みずほFG の歴史

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第一勧銀・富士・興銀の3行統合

創業 1880年
母体 みずほホールディングス
創業地 東京都千代田区
創業 1999年8月20日、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の三行が全面統合を発表
1999年8月20日、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の三行が全面統合を発表し、2000年9月29日、株式移転で共同持株会社みずほホールディングスが発足した。合併ではなく三行を持株会社の下へ並べたのは、時間をかけずに金融グループの形を作ることを優先したためで、総資産約140兆円は当時世界最大級で、預金・貸出・社債引受のシェアは国内首位に立った。ただし対等の建て付けは誰も主導権を持たない体制でもあり、2002年4月には銀行を大企業向けと個人・中小向けの二つに割り直す。規模だけが先に完成し、中身の一本化は先送りされた。
決断 発足時の三行対等という建て付けを解くのに、みずほは20年を費やした。旧三行の勘定
発足時の三行対等という建て付けを解くのに、みずほは20年を費やした。旧三行の勘定系を残したまま相互接続する設計は、2002年4月の二行体制の初日と2011年3月の震災直後に全国規模の障害を招き、そのつど金融庁の業務改善命令を受ける。ここで2013年に二つの銀行を一つへ統合し直し、続けて4000億円台半ばを投じて勘定系を全面刷新した。それでも稼働二年目の2021年には八回の障害が重なり、経営陣の引責交代とガバナンス改革へ回った。判断はいずれも「先送りをやめる」の一点で揃うが、着手はつねに障害が顕在化したあとであり、自ら期限を切って動いた例は乏しい。
現況 収益の構造は、国内で人と店を減らしながら米州へ資源を配分する方向で固まっている。
収益の構造は、国内で人と店を減らしながら米州へ資源を配分する方向で固まっている。2026年3月期の連結売上高は9兆854億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1兆2,486億円で、いずれも発足以来の最高となった。足元を支えるのは2017年に掲げた約1.9万人・約100拠点の削減で、連結従業員は2018年3月末の6万51人から5万2,427人へ縮んでいる。その上で米州は2023年に米グリーンヒルを買収してM&A助言を自前の機能に加え、国内は楽天証券へ出資してネットの顧客接点を借りた。自前で育てるより買収するほうが速いという選び方は、発足時に合併を避けて時間を買ったときから変わらない。
競合 三メガの最後尾という位置が続いている。みずほに続いて2001年に三井住友、200
三メガの最後尾という位置が続いている。みずほに続いて2001年に三井住友、2005年に三菱UFJが生まれて三グループが並んだが、最も早く統合しながら組織と勘定系の一本化に最も長くかかったのがみずほだった。2026年3月期の親会社株主純利益1兆2,486億円は、三菱UFJの2兆4,272億円、三井住友の1兆5,830億円を下回る。優位の源泉は債券引受で築いた米州の法人取引、劣位にあるのは国内の個人である。2,400万の個人口座は2023年時点で解約が新規を上回り、会社は課題を預金口座の獲得と資産形成層の取り込みに絞っている。
長期業績の推移 2003〜2026年
みずほフィナンシャルグループ:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円)純利益率(%)
2006年3月期〜2026年3月期

第1章 2000年〜 3行統合によるみずほの発足と2002年のシステム統合障害、FG発足と不良債権の処理

2000年〜3行の株式移転で設けたみずほHDと、顧客別の2行へ組み替える分割・合併

2000年9月29日、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の3行は株式移転により、みずほホールディングスという持株会社を設けた。同年5月に示した計画は、3行と証券・信託の子会社2社から成る中核5社を、2002年春をめどに4社へ組み替える日程を先に置いていた。社長兼CEOには第一勧業銀行頭取の杉田力之氏、共同会長には富士銀行頭取の山本惠朗氏と日本興業銀行頭取の西村正雄氏が就任し、3人のCEOが机を並べた。副社長の酒井邦弥氏は、発足した日の実感を『今は持ち株会社ができただけで、本当の統合が始まるのはこれから。これは、壮大な実験ですよ』と語った。一度の合併で人事と店舗の調整を同時に抱えるより、傘を先に立てて段階的に組み替える段取りを選んだと考えられる。

