決断
川下で業態を増やすたびに、川上の原料側でも会社を取得してきた。2000年7月のココスジャパン取得を皮切りに、2002年10月にはま寿司を設立し、同年12月にビッグボーイジャパン、2005年3月になか卯を取得して、牛丼で構築した製造販売業の仕組みを全業態へ展開した。同じ時期に食材調達のグローバルフーズと設備のテクノサポートを設立し、業態ごとに散る仕入と工事を自社へ集めた。2014年6月には深夜のワンオペ運営が社会問題となり第三者委員会を設置して、すき家事業を地域別7社へ新設分割している。2021年7月に水産のマリックス、同年10月に精米の齋藤商店、2022年3月に五十嵐水産と、原料を扱う会社の取得が続いた。店の数が増えるほど、原価を決める相手を社外から自社へ入れ替えてきた。
2014年10月 すき家ワンオペ問題
従業員数2014 2015 2020 従業員数(人) 5,928 6,584 14,402 2005年3月 MMD戦略の確立
MMD戦略の確立牛丼すき家の「製造販売業」(垂直統合)を全業態へ展開するMMD戦略のもと、ココス・はま寿司・ビッグボーイ・なか卯・華屋与兵衛を並列に取り込み、調達・製造・物流の共通化で原価を低減して多業態フードチェーンを構築した多角化戦略同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2004 2005 2010 売上高(億円) 1,121 1,254 3,342 経常利益率(%) 2.9 3.0 3.3