ファーストリテイリングの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

商品を決める権限を、本部と店舗のあいだで二度動かしてきた会社である。1988年に香港へ拠点を開設して中国の縫製工場へ直接発注する調達へ切り替え、1995年には売上の8割を占める自社企画品について毎週の売価変更で完全に売り切る運営を敷いた。この本部集中が店ごとの需要差を取りこぼし、既存店売上高が1割減少すると、1998年に在庫量と陳列を店舗が決める個店対応へ移った。2005年の持株会社化で監督と執行を分けたのち、2017年には情報製造小売業を掲げ、有明本部へ企画と物流を集約して、判断の根拠を需要データへ移した。

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