  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2000-05-24「みずほフィナンシャルグループ」の創設について
    • [1]2000年5月24日公表:持株会社みずほホールディングスは2000年9月29日設立、資本金2兆5,720億円。中核5社(3行・みずほ証券・みずほ信託銀行)は2002年春めどにみずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ証券・みずほ信託銀行の4社へ統合・再編の予定
    • [2]2000年5月24日公表:持株会社みずほホールディングスは2000年9月29日設立、資本金2兆5,720億円。中核5社(3行・みずほ証券・みずほ信託銀行)は2002年春めどにみずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ証券・みずほ信託銀行の4社へ統合・再編の予定
  • 日経ビジネス 2000年10月2日号
    • [3]2000年9月29日に3行の持株会社みずほHDが発足。3行を2002年4月までに機能別に再編する予定。杉田力之氏がHD社長兼CEO(第一勧銀頭取)、山本惠朗氏・西村正雄氏が共同会長(富士銀・興銀頭取)で3人のCEO。酒井邦弥副社長の発言
    • [4]2000年9月29日に3行の持株会社みずほHDが発足。3行を2002年4月までに機能別に再編する予定。杉田力之氏がHD社長兼CEO(第一勧銀頭取)、山本惠朗氏・西村正雄氏が共同会長(富士銀・興銀頭取)で3人のCEO。酒井邦弥副社長の発言

持株会社の発足から2日後の2000年10月1日、3行はそれぞれの証券子会社を1社にまとめ、みずほ証券を発足させた。同月20日には3行とみずほ信託銀行が、朝日・第一・富国・安田の生命保険4社と、資産管理を専門とする信託銀行の共同設立で基本合意した。新会社の資産管理サービス信託銀行は資本金500億円で、みずほ信託銀行が54%、第一生命保険が23%を出資し、2001年1月の開業をめざした。時価会計の導入と2002年に控えた証券決済制度の改革で、受託側には高度な処理能力が求められていた。各社の資産管理業務を2002年4月までに新会社へ集め、規模の利益で競争力を得ることが設立の狙いだった。銀行本体より人員と顧客の少ない子会社から統合に着手し、効果を早く示す順番を取ったのだろう。

  • 日経ビジネス 2000年10月2日号
    • [5]2000年10月1日、3行の証券子会社を統合してみずほ証券が発足
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2000-10-20 マスタートラストを含む資産管理業務における新信託銀行設立
    • [6]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること
    • [7]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること
    • [8]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること
    • [9]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること

2001年10月11日、みずほホールディングスと3行は、2002年4月1日に3行を分割と合併によって顧客別の2行へ組み替えると発表した。みずほ銀行は個人と国内の一般事業法人・地方公共団体を、みずほコーポレート銀行は大企業・金融法人・海外企業を担当する。持株会社の下で顧客層と機能ごとに法人を分けて経営する枠組みへの移行が、再編の目的に掲げられた。みずほ証券とみずほ信託銀行も、3行の子会社から持株会社の直接子会社へ移す。発表に先立つ2001年9月には、2001年度の連結当期利益の予想を2,700億円から400億円へ下げていた。不良債権処理を前倒ししたうえで、国内店舗を2005年3月末に492か店とする計画も1年早めた。

  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-10-12 みずほフィナンシャルグループの分割・合併について
    • [10]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
    • [11]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
    • [12]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
    • [13]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-09-15 フェーズ2(14年4月)に向けた健全性確保と前向き戦略展開の体制整備
    • [14]2001年度連結当期利益の予想を期初2,700億円から400億円へ修正。与信関係費用は健全化計画の前倒しで増加。国内店舗は2005年3月末までに492か店とする計画を1年前倒し
    • [15]2001年度連結当期利益の予想を期初2,700億円から400億円へ修正。与信関係費用は健全化計画の前倒しで増加。国内店舗は2005年3月末までに492か店とする計画を1年前倒し
参考文献[1]-[15]
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2000-05-24「みずほフィナンシャルグループ」の創設について
    • [1]2000年5月24日公表:持株会社みずほホールディングスは2000年9月29日設立、資本金2兆5,720億円。中核5社(3行・みずほ証券・みずほ信託銀行)は2002年春めどにみずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ証券・みずほ信託銀行の4社へ統合・再編の予定
    • [2]2000年5月24日公表:持株会社みずほホールディングスは2000年9月29日設立、資本金2兆5,720億円。中核5社(3行・みずほ証券・みずほ信託銀行)は2002年春めどにみずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ証券・みずほ信託銀行の4社へ統合・再編の予定
  • 日経ビジネス 2000年10月2日号
    • [3]2000年9月29日に3行の持株会社みずほHDが発足。3行を2002年4月までに機能別に再編する予定。杉田力之氏がHD社長兼CEO(第一勧銀頭取)、山本惠朗氏・西村正雄氏が共同会長(富士銀・興銀頭取)で3人のCEO。酒井邦弥副社長の発言
    • [4]2000年9月29日に3行の持株会社みずほHDが発足。3行を2002年4月までに機能別に再編する予定。杉田力之氏がHD社長兼CEO(第一勧銀頭取)、山本惠朗氏・西村正雄氏が共同会長(富士銀・興銀頭取)で3人のCEO。酒井邦弥副社長の発言
    • [5]2000年10月1日、3行の証券子会社を統合してみずほ証券が発足
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2000-10-20 マスタートラストを含む資産管理業務における新信託銀行設立
    • [6]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること
    • [7]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること
    • [8]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること
    • [9]2000年10月20日、3行・みずほ信託銀行と朝日・第一・富国・安田の生保4社が資産管理の専門信託銀行設立で基本合意。資産管理サービス信託銀行、資本金500億円、出資比率みずほ信託54%・第一生命23%ほか、営業開始2001年1月めど。趣旨は時価会計導入・2002年の証券決済制度改革への対応と、各社の資産管理業務を2002年4月めどに集約して規模の利益を追求すること
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-10-12 みずほフィナンシャルグループの分割・合併について
    • [10]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
    • [11]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
    • [12]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
    • [13]2001年10月11日発表:2002年4月1日に3行を分割・合併法制でみずほ銀行(個人・国内一般事業法人・地方公共団体)とみずほコーポレート銀行(大企業・金融法人・海外の企業等)に統合・再編。持株会社のもとで顧客セグメント別・機能別の法的分社経営へ移行。みずほ証券・みずほ信託銀行を持株会社の直接子会社に
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-09-15 フェーズ2(14年4月)に向けた健全性確保と前向き戦略展開の体制整備
    • [14]2001年度連結当期利益の予想を期初2,700億円から400億円へ修正。与信関係費用は健全化計画の前倒しで増加。国内店舗は2005年3月末までに492か店とする計画を1年前倒し
    • [15]2001年度連結当期利益の予想を期初2,700億円から400億円へ修正。与信関係費用は健全化計画の前倒しで増加。国内店舗は2005年3月末までに492か店とする計画を1年前倒し

