日立製作所:川村隆社長の財務再建とアンサルドSTSの子会社化
2009年〜7,873億円の最終赤字と、上場子会社5社の完全子会社化・11億5,000万株の増資
2009年3月期の日立は、連結売上高10兆3億円に対して787,337百万円の当期純損失を計上した。税引前の損失は289,871百万円で、法人税等505,249百万円の計上が最終の損失を2.7倍へ押し広げた。減損はプラズマテレビを含むデジタルメディア・民生機器部門と、自動車向けを抱える電力・産業システム部門に集まった。会社側は、繰延税金資産の取り崩しと半導体の持分法会社の損失も赤字を広げた要因に挙げている。株主資本比率は11.2%へ落ち、期末配当は見送られた。同年4月、執行役会長兼執行役社長に就いたのは川村隆氏であった。損失の6割強が税金費用で、事業の傷と会計上の傷が重なった赤字だったといえる。
- 日立製作所 有価証券報告書 第140期(2009年3月期)【対処すべき課題】及び連結財務諸表注記
- [1]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- [3]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- [4]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- [6]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- 日立製作所 Annual Report 2009「To Our Shareholders」
- [2]FY2008の連結売上高は10,000.3十億円(前年比11%減)、営業利益127.1十億円(63%減)、当期純損失787.3十億円。薄型テレビ・オートモティブシステム等の事業構造改革費用、半導体の持分法会社の損失、繰延税金資産の取り崩しが要因。D/Eレシオ1.29倍。期末配当を見送り年間配当3.0円
- [5]FY2008の連結売上高は10,000.3十億円(前年比11%減)、営業利益127.1十億円(63%減)、当期純損失787.3十億円。薄型テレビ・オートモティブシステム等の事業構造改革費用、半導体の持分法会社の損失、繰延税金資産の取り崩しが要因。D/Eレシオ1.29倍。期末配当を見送り年間配当3.0円
- [7]FY2008の連結売上高は10,000.3十億円(前年比11%減)、営業利益127.1十億円(63%減)、当期純損失787.3十億円。薄型テレビ・オートモティブシステム等の事業構造改革費用、半導体の持分法会社の損失、繰延税金資産の取り崩しが要因。D/Eレシオ1.29倍。期末配当を見送り年間配当3.0円
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- [8]2009年4月 川村隆氏が代表執行役 執行役会長兼執行役社長に就任
川村隆氏は、自らの使命を将来の成長に向けた新しい土台づくりと位置づけた。事業の進め方も見直すとし、株主へは『I will not hesitate to implement bold structure reforms of our business including each business division and Group companies.』(訳:各事業部門やグループ会社を含む事業構造の大胆な改革をためらわず実行する)と書き送っている。資源を集める先には、情報通信技術と社会インフラ技術を組み合わせる社会イノベーション事業を選んだ。2009年7月、オートモティブシステム事業とコンシューマ事業を新設分割で本体から切り出した。受け皿は日立オートモティブシステムズと日立コンシューマエレクトロニクスである。10月には事業グループを社内カンパニーに改め、独立採算で運営する体制へ移した。赤字の出た事業を切り離して損益の責任を明らかにし、残した事業へ資源を回す順序を踏んだとみられる。
- 日立製作所 Annual Report 2009「To Our Shareholders」
- [9]川村隆氏(会長兼社長兼CEO)の説明。託された使命は日立の将来の成長に向けた新たな基盤づくりで、事業ポートフォリオの再構築と組織の最適化のために事業の進め方を見直し、各事業部門とグループ会社を含む大胆な構造改革を行う。高信頼の情報通信技術と社会インフラ技術に支えられた社会イノベーション事業に一層注力する
- [10]川村隆氏(会長兼社長兼CEO)の説明。託された使命は日立の将来の成長に向けた新たな基盤づくりで、事業ポートフォリオの再構築と組織の最適化のために事業の進め方を見直し、各事業部門とグループ会社を含む大胆な構造改革を行う。高信頼の情報通信技術と社会インフラ技術に支えられた社会イノベーション事業に一層注力する
- [11]川村隆氏(会長兼社長兼CEO)の説明。託された使命は日立の将来の成長に向けた新たな基盤づくりで、事業ポートフォリオの再構築と組織の最適化のために事業の進め方を見直し、各事業部門とグループ会社を含む大胆な構造改革を行う。高信頼の情報通信技術と社会インフラ技術に支えられた社会イノベーション事業に一層注力する
- 日立製作所 有価証券報告書 第142期(2011年3月期)【沿革】
- [12]2009年7月1日 オートモティブシステム事業を日立オートモティブシステムズ、コンシューマ事業を日立コンシューマエレクトロニクスとして新設分割。2009年10月 事業グループを社内カンパニーへ再編し、独立採算による迅速な運営を徹底
