三菱重工業の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

事業の切り離しと統合を、100年にわたって繰り返してきた。1917年に三菱合資会社の造船部を三菱造船として分け、1921年には電機部門を三菱電機として独立させた。1934年に三菱航空機と合併して商号を三菱重工業へ改めたが、1950年には過度経済力集中排除法で3社へ分割される。分立した3社は同じ製品分野で競い、1956年に超大型タンカーに合わせて設備を先に張った判断もその競争のさなかに出た。重複投資を避けたい三菱銀行と三菱商事の求めで1964年に三社の再合併に踏み切り、その6年後には売上の3割近くを占めていた自動車部門を三菱自動車工業へ分離した。切り離しと再統合を繰り返した結果、注文主が国か電力会社という、需要が先に決まっている事業だけが手元に残った。

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