決断
一店ごとに別会社を立て、店の土地を担保に次の店を建てた。1962年、日本興業銀行出身の水島廣雄氏が株主間の対立を収める調停役として社長に就任した。1967年の千葉そごうを皮切りに、各店を現地資本との共同出資による別会社とし、建設費を銀行借入で賄って本体の貸借対照表の外へ置いた。この地域一番店戦略を全国へ展開し、1992年にはグループ売上高1兆4,000億円で百貨店業界の首位へ立った。2000年7月の民事再生法申請後は元西武百貨店会長の和田繁明氏を迎え、9店の閉鎖と約3,200人の削減を経て西武百貨店との経営統合へ進んだ。30年以上の在任で積み上げた出店の連鎖は、社長の交代ではなく債権者の介入で止まっている。
2023年 米フォートレスへ売却
百貨店・専門店事業の営業収益2022 2023 営業収益(億円) 7,123 4,637 セグメント利益率(%) -1.1 0.7 2000年7月 長銀債権放棄の頓挫と民事再生
長銀債権放棄の頓挫と民事再生会計制度の変更で連結外しが限界に達し、私的整理での債権放棄が政治問題化して頓挫、負債1兆8700億円を抱えて民事再生法を申請した経営破綻同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ業績の推移1999 2000 売上高(億円) 1,679 1,571 純利益率(%) -15.2 -87.6 2000年7月 西武との合併構想
西武との合併構想民事再生法を申請したそごうの再建を託すため、興銀が元西武百貨店会長の和田繁明氏を特別顧問に招き、金融支援ではなく西武との合併とチェーンオペレーションで立て直す路線へ転換した経営判断同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ業績の推移1999 2000 売上高(億円) 1,679 1,571 純利益率(%) -15.2 -87.6 1992年 借入依存の多店舗展開
借入依存の多店舗展開別会社方式による連結外しと興銀への借入依存を組み合わせ、地域一番店の巨大店を全国展開して1992年に百貨店業界の売上高首位へ達した水島体制の拡張路線同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移1991 1992 1997 売上高(億円) 3,134 3,105 1,779 純利益率(%) 1.5 1.8 0.0 1830年 古手商「大和屋」を開業