2002年〜ATM障害と口座振替の遅れで始まったみずほ銀行と、120か店を統合する変革・加速プログラム

2002年1月の株主向けメッセージは、まだ西村正雄氏・杉田力之氏・山本惠朗氏の3人のCEOの連名で出た。3人は経営基盤強化パッケージを掲げ、引当の強化と資本の増強で2行の発足に備えると述べた。発足時のみずほ証券では幹部の席が3行の出身者で3等分され、社内から三つ編みの人事と評されていた。2002年4月の再編では経営陣が入れ替わり、前田晃伸氏がみずほホールディングス社長兼CEOに就任した。持株会社と2行のCEOの責任範囲を分け、アドバイザリーボードの設置と役員数の削減も打ち出した。同年11月の変革・加速プログラムは、統治の強化策として1人CEO体制を掲げた。3行の均衡を保つ人事では決定が遅れるとの反省が、体制の切り替えを促したと推察される。

  • みずほフィナンシャルグループ CEOからみなさまへのメッセージ(2002年1月)
    • [16]2002年1月付メッセージは西村正雄・杉田力之・山本惠朗の3人(会長兼CEO・社長兼CEO)の連名。経営基盤強化パッケージで不良債権の引当強化・資本増強を行い、2002年4月発足の2行のスタート・ダッシュに備える
    • [17]2002年1月付メッセージは西村正雄・杉田力之・山本惠朗の3人(会長兼CEO・社長兼CEO)の連名。経営基盤強化パッケージで不良債権の引当強化・資本増強を行い、2002年4月発足の2行のスタート・ダッシュに備える
  • 日経ビジネス 2000年10月2日号
    • [18]みずほ証券の幹部人事は3行出身者で3分割され、現場から「三つ編み」の人事との声
  • Mizuho Holdings Annual Report 2002(Report on Computer Systems Problems in Japan ほか)
    • [19]前田晃伸氏がみずほホールディングスPresident & CEO。新体制で持株会社と2行のCEOの責任を明確化し、役員数削減とアドバイザリーボード設置を打ち出す
    • [20]前田晃伸氏がみずほホールディングスPresident & CEO。新体制で持株会社と2行のCEOの責任を明確化し、役員数削減とアドバイザリーボード設置を打ち出す
  • みずほフィナンシャルグループ みずほ『変革・加速プログラム』について(2002年11月25日)
    • [21]2002年11月の変革・加速プログラムは、ガバナンス強化として1人CEO体制、取締役・執行役員数20%削減を掲げた。2002年4月に新しい経営陣の下で再編を実施

2002年4月1日に2行が営業を始めると、国内ではATMの障害と口座振替の事務処理遅延が相次いだ。前田晃伸社長は株主向けのあいさつで改めて謝罪し、原因の究明と再発防止策の策定を約束した。年報2002は原因を、各システムのテストとリハーサルの不足、統合プロジェクトの管理の不備の2点に求めた。経営陣のオペレーショナルリスクへの認識と統制が弱かったとも認め、7月から6か月間、持株会社と2行の役員報酬を最大50%減じた。再発防止では、グループ銀行のシステム開発の重要事項を持株会社の承認事項に加え、外部監査も入れるとした。みずほ銀行の勘定系を1つにする作業は、分割・合併の発表時に2004年4月をめどとしていた。実際に統合を終えたのは2004年12月だった。

