ゼンショーホールディングス の平均年収・従業員数の推移

平均年収・従業員数 — 人員と処遇の長期推移 有価証券報告書ベースの連結/単体の年次変化と業界他社の平均給与比較

連結従業員数はFY20(2021年3月期)16,253名からFY24(2025年3月期)18,742名へ5期で15.3%増加した。臨時従業員(パート・アルバイト)はFY20の51,125名からFY24の69,340名へ35.6%増加し、店舗運営の規模拡大を支える非正規雇用層が大きく拡大している。グローバルすき家4,893名・グローバルはま寿司1,951名・グローバルファストフード6,960名・レストラン884名・小売事業754名・本社・サポート2,295名(FY24)が、海外現地法人を含めた連結スケールを示す。

平均年間給与(単体)はFY20(2021年3月期)601万円からFY24(2025年3月期)817万円へ5期で35.9%上昇した。海外すき家・はま寿司の店舗網拡大に伴う本社・グローバル人材の処遇向上が、平均給与上昇の主要因と推定される。平均勤続年数はFY20の7.6年からFY24の9.1年へ1.5年延長し、平均年齢はFY20の37.7歳からFY24の40.1歳へ漸増した。グローバル展開フェーズに入って中堅層が中心の年齢構成となっており、創業期の若手中心モデルからの構造転換が進んでいる。

20,626前年比+1,884人
1,129前年比+277人
830万円前年比+14万円
39前年比▲1歳
従業員数(連結・単体)単位:
連結従業員数単体従業員数
平均年間給与(単体)単位:万円
平均年間給与
平均勤続年数(単体)単位:
平均勤続年数
平均年齢(単体)単位:
平均年齢

ゼンショーホールディングスの経営体制 取締役会・監査役会と業務執行体制(有価証券報告書ベース)

2014年6月、過重労働問題を契機にすき家事業を北日本・関東・東京・中部・関西・中四国・九州の地域別7社へ新設分割して地域分権ガバナンスを敷いた。2020年3月にはこれを撤回し、すき家地域会社9社を吸収合併して株式会社すき家として再統合した。地域分権から再集権化への10年で、過重労働問題への現場対応と本社一括管理のバランスを取り直した経緯がある。創業者・小川賢太郎氏が掲げた「フード業世界一」を支える人材戦略は、海外現地採用と日本本社からの派遣の組み合わせで、グローバルすき家1,195名(FY24)・はま寿司海外従業員等のグローバル雇用層を拡大している。

ゼンショーホールディングスと同業他社の平均年収比較 業界横比較・最新有報ベース

ゼンショーHDの平均年間給与817万円(FY24・単体)は、外食業界の上場大手として高水準にある。日本マクドナルドホールディングス(連結売上高3,795億円)・すかいらーくホールディングス(連結売上高3,800億円)等と比較して、連結売上高1兆1,366億円(FY24)のグローバルスケールに見合った単体本社の処遇となっている。海外含む連結18,742名の85%以上が海外現地法人所属で、本社単体は852名と少数精鋭の体制である。

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