鈴木三郎助
味の素・元社長
社長就任1917年6月
生年月日—
学歴—
出自—
経歴1884〜1931年
経歴
| 区分 | 所属先 | 就任年 | 役職 | 現任 | 1884年主要役職の状況(推定含む目安)1931年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 民間 | 鈴木製薬所(家業) | 1884 | 家督継承 | ||
| 1888 | 創業 | ||||
| 1907 | 設立 | ||||
| 日本化学工業 | 1907 | 専務取締役 | |||
| 味の素(旧・鈴木商店) | 1908 | 創業 | |||
| 1912 | 設立 | ||||
| 1917 | 設立 社長 | ||||
| 1931 | 社長 在任中に逝去 | ||||
| 東信電気 | 1917 | 設立・社長 |
社長就任までの出自
出自
1867年12月27日、相模国三浦郡(現在の神奈川県葉山町)に生まれ、幼名を泰助といった。9歳で父の鈴木三郎助氏(初代)を亡くし、浦賀の商店での4年の奉公を経て、18歳で家業の滝屋を継いで二代三郎助を襲名した。米相場で家産の大半を失った後、母の鈴木ナカ氏が1888年に始めた海藻からのヨード製造に加わり、営業を受け持った。1906年に関東沃度製造同業組合の理事長、1907年に日本化学工業の専務取締役に就任した。
社長に選ばれた経緯
抜擢
1917年6月、資本金300万円で株式会社鈴木商店を設立し、取締役社長として全体を統括した。株主26人はすべて鈴木家の一族とその関係者で、7月に合資会社鈴木商店から経営の一切を譲り受けた。これに先立ち、鈴木三郎助氏は日本化学工業の経営から撤退し、全力を鈴木商店の経営に注いでいた。味の素の発売から8年、川崎工場の操業開始から3年を経て、家業の経営体制を株式会社へ進めた。
在任中の主な施策
施策
1915年末、川崎工場に電解設備を設け、多量の白金を手当てして塩素酸カリの製造に参入した。1917年8月には鈴木家が4割を出資して水力発電の東信電気を設立し、社長を兼ねた。水力発電で電力を賄い、製造コストを大幅に下げるための設立である。1925年12月には株式会社鈴木商店を新たに設立して旧2社の営業を移し、これが現在の味の素の法人となった。1931年3月29日に逝去し、翌月弟の鈴木忠治氏が社長に選ばれた。
創業ストーリー
創業ストーリー
参考文献3件
参考文献
- 味の素株式会社『味をたがやす 味の素八十年史』(1990)「第1章「味の素」の生産・販売の開始」
- 味の素株式会社『味の素の50年』(1960)「発明,そして創業」
- 味の素 有価証券報告書(2025年6月18日)【沿革】
事実根拠:出所(味の素)