  • みずほホールディングス 社長からみなさまへのごあいさつ(2003年1月)
    • [22]2002年4月の統合・再編の際にATM障害や口座振替の事務処理遅延を起こし、前田晃伸社長が改めて謝罪。徹底的な原因究明と再発防止策の策定を表明
    • [23]2002年4月の統合・再編の際にATM障害や口座振替の事務処理遅延を起こし、前田晃伸社長が改めて謝罪。徹底的な原因究明と再発防止策の策定を表明
  • Mizuho Holdings Annual Report 2002(Report on Computer Systems Problems in Japan ほか)
    • [24]障害の原因は各システムのテスト・リハーサル不足と統合プロジェクトの管理の問題。経営陣のオペレーショナルリスクへの認識と統制の弱さを認め、7月から6か月、HD・2行の役員報酬を最大50%削減。持株会社がシステム開発の重要事項を承認、外部監査を導入
    • [25]障害の原因は各システムのテスト・リハーサル不足と統合プロジェクトの管理の問題。経営陣のオペレーショナルリスクへの認識と統制の弱さを認め、7月から6か月、HD・2行の役員報酬を最大50%削減。持株会社がシステム開発の重要事項を承認、外部監査を導入
    • [26]障害の原因は各システムのテスト・リハーサル不足と統合プロジェクトの管理の問題。経営陣のオペレーショナルリスクへの認識と統制の弱さを認め、7月から6か月、HD・2行の役員報酬を最大50%削減。持株会社がシステム開発の重要事項を承認、外部監査を導入
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-10-12 みずほフィナンシャルグループの分割・合併について
    • [27]みずほ銀行本店は次期システム稼動開始(2004年4月めど)まで第一勧業銀行本店とする
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「A Message from the President & CEO of Mizuho」
    • [28]みずほ銀行のITシステム統合は2004年12月に完了

2002年11月25日、グループは変革・加速プログラムを公表し、経費削減の計画を前へ詰めた。10月30日に政府が示した金融再生プログラムを踏まえ、収益基盤の強化を急ぐと位置づけた。みずほ銀行は『コスト、スピード、サービスにおいて競争優位な地位を確立すべく、コスト削減の徹底的な前倒しを実施する』とし、業務粗利益経費率40%台を目標に据えた。1年半で120か店を統合して2004年3月末に440か店とし、4,000名の人員削減も1年繰り上げる。みずほコーポレート銀行も企画管理部門などの1,100名を減らす。2002年度は下期の不良債権処理で損失を計上する見通しとなり、普通株式を無配とした。費用の構造を軽くすることが、障害で失った信頼を取り戻す前提だったと思われる。

