決断
一度始めた大型投資から降りられず、その代償で規律を作り直してきた。1971年、石油部門の強化を急いだ三井物産は、ロレスタン鉱区の権益と引き換えにイラン石油化学(IJPC)へ参画した。石油ショックで採算が崩れて撤退論が出ても、創業100周年の1976年に池田芳蔵社長は不退転で本格推進を決め、革命と戦争で事業は頓挫する。2002年には国後島の不正入札で逮捕・起訴者を出し、説明責任を果たさなかった経営陣が交代して内部統制を再構築した。2004年には排ガス除去装置の虚偽データを社内の監査で見つけ出したものの、成果を急ぐ現場の不正の再発までは防げなかった。
2025年2月 Rhodes Ridge鉄鉱石への参画
金属資源の資本的支出とセグメント資産に対する比率2024 2025 2026 資本的支出(億円) 709 899 8,130 資本的支出率(%) 2.3 3.0 18.8 2009年6月 九州支社と機能化学品の循環取引
連結従業員数と平均勤続年数2008 2009 2014 連結従業員数(名) 42,621 39,864 48,090 平均勤続年数(年) 18.7 18.6 19.1 2002年7月 国後島不正入札問題
DPF補償関連費用と当期純利益2002 2003 2008 DPF補償関連費用(百万円) − − − 当期純利益(億円) 554 311 4,101 1976年 イラン石油化学IJPCの続行
イラン石油化学IJPCの続行石油部門の強化を焦る三井物産が、ロレスタン鉱区の見返りにイラン石化事業を引き受け、投資額が1,300億円から7,400億円へ膨らんでも池田芳蔵社長が不退転で進めた末に、革命と戦争で頓挫した大型投資の失敗同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化経常利益と当期純利益1976 1977 1982 経常利益(億円) 152 235 353 当期純利益率(%) 0.2 0.1 -0.1 1876年7月 益田孝氏による無資本創業
創業の条件開業 1876年7月1日 開業時の商号 旧三井物産会社 事業の目的 国内国外にわたる物品の売買 資本金 計上せず