十字屋の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

十字屋は、のれんを分けて各地に散った店を、共同仕入を経て一つの会社に統合した。戦後、十字屋呉服店で商いを教え込まれた人々は、各地に独立した法人として十字屋の名を持つ店を設けた。各店は資本の上では別々の会社だったが、1951年10月に十字屋出身の経営者たちが東京・日本橋に集まり、衣料品の共同仕入機関として十字屋協同組合を設立する。株式会社十字屋呉服店は1954年6月に商号を株式会社十字屋へ改め、1955年2月に組合傘下の21社を吸収合併した。屋号と仕入れを共にしていた店を一つの資本に入れたことで、衣料小売業で日本初のレギュラー・チェーン・ストア方式が成り立った。

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