  • みずほフィナンシャルグループ みずほ『変革・加速プログラム』について(2002年11月25日)
    • [29]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [30]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [31]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [32]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [33]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
  • みずほホールディングス 社長からみなさまへのごあいさつ(2003年1月)
    • [34]2002年度は不良債権の最終処理加速で損失計上の見通し、普通株式は無配の予定
参考文献[16]-[34]
  • みずほフィナンシャルグループ CEOからみなさまへのメッセージ(2002年1月)
    • [16]2002年1月付メッセージは西村正雄・杉田力之・山本惠朗の3人(会長兼CEO・社長兼CEO)の連名。経営基盤強化パッケージで不良債権の引当強化・資本増強を行い、2002年4月発足の2行のスタート・ダッシュに備える
    • [17]2002年1月付メッセージは西村正雄・杉田力之・山本惠朗の3人(会長兼CEO・社長兼CEO)の連名。経営基盤強化パッケージで不良債権の引当強化・資本増強を行い、2002年4月発足の2行のスタート・ダッシュに備える
  • 日経ビジネス 2000年10月2日号
    • [18]みずほ証券の幹部人事は3行出身者で3分割され、現場から「三つ編み」の人事との声
  • Mizuho Holdings Annual Report 2002(Report on Computer Systems Problems in Japan ほか)
    • [19]前田晃伸氏がみずほホールディングスPresident & CEO。新体制で持株会社と2行のCEOの責任を明確化し、役員数削減とアドバイザリーボード設置を打ち出す
    • [20]前田晃伸氏がみずほホールディングスPresident & CEO。新体制で持株会社と2行のCEOの責任を明確化し、役員数削減とアドバイザリーボード設置を打ち出す
    • [24]障害の原因は各システムのテスト・リハーサル不足と統合プロジェクトの管理の問題。経営陣のオペレーショナルリスクへの認識と統制の弱さを認め、7月から6か月、HD・2行の役員報酬を最大50%削減。持株会社がシステム開発の重要事項を承認、外部監査を導入
    • [25]障害の原因は各システムのテスト・リハーサル不足と統合プロジェクトの管理の問題。経営陣のオペレーショナルリスクへの認識と統制の弱さを認め、7月から6か月、HD・2行の役員報酬を最大50%削減。持株会社がシステム開発の重要事項を承認、外部監査を導入
    • [26]障害の原因は各システムのテスト・リハーサル不足と統合プロジェクトの管理の問題。経営陣のオペレーショナルリスクへの認識と統制の弱さを認め、7月から6か月、HD・2行の役員報酬を最大50%削減。持株会社がシステム開発の重要事項を承認、外部監査を導入
  • みずほフィナンシャルグループ みずほ『変革・加速プログラム』について(2002年11月25日)
    • [21]2002年11月の変革・加速プログラムは、ガバナンス強化として1人CEO体制、取締役・執行役員数20%削減を掲げた。2002年4月に新しい経営陣の下で再編を実施
    • [29]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [30]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [31]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [32]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
    • [33]2002年11月25日公表。10月30日の金融再生プログラムの趣旨を踏まえ収益基盤を強化。みずほ銀行は業務粗利益経費率40%台を目標に、1年半で120か店統合(2004年3月末440か店)・人員4,000名削減を1年前倒し。みずほコーポレート銀行は企画管理部門等▲1,100名、シンジケーション・ソリューションビジネス+580名
  • みずほホールディングス 社長からみなさまへのごあいさつ(2003年1月)
    • [22]2002年4月の統合・再編の際にATM障害や口座振替の事務処理遅延を起こし、前田晃伸社長が改めて謝罪。徹底的な原因究明と再発防止策の策定を表明
    • [23]2002年4月の統合・再編の際にATM障害や口座振替の事務処理遅延を起こし、前田晃伸社長が改めて謝罪。徹底的な原因究明と再発防止策の策定を表明
    • [34]2002年度は不良債権の最終処理加速で損失計上の見通し、普通株式は無配の予定
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-10-12 みずほフィナンシャルグループの分割・合併について
    • [27]みずほ銀行本店は次期システム稼動開始(2004年4月めど)まで第一勧業銀行本店とする
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「A Message from the President & CEO of Mizuho」
    • [28]みずほ銀行のITシステム統合は2004年12月に完了

2003年〜1.1兆円の優先株増資で立てたみずほFGと、半減させた不良債権比率

2003年1月8日、前田晃伸氏を社長とする新しい金融持株会社みずほフィナンシャルグループが設立された。前年12月の事業再構築で決めた組織で、みずほホールディングスは2行と証券会社を統括する中間の持株会社に位置づけ直された。2003年3月期に2行とみずほ信託銀行は与信関係費用2兆952億円を計上し、保有株の簿価を約3兆円圧縮した。繰延税金資産にも9,667億円の評価性引当を積み、連結当期純損失は2兆3,771億円となった。目減りした資本を補うため、2003年3月に国内の取引先と機関投資家へ優先株を割り当て、1兆819億3,000万円を調達した。連結の自己資本比率は2003年3月末に9.53%を保った。

  • みずほフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌 プロフィール(みずほフィナンシャルグループ 平成15年1月8日設立)
    • [35]みずほフィナンシャルグループは平成15年(2003年)1月8日設立、代表者は取締役社長 前田晃伸
  • みずほホールディングス 社長からみなさまへのごあいさつ(2003年1月)
    • [36]2002年12月の「事業再構築」で新金融持株会社みずほフィナンシャルグループを設立し、みずほ証券をみずほコーポレート銀行傘下、みずほインベスターズ証券をみずほ銀行傘下に再編
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2003(To Our Shareholders)
    • [37]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持
    • [38]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持
    • [39]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持
    • [40]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持

2003年9月、みずほフィナンシャルグループは公的資金を受けた銀行として新しい経営健全化計画を公表した。2003年3月期の収益が計画を大きく下回ったため、金融庁から早期健全化法と銀行法に基づく業務改善命令を受けていた。計画は赤字の理由を、金融再生プログラムの趣旨を踏まえ不良債権と保有株の損失を一度に処理したことに求めた。2003年3月期には年間2兆6,750億円の不良債権をオフバランス化したとも示した。同年5月には企業再生を専門とする子会社を銀行ごと・債権の属性ごとに4社設け、国内外約950社の債権約4.5兆円を切り離した。4社はいずれも貸金業を営む会社で、社名はみずほアセット、みずほグローバル、みずほコーポレート、みずほプロジェクトとした。

