向け地別の排ガス対応が要らないBEVは開発工数を圧縮できると説明した。SUBARUは同月発表のソルテラを初のグローバルBEVとして、2022年5月から本格導入した。2022年5月の説明会で会社側は、矢島工場の1ラインでガソリン車と混流させ、数万台規模でBEVの自社生産を立ち上げる計画を示した。規制対応費は2024年3月期に約300億円に上り、会社側はソルテラと後続のBEV、ストロングハイブリッド車の拡販で規制に合致させるとした。自社のBEVラインが動くまでの数年間、共同開発車が規制対応をつなぐ役割を担ったとうかがえる。

  • 株式会社SUBARU 第90期定時株主総会 質疑応答(2021年6月)
    • [27]2021年6月の総会で中村議長が共同開発のEV「SOLTERRA(ソルテラ)」とBRZ/GR86を協業の成果に挙げる
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2021年11月)
    • [28]第1弾BEV「SOLTERRA」はアライアンスで共同開発。BEVは仕向け地別排ガス対応が不要で工数をスリム化できる
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 決算説明会 説明(2022年5月)
    • [29]2021年11月に発表した初のグローバルBEVソルテラを2022年5月から本格的に市場導入
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 決算説明会 質疑応答(2022年5月)
    • [30]BEV自社生産はまず矢島工場2ラインのうち1ラインでガソリン車との混流生産により数万台レベルで立ち上げ
  • 株式会社SUBARU 2025年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2024年11月)
    • [31]前年度(2024年3月期)に環境規制関連費用約300億円を計上。Solterraと今後のBEV商品群、SHEVの拡販で規制合致を目指す

2023年6月、品質保証本部長、CQO、製造本部長を歴任した大崎篤氏が社長兼CEOに就任した。2023年8月の新体制方針は、2030年の電動化目標をBEVのみで販売の50%、120万台+αのうち60万台へ引き上げた。日本では矢島工場の混流ラインと専用ラインに各20万台の能力を構え、米国でもBEVの生産を始める計画とした。会社側は、米国のBEV化の速度、規制、他社の動き、顧客の受容を総合してBEVへ方針を転換したと説明した。2024年5月には、矢島工場で立ち上げるBEVをトヨタへも供給するとし、『BEV の黎明期であり、膨大な開発費をかけて単独で BEV を開発し導入するリスクは非常に大きい。』と述べた。品質と製造の責任者を歴任した人物に経営を託した人事は、BEV計画の要を工場の立ち上げに置いた判断といえよう。

  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【役員の状況】
    • [32]大崎篤氏:2017年4月 品質保証本部長、2018年4月 常務執行役員CQO、2021年4月 製造本部長、2023年6月 代表取締役社長CEO
  • 株式会社SUBARU 新体制による方針説明会資料(2023年8月)
    • [33]2023年8月2日、2030年の電動化目標を「BEVのみで50%」(全世界販売120万台+αのうちBEV 60万台)へ引き上げ
    • [34]日本で2026年に矢島工場のガソリン車/BEV混流ラインでBEV自社生産開始、2028年に専用ライン追加(各20万台)、米国でもBEV生産開始
  • 株式会社SUBARU 2024年3月期 第1四半期 決算説明会 質疑応答(2023年8月)
    • [35]米国のBEV化の速度・環境規制・他銘の動き・顧客の受容を総合してBEVに舵を切ったと説明
  • 株式会社SUBARU 2024年3月期 決算説明会 質疑応答(2024年5月)
    • [36]2028年に約40万台のBEV生産能力を準備。矢島工場でBEVを立ち上げトヨタへ供給、開発費と生産を両社で分担

