決断
三菱化成工業は新しい事業を、共同出資の会社や別法人に切り出して始めてきた。1956年4月には石油化学の投資110億円を単独で負わず、三菱レイヨン・旭硝子と各22%を出資して三菱油化を設立した。1971年6月に三菱化成生命科学研究所を設立したのも、営利から切り離した基礎研究所を別法人として持つ判断であった。本格的な医薬品の第1号は1984年4月発売のテオドールで、米キー社からの導入品だった。1990年には、機能商品の比率を高める方針のもとで米バーベイタムを買収して光磁気ディスクの量産設備を新設した。
2001年6月 昭和電工等と事業統合
業績の推移2000 2001 2006 売上高(兆円) 1.5 1.7 2.3 純利益率(%) -1.8 -1.4 3.4 1991年 バーベイタムの買収
1978年 ライフサイエンス分野へ再参入
ライフサイエンス分野へ再参入石油化学の量的拡大が鈍り知識集約型への転換が求められるなかで、一度撤退した医薬・生命科学へ戻る足場として、営利から切り離した基礎研究所を別会社で持つ判断同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移1977 1978 1983 売上高(億円) 5,994 5,464 7,409 経常利益率(%) 1.2 1.2 -0.3