  • みずほフィナンシャルグループ「経営の健全化のための計画」の概要(2003年9月)
    • [41]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [42]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [43]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [44]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [45]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
  • みずほフィナンシャルグループ ニュースリリース 2005-07-20 合併当事会社の概要
    • [46]再生専門子会社みずほプロジェクト・みずほコーポレート・みずほグローバル・みずほアセットはいずれも2003年5月設立の貸金業者

みずほフィナンシャルグループは2004年9月末、金融再生プログラムが課した不良債権比率の半減を達成した。比率は2005年3月末に2.1%まで下がり、前田晃伸社長は企業再生の進展を主な要因に挙げた。連結の自己資本比率は同じ時点で11.91%だった。公的資金は当初の2兆9,490億円のうち、劣後債の全額と優先株の一部で累計1兆4,826億円を返し、2005年3月末の残高を1兆4,664億円まで減らした。2005年7月20日には、再生専門の子会社4社を、それぞれの親にあたる銀行2行と信託銀行へ吸収させる合併を公表した。前田晃伸社長は残りの公的資金について『we aim to repay the remaining amount of public funds during fiscal 2006』と返済の時期を示した。

  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「A Message from the President & CEO of Mizuho」
    • [47]2004年9月末に金融再生プログラムの不良債権比率半減目標を達成、主因は企業再生の着実な進展。2005年3月末の不良債権比率2.1%、不良債権問題は実質的に終結との認識。連結BIS比率11.91%
    • [48]2004年9月末に金融再生プログラムの不良債権比率半減目標を達成、主因は企業再生の着実な進展。2005年3月末の不良債権比率2.1%、不良債権問題は実質的に終結との認識。連結BIS比率11.91%
    • [49]2004年9月末に金融再生プログラムの不良債権比率半減目標を達成、主因は企業再生の着実な進展。2005年3月末の不良債権比率2.1%、不良債権問題は実質的に終結との認識。連結BIS比率11.91%
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「How did the group perform in fiscal 2004?」
    • [50]公的資金の当初額2兆9,490億円のうち累計1兆4,826億円を返済(劣後債全額償還・優先株の一部買入)、2005年3月末残高1兆4,664億円。残額は2006年度中の返済をめざす
    • [52]公的資金の当初額2兆9,490億円のうち累計1兆4,826億円を返済(劣後債全額償還・優先株の一部買入)、2005年3月末残高1兆4,664億円。残額は2006年度中の返済をめざす
  • みずほフィナンシャルグループ ニュースリリース 2005-07-20 合併当事会社の概要
    • [51]2005年7月20日公表:みずほ銀行がみずほプロジェクトを、みずほコーポレート銀行がみずほコーポレート・みずほグローバルを、みずほ信託銀行がみずほアセットを吸収合併
参考文献[35]-[52]
  • みずほフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌 プロフィール(みずほフィナンシャルグループ 平成15年1月8日設立)
    • [35]みずほフィナンシャルグループは平成15年(2003年)1月8日設立、代表者は取締役社長 前田晃伸
  • みずほホールディングス 社長からみなさまへのごあいさつ(2003年1月)
    • [36]2002年12月の「事業再構築」で新金融持株会社みずほフィナンシャルグループを設立し、みずほ証券をみずほコーポレート銀行傘下、みずほインベスターズ証券をみずほ銀行傘下に再編
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2003(To Our Shareholders)
    • [37]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持
    • [38]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持
    • [39]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持
    • [40]2002年度:2行とみずほ信託の与信関係費用2兆952億円、保有株の簿価を約3兆円削減、繰延税金資産に9,667億円の評価性引当、連結当期純損失2兆3,771億円。2003年3月に国内顧客と機関投資家への優先株発行で1兆819億3,000万円を調達し、連結BIS比率9.53%を維持
  • みずほフィナンシャルグループ「経営の健全化のための計画」の概要(2003年9月)
    • [41]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [42]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [43]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [44]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
    • [45]2003年9月の経営健全化計画の概要。2003年3月期の収益目標と実績の大幅乖離で早期健全化法・銀行法に基づく業務改善命令。赤字は金融再生プログラムの趣旨を踏まえ財務上の諸課題を一掃したため。2003年3月期に年間2兆6,750億円のオフバランス化。再生専門子会社を銀行毎・属性毎に4社設立し、約950社・約4.5兆円の債権を分離
  • みずほフィナンシャルグループ ニュースリリース 2005-07-20 合併当事会社の概要
    • [46]再生専門子会社みずほプロジェクト・みずほコーポレート・みずほグローバル・みずほアセットはいずれも2003年5月設立の貸金業者
    • [51]2005年7月20日公表:みずほ銀行がみずほプロジェクトを、みずほコーポレート銀行がみずほコーポレート・みずほグローバルを、みずほ信託銀行がみずほアセットを吸収合併
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「A Message from the President & CEO of Mizuho」
    • [47]2004年9月末に金融再生プログラムの不良債権比率半減目標を達成、主因は企業再生の着実な進展。2005年3月末の不良債権比率2.1%、不良債権問題は実質的に終結との認識。連結BIS比率11.91%
    • [48]2004年9月末に金融再生プログラムの不良債権比率半減目標を達成、主因は企業再生の着実な進展。2005年3月末の不良債権比率2.1%、不良債権問題は実質的に終結との認識。連結BIS比率11.91%
    • [49]2004年9月末に金融再生プログラムの不良債権比率半減目標を達成、主因は企業再生の着実な進展。2005年3月末の不良債権比率2.1%、不良債権問題は実質的に終結との認識。連結BIS比率11.91%
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「How did the group perform in fiscal 2004?」
    • [50]公的資金の当初額2兆9,490億円のうち累計1兆4,826億円を返済(劣後債全額償還・優先株の一部買入)、2005年3月末残高1兆4,664億円。残額は2006年度中の返済をめざす
    • [52]公的資金の当初額2兆9,490億円のうち累計1兆4,826億円を返済(劣後債全額償還・優先株の一部買入)、2005年3月末残高1兆4,664億円。残額は2006年度中の返済をめざす

