決断
格上の相手の事業を、規模で劣る日本輸送機が引き受けることで二度大きくなった。2009年4月に三菱重工業と国内の販売・サービスを統合してニチユMHIフォークリフトを設立し、2013年4月には三菱重工業のフォークリフト事業を吸収分割で承継した。連結売上高は834億円から2,058億円へ拡大し、社名はニチユ三菱フォークリフトへ改まる。海外とエンジン車に強い相手と、国内と電動車に強い自社は、地域も車種も重ならなかった。2016年3月にユニキャリアホールディングス株式の35%を取得し、2017年1月にはユニキャリアを完全子会社化した。産業革新機構・日立建機・日産という別の系譜が育てた会社を1,100億円超で取り込み、同年10月に三菱ロジスネクストへ改称した。引き受ける側に回り続けたことが、規模で劣ったまま世界3位群へ入る順序を決めた。
2026年 日本産業パートナーズが非公開化
2016年 ユニキャリアHD取得
のれんと無形固定資産2015 2016 2021 のれん(百万円) 1,672 1,225 35,609 のれん以外の無形固定資産(百万円) 3,067 4,678 18,863 2013年 三菱重工のフォークリフト事業承継
三菱重工のフォークリフト事業承継国内電動車専業のニチユと、海外・エンジン車に強い世界8番手の三菱重工業が、地域も車種も重ならない事業を一つに統合し、世界3位群の規模を得て成長市場での競争に臨む事業統合同じ経営論点に直面した企業 | 経営統合・合併業績の推移2012 2013 2018 売上高(億円) 820 834 4,331 経常利益率(%) 2.4 2.5 1.9