三菱自動車の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

筆頭株主が三度入れ替わり、そのたびに売る地域を決め直してきた。1971年のクライスラー15%に始まり、1997年の総会屋利益供与事件で経営陣が交代したのち、2000年3月の提携合意を経て10月にはダイムラークライスラーへ株式34%を渡し、乗用車の経営を委ねた。ダイムラーは2004年に支援を打ち切り、三菱グループ3社とファンドを引受先とする優先株増資で自主再建へ切り替えた。2015年には稼働率が5割台へ低下した米イリノイ工場を閉鎖し、翌2016年、燃費データの不正が発覚して日産の34%出資を受け入れてルノー・日産アライアンスへ編入された。二度の不正がそのつど資本の受け入れ先を決め、北米と欧州から退く順序をつくった。

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