第2章 2006-2012 (気が向いたら執筆します!) 公的資金の完済からサブプライム損失の赤字、震災後の2度目のシステム障害へ

第3章 2013-2018 (気が向いたら執筆します!) 2行合併によるOne MIZUHOと指名委員会等設置会社への移行、1.9万人削減計画

第4章 2019-2026 (気が向いたら執筆します!) MINORIの稼働と2021年の相次ぐ障害、経営陣の刷新から楽天証券への出資・Greenhill買収へ

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歴史年表 2000〜2025年

みずほフィナンシャルグループの沿革2000〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
2000〜2005年3行統合によるみずほの発足と2002年のシステム統合障害、FG発足と不良債権の処理3行が一つの傘の下に入り、2000年に成立した金融グループ「みずほ」

1999年8月、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の3行が全面統合を発表し、2000年9月に株式移転で持株会社みずほホールディングスを設立。国内初のメガバンクが誕生した案件。

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★★★
みずほ大規模システム統合障害★★
前田晃伸みずほフィナンシャルグループ発足★★
前田晃伸前田晃伸が初代社長に就任★
前田晃伸再生専門子会社4社を親銀行と合併、みずほHDから銀行2行株式を取得しHDを商号変更★
2006〜2012年公的資金の完済からサブプライム損失の赤字、震災後の2度目のシステム障害へ前田晃伸第一勧業アセットマネジメントが富士投信投資顧問を吸収合併★
前田晃伸純損失5,888億円を計上★★
塚本隆史塚本隆史氏が社長に就任★
塚本隆史新光証券がみずほ証券を吸収合併★
塚本隆史新光証券をみずほ証券に商号変更★
塚本隆史オリエントコーポレーションを持分法適用関連会社化★
塚本隆史みずほ第2次システム障害(東日本大震災義援金処理を契機)★★
佐藤康博佐藤康博氏が社長に就任★
2013〜2018年2行合併によるOne MIZUHOと指名委員会等設置会社への移行、1.9万人削減計画佐藤康博コーポレート銀行との合併による2行分立体制の解消と一体運営への移行

2011年、東日本大震災の直後にみずほ銀行で大規模なシステム障害が起きた。これを受けてみずほフィナンシャルグループは、個人向けのみずほ銀行と大企業向けのみずほコーポレート銀行を合併させる判断を下し、2013年7月1日に1つの銀行へまとめた。銀行を2つに分けてきた発足以来の体制を畳み、旧3行分立の実質的な解消と勘定系システムの刷新へ進んだ経営判断。

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★★★
佐藤康博監督と経営を分け、社外取締役を中心とする3委員会へ統治を組み替えた機関設計の転換

2014年6月24日の定時株主総会で定款の変更が決議され、みずほフィナンシャルグループは同日付で監査役会設置会社から委員会設置会社へ移行した。取締役会は13名のうち6名を社外取締役とし、議長には社外取締役の大田弘子氏が就任した。指名・報酬の両委員会は委員長を含む全員が社外取締役で、監査委員会は5名のうち3名が社外取締役となる。 移行に伴い監査役5名(うち社外3名)が同日付で退任し、法令上の専決事項以外の業務執行の決定は、グループCEOである執行役社長へ原則として委任された。

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佐藤康博指名委員会等設置会社へ移行★
佐藤康博RBSから北米貸出債権・人員を受入★
佐藤康博みずほ銀行が米国にMizuho Americas LLCを設立★
佐藤康博約8万人の人員と約500拠点から、1.9万人と100拠点を削る10年計画

