決断
需要が細るたびに、売る手立てのほうを自前で作ってきた。1973年の石油危機でプレハブ住宅の建設戸数が20万戸台から15万戸へ減少すると、業界初の自社ローンを設け、造成地を取得して住宅とセットで売る「売り建て」方式と中古住宅仲介の積和不動産の設立で、需要を自ら掘り起こす経営へ切り替えた。資材が高騰しても値上げ幅は同業平均の半分の15%に抑え、大和ハウス工業以下の他社に差をつけた。同じ時期に全国65の営業所を独立採算の「企業内企業」とし、稟議を廃して営業所長に決裁を委ね、1979年1月期には経常利益207億円で大成建設を上回った。金融も仲介も社内に置いたことが、のちの賃貸住宅管理と不動産開発を生み、請負が細っても利益が残る構造を作った。
2020年4月 株主提案による取締役刷新の否決
売上高と1株当たり配当額2019 2020 2025 売上高(億円) 21,603 24,152 40,586 1株当たり配当額(円) 79 81 135 2019年3月 鴻池組を連結子会社化
建築・土木事業の売上高と利益率2020 2025 売上高(億円) 1,210 3,225 セグメント利益率(%) 3.1 4.7 2019年 地面師事件で会長社長交代
取引事故の経緯と会社の対応事故の発生 分譲マンション用地購入時の取引事故 損害の額 55億5,900万円 経緯の公表 2018年3月6日付適時開示 調査対策委員会の意見 経営上、重い責任がある 1993年 ワンズワンへブランド集約
ワンズワンへブランド集約多角化で膨らんだ商品名の乱立によるブランド力の低下と、一戸建て住宅の価格競争激化のなかで、購買層別のブランド体系に整理し直した事業戦略上の決断同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移1992 1993 1998 売上高(兆円) 1.1 1.2 1.5 経常利益率(%) 8.1 6.3 5.1 1979年 積和不動産設立
積和不動産設立石油危機で細った住宅需要を、自社ローン・売り建て・仲介・品ぞろえの工夫で自ら掘り起こす需要創造の経営同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移1978 1979 1984 売上高(億円) 2,615 3,037 4,437 経常利益率(%) 7.0 6.8 3.6 1978年11月 企業内企業制を導入
業績の推移1977 1978 1983 売上高(億円) 2,378 2,615 4,665 経常利益率(%) 7.1 7.0 6.4 1963年6月 代理店販売の廃止と直販への転換