2025年5月、SUBARUは米国の追加関税を織り込み、2026年3月期の営業利益を1,000億円レベルに置いた。大崎篤社長は6月の株主総会で、関税の営業利益への影響を約25億ドル(3,700億円)と見積もった。会社側は台数の上積み、車種構成の改善、販売奨励金の抑制で補うとし、『営業利益 1,000 億円は、経営の意思として達成すべき最低水準であり、ここから更に収益の積み上げを目指す。』と位置づけた。SUBARUは2024年11月の工程表で、矢島工場でのBEV混流生産の開始を2027年以降に置き直した。配当はDOE3.5%を方針とし、2025年3月期は1株115円としたが、自己株式取得の判断は関税交渉を見て保留した。2026年3月期の連結営業利益は40,120百万円で、1,000億円レベルの目標を下回った。

  • 株式会社SUBARU 2025年3月期 決算説明会 質疑応答(2025年5月)
    • [37]2026年3月期は追加関税の影響下でも営業利益1,000億円レベルを狙う。対策なしなら影響25億ドル超
    • [39]2026年3月期は追加関税の影響下でも営業利益1,000億円レベルを狙う。対策なしなら影響25億ドル超
    • [41]株主還元方針はDOE3.5%・総還元性向40%、2025年3月期配当115円、自己株式取得の判断を保留
  • 株式会社SUBARU 第94期定時株主総会 質疑応答(2025年6月)
    • [38]2025年6月25日の総会で大崎社長が関税の影響額を約25億ドル(3,700億円)と想定
  • 株式会社SUBARU ビジネスアップデート説明会資料(2024年11月)
    • [40]2024年11月の工程表で矢島工場のガソリン車/BEV混流ラインは2027年以降(2023年8月時点は2026年)
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第95期(2026年3月期)【連結損益計算書】
    • [42]2026年3月期 連結営業利益40,120百万円(IFRS)
参考文献[27]-[42]
  • 株式会社SUBARU 第90期定時株主総会 質疑応答(2021年6月)
    • [27]2021年6月の総会で中村議長が共同開発のEV「SOLTERRA(ソルテラ)」とBRZ/GR86を協業の成果に挙げる
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2021年11月)
    • [28]第1弾BEV「SOLTERRA」はアライアンスで共同開発。BEVは仕向け地別排ガス対応が不要で工数をスリム化できる
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 決算説明会 説明(2022年5月)
    • [29]2021年11月に発表した初のグローバルBEVソルテラを2022年5月から本格的に市場導入
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 決算説明会 質疑応答(2022年5月)
    • [30]BEV自社生産はまず矢島工場2ラインのうち1ラインでガソリン車との混流生産により数万台レベルで立ち上げ
  • 株式会社SUBARU 2025年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2024年11月)
    • [31]前年度(2024年3月期)に環境規制関連費用約300億円を計上。Solterraと今後のBEV商品群、SHEVの拡販で規制合致を目指す
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【役員の状況】
    • [32]大崎篤氏:2017年4月 品質保証本部長、2018年4月 常務執行役員CQO、2021年4月 製造本部長、2023年6月 代表取締役社長CEO
  • 株式会社SUBARU 新体制による方針説明会資料(2023年8月)
    • [33]2023年8月2日、2030年の電動化目標を「BEVのみで50%」(全世界販売120万台+αのうちBEV 60万台)へ引き上げ
    • [34]日本で2026年に矢島工場のガソリン車/BEV混流ラインでBEV自社生産開始、2028年に専用ライン追加(各20万台)、米国でもBEV生産開始
  • 株式会社SUBARU 2024年3月期 第1四半期 決算説明会 質疑応答(2023年8月)
    • [35]米国のBEV化の速度・環境規制・他銘の動き・顧客の受容を総合してBEVに舵を切ったと説明
  • 株式会社SUBARU 2024年3月期 決算説明会 質疑応答(2024年5月)
    • [36]2028年に約40万台のBEV生産能力を準備。矢島工場でBEVを立ち上げトヨタへ供給、開発費と生産を両社で分担
  • 株式会社SUBARU 2025年3月期 決算説明会 質疑応答(2025年5月)
    • [37]2026年3月期は追加関税の影響下でも営業利益1,000億円レベルを狙う。対策なしなら影響25億ドル超
    • [39]2026年3月期は追加関税の影響下でも営業利益1,000億円レベルを狙う。対策なしなら影響25億ドル超
    • [41]株主還元方針はDOE3.5%・総還元性向40%、2025年3月期配当115円、自己株式取得の判断を保留
  • 株式会社SUBARU 第94期定時株主総会 質疑応答(2025年6月)
    • [38]2025年6月25日の総会で大崎社長が関税の影響額を約25億ドル(3,700億円)と想定
  • 株式会社SUBARU ビジネスアップデート説明会資料(2024年11月)
    • [40]2024年11月の工程表で矢島工場のガソリン車/BEV混流ラインは2027年以降(2023年8月時点は2026年)
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第95期(2026年3月期)【連結損益計算書】
    • [42]2026年3月期 連結営業利益40,120百万円(IFRS)

