決断
ある工程の廃棄物を、次の事業の原料へ転じてきた会社である。1935年ごろ、ソーダの増産でマッドと石炭灰が1日約2,000トンに達する見込みとなり、徳山湾での埋立ても難しくなった。徳山曹達はこれをセメント原料に使う研究を大学へ委託し、1938年3月に1号キルンへ火を入れている。戦後に原料塩が尽きた時期も、同じ設備で作るセメントライクが1949年4月までに7,400万円を売り上げ、ソーダの空白を埋めた。1981年12月には企画部の起案で高純度多結晶シリコンと乾式シリカを2年半で立ち上げている。
2026年3月 太平洋セメントへ販売譲渡
セメントセグメントの売上高と利益率2025 2026 外部顧客への売上高(百万円) 64,312 66,120 セグメント利益率(%) 11.6 14.4 2023年5月 OCIと合弁でマレーシア再進出
業績の推移2022 2023 2026 売上高(億円) 2,938 3,517 3,495 営業利益率(%) 8.3 4.1 10.6 2017年 OCIへ全株譲渡し撤退
業績の推移2016 2017 2022 売上高(億円) 3,071 2,991 2,938 営業利益率(%) 7.5 12.9 8.3 1984年 東工場でシリコン製造開始
東工場でシリコン製造開始石油危機後の高付加価値型新規事業の育成方針のもと、副生原料と精製技術を転用して高純度多結晶シリコンと乾式シリカの製造技術を2年半で立ち上げた判断同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移1983 1984 1985 売上高(億円) 1,639 1,645 1,721 経常利益率(%) 1.3 2.2 2.8