2017年11月、10年後を見据えたグループの持続的成長と将来の競争優位性確保に向けて、抜本的構造改革の原案を公表した。2017年3月末に約8万人いた人員を2026年度までに約1.9万人、約500あった国内拠点を2024年度までに約100拠点減らす。2017年度に1.45兆円だったグループ合算の経費は、次期システム関連償却費を除いた削減額で2021年度までに1,000億円程度、2024年度までに1,000億円台半ばを目指す。 佐藤康博社長は『抜本的構造改革は、人員・店舗の削減等を通じた経費の削減自体を目的とするのではなく、基礎的収益力を強化するための取り組みでなければならない』と、削減それ自体を目的に置いていない。

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★★★
坂井辰史坂井辰史氏が社長に就任★
2019〜2026年MINORIの稼働と2021年の相次ぐ障害、経営陣の刷新から楽天証券への出資・Greenhill買収へ坂井辰史純利益96,566百万円に急減(前年▲83%)★
坂井辰史3行の勘定系を一元化し、業務ごとに組み直した次期システムへの全面刷新

2011年3月のシステム障害の反省を踏まえ、同年6月に策定した業務改善計画に、みずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ信託銀行3行の勘定系システムを一元化し、新しい基盤のもとで構築することを据えた。2012年度末を目途に業務共通基盤を完成させ、以後2015年度末を目途に預金・為替・融資・外為・信託といったコンポーネントシステムを順次リリースする計画である。 旧3行の勘定系を残したまま相互に接続して延命する路線を捨て、機能単位に組み替えた基盤へ全面的に乗せ替える——統合から11年を経ての決断であった。

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坂井辰史度重なるシステム障害と行政処分——経営責任とガバナンス改革への転換

2021年2月以降、次世代基幹システム「MINORI」を動かすみずほ銀行で複数のシステム障害が発生し、営業部店やATMでの取引、インターネットバンキング取引、内為・外為取引等が一部不能となった。金融庁は9月22日と11月26日の二度にわたり銀行法にもとづく業務改善命令を発し、11月26日には財務省が外為法にもとづく是正措置命令をみずほ銀行に出している。 みずほは障害を技術の不具合ではなく経営と企業風土の問題として引き取り、執行役の辞任・解任と、再発防止・ガバナンス改革に着手した。

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木原正裕木原正裕氏が社長に就任★
木原正裕みずほリースと資本業務提携★
木原正裕資本業務提携——対面のみずほ、ネットの楽天

2022年、みずほフィナンシャルグループは傘下のみずほ証券を通じて楽天証券へ約800億円を出資し、議決権の19.99%を握って持分法適用会社とした経営判断。対面営業に強いみずほと、口座数で国内最大手級のネット証券・楽天証券が組み、個人の資産運用で連携した。翌2023年には29.01%を買い増し、出資比率を49.00%へ高めた。

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木原正裕買収による、M&A助言機能を自社内へ取り込む体制づくり

2023年5月22日、みずほフィナンシャルグループは子会社の米州みずほLLCを通じ、米独立系M&A助言会社グリーンヒル(Greenhill & Co., Inc.)の全株式を1株当たり15米ドルの全額現金で取得することに合意した。引き受ける負債を含む企業価値は約5億5,000万米ドルである。 関連当局の認可等を経て同年12月1日に買収を完了し、発行済株式の100%を取得して完全子会社とした。

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木原正裕楽天グループが保有する楽天カードの普通株式14.99%を取得★
木原正裕経常収益9兆303億円・純利益8,854億円で過去最高★
出典・参考 15件
出典・参考
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2000-05-24「みずほフィナンシャルグループ」の創設について
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2000-10-20 マスタートラストを含む資産管理業務における新信託銀行設立
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-10-12 みずほフィナンシャルグループの分割・合併について
  • みずほフィナンシャルグループ プレスリリース 2001-09-15 フェーズ2(14年4月)に向けた健全性確保と前向き戦略展開の体制整備
  • みずほフィナンシャルグループ ニュースリリース 2005-07-20 合併当事会社の概要
  • 日経ビジネス 2000年10月2日号
  • みずほフィナンシャルグループ CEOからみなさまへのメッセージ(2002年1月)
  • Mizuho Holdings Annual Report 2002(Report on Computer Systems Problems in Japan ほか)
  • みずほフィナンシャルグループ みずほ『変革・加速プログラム』について(2002年11月25日)
  • みずほホールディングス 社長からみなさまへのごあいさつ(2003年1月)
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2003(To Our Shareholders)
  • みずほフィナンシャルグループ「経営の健全化のための計画」の概要(2003年9月)
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「A Message from the President & CEO of Mizuho」
  • Mizuho Financial Group Annual Report 2005「How did the group perform in fiscal 2004?」
  • みずほフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌 プロフィール(みずほフィナンシャルグループ 平成15年1月8日設立)

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