2017年〜2026年の業績

決算期 区分 売上高 営業利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 億円 利益率
2017年03月期 連結 33,259 n/a 4,108 2,823 8.5% ボーイング777X向け中央翼の組立工場が完成(2016/04)米国でインプレッサの生産を開始(2016/11)タイでタンチョン・グループと合弁会社を設立(2017/02)
2018年03月期 連結 32,326 ▲2.8% 3,794 2,203 6.8% n/a
2019年03月期 連結 31,605 ▲2.2% 1,817 1,478 4.7% 新型3列SUV「アセント」の米国生産を開始(2018/05)
2020年03月期 連結 33,408 +5.7% 2,103 1,362 4.1% n/a
2021年03月期 連結 28,302 ▲15.3% 1,025 765 2.7% AI開発拠点「SUBARU Lab」を渋谷に開設(2020/12)
2022年03月期 連結 27,445 ▲3.0% 905 700 2.6% n/a
2023年03月期 連結 37,744 +37.5% 2,675 2,004 5.3% n/a
2024年03月期 連結 47,029 +24.6% 4,682 3,850 8.2% n/a
2025年03月期 連結 46,857 ▲0.4% 4,053 3,380 7.2% n/a
2026年03月期 連結 47,850 +2.1% 401 908 1.9% n/a

出所:有価証券報告書

出典・参考

26件
出典・参考
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第86期(2017年3月期)【セグメント情報】
  • 株式会社SUBARU アニュアルレポート 2017(社長メッセージ)
  • 富士重工業 2017年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2016年11月)
  • 株式会社SUBARU 2018年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2017年11月)
  • 株式会社SUBARU 2018年3月期 第3四半期 決算説明会 質疑応答(2018年2月)
  • 株式会社SUBARU 2019年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2018年11月)
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第88期(2019年3月期)【役員の状況】
  • 株式会社SUBARU 2019年3月期 決算説明会 質疑応答(2019年5月)
  • 株式会社SUBARU 2020年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2019年11月)
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2021年11月)
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 決算説明会 説明(2022年5月)
  • 株式会社SUBARU 2022年3月期 決算説明会 質疑応答(2022年5月)
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【沿革】
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第93期(2024年3月期)【役員の状況】
  • 株式会社SUBARU 2024年3月期 第1四半期 決算説明会 質疑応答(2023年8月)
  • 株式会社SUBARU 2024年3月期 決算説明会 質疑応答(2024年5月)
  • 株式会社SUBARU 2025年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答(2024年11月)
  • 株式会社SUBARU 2025年3月期 決算説明会 質疑応答(2025年5月)
  • 株式会社SUBARU 有価証券報告書 第95期(2026年3月期)【連結損益計算書】
  • SUBARU 新中期経営ビジョン「STEP」説明資料(2018年)
  • 株式会社SUBARU 2019年3月 群馬製作所工場視察会 質疑応答(要旨)
  • 株式会社SUBARU 第89期定時株主総会 質疑応答(2020年6月)
  • 株式会社SUBARU 第90期定時株主総会 質疑応答(2021年6月)
  • 株式会社SUBARU 新体制による方針説明会資料(2023年8月)
  • 株式会社SUBARU ビジネスアップデート説明会資料(2024年11月)
  • 株式会社SUBARU 第94期定時株主総会 質疑応答(2025年6月)

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