三井物産の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

一度始めた大型投資から降りられず、その代償で規律を作り直してきた。1971年、石油部門の強化を急いだ三井物産は、ロレスタン鉱区の権益と引き換えにイラン石油化学(IJPC)へ参画した。石油ショックで採算が崩れて撤退論が出ても、創業100周年の1976年に池田芳蔵社長は不退転で本格推進を決め、革命と戦争で事業は頓挫する。2002年には国後島の不正入札で逮捕・起訴者を出し、説明責任を果たさなかった経営陣が交代して内部統制を再構築した。2004年には排ガス除去装置の虚偽データを社内の監査で見つけ出したものの、成果を急ぐ現場の不正の再発までは防げなかった。

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