三菱UFJFGの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

統合で得た資本の厚みを、危機の局面で海外の買収へ振り向けてきた。発足翌年の2006年6月に旧UFJ側の公的資金1兆4,000億円を完済した。2008年10月、リーマン・ブラザーズ破綻の翌月にモルガン・スタンレーの優先株を90億米ドルで引き受け、翌11月にはユニオンバンカルを完全子会社にしている。2013年12月にはタイのアユタヤ銀行を公開買付けで子会社にし、2019年4月にはインドネシアのバンクダナモンを連結子会社にした。ただし2020年にはダナモンののれん2,128億円を全額償却した。買収を重ねられた条件は、サブプライム関連の証券化商品を抱えず、危機での損失を小さく抑えたことにあった。

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