- [13]2009年7月1日 オートモティブシステム事業を日立オートモティブシステムズ、コンシューマ事業を日立コンシューマエレクトロニクスとして新設分割。2009年10月 事業グループを社内カンパニーへ再編し、独立採算による迅速な運営を徹底
- [14]2009年7月1日 オートモティブシステム事業を日立オートモティブシステムズ、コンシューマ事業を日立コンシューマエレクトロニクスとして新設分割。2009年10月 事業グループを社内カンパニーへ再編し、独立採算による迅速な運営を徹底
- 日立製作所 Annual Report 2010「To Our Shareholders」
- [15]2012中期経営計画の施策の一つに、コスト削減とともに社内カンパニー制の定着を掲げた
2009年8月から10月まで、日立は上場子会社5社の株式を公開買付けで買い集め、2,556億円を投じた。対象は日立情報システムズ、日立ソフトウェアエンジニアリング、日立システムアンドサービス、日立プラントテクノロジー、日立マクセルである。会社側は、この取り込みの狙いを社会イノベーション事業の強化と説明した。12月には公募と第三者割当で11億5,000万株を発行し、転換社債1,000億円も起こした。調達の目的には、財務の立て直しと、海外展開に向けた設備投資・戦略投資の原資を挙げている。2010年3月期の営業利益は59%増の2,021億円へ戻った。ただし完全子会社化に伴う670億円の税金費用が響き、最終損益は1,069億円の赤字が残った。
- 日立製作所 有価証券報告書 第141期(2010年3月期)【経営上の重要な契約等】【株式の総数等】
- [16]2009年8月20日から10月8日まで上場子会社5社の完全子会社化を目的に公開買付けを実施し、買付資金は2,556億円。2009年12月 公募で1,090,000,000株、第三者割当で60,000,000株を発行価額220.48円で発行。第8回転換社債型新株予約権付社債100,000百万円を発行
- [19]2009年8月20日から10月8日まで上場子会社5社の完全子会社化を目的に公開買付けを実施し、買付資金は2,556億円。2009年12月 公募で1,090,000,000株、第三者割当で60,000,000株を発行価額220.48円で発行。第8回転換社債型新株予約権付社債100,000百万円を発行
- 日立製作所 Annual Report 2010「To Our Shareholders」
- [17]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [18]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [20]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [21]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [22]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
参考文献[1]-[22]
- 日立製作所 有価証券報告書 第140期(2009年3月期)【対処すべき課題】及び連結財務諸表注記
- [1]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- [3]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- [4]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- [6]2009年3月期 当社に帰属する当期純損失787,337百万円。税引前当期純損失289,871百万円、法人税等505,249百万円。長期性資産の減損128,400百万円のうちデジタルメディア・民生機器部門57,995百万円(プラズマテレビのガラスパネル部材の外部調達への切替等)、電力・産業システム部門32,961百万円(自動車市場の悪化)。持分法損失162,205百万円。株主資本比率11.2%
- 日立製作所 Annual Report 2009「To Our Shareholders」
- [2]FY2008の連結売上高は10,000.3十億円(前年比11%減)、営業利益127.1十億円(63%減)、当期純損失787.3十億円。薄型テレビ・オートモティブシステム等の事業構造改革費用、半導体の持分法会社の損失、繰延税金資産の取り崩しが要因。D/Eレシオ1.29倍。期末配当を見送り年間配当3.0円
- [5]FY2008の連結売上高は10,000.3十億円(前年比11%減)、営業利益127.1十億円(63%減)、当期純損失787.3十億円。薄型テレビ・オートモティブシステム等の事業構造改革費用、半導体の持分法会社の損失、繰延税金資産の取り崩しが要因。D/Eレシオ1.29倍。期末配当を見送り年間配当3.0円
- [7]FY2008の連結売上高は10,000.3十億円(前年比11%減)、営業利益127.1十億円(63%減)、当期純損失787.3十億円。薄型テレビ・オートモティブシステム等の事業構造改革費用、半導体の持分法会社の損失、繰延税金資産の取り崩しが要因。D/Eレシオ1.29倍。期末配当を見送り年間配当3.0円
- [9]川村隆氏(会長兼社長兼CEO)の説明。託された使命は日立の将来の成長に向けた新たな基盤づくりで、事業ポートフォリオの再構築と組織の最適化のために事業の進め方を見直し、各事業部門とグループ会社を含む大胆な構造改革を行う。高信頼の情報通信技術と社会インフラ技術に支えられた社会イノベーション事業に一層注力する
- [10]川村隆氏(会長兼社長兼CEO)の説明。託された使命は日立の将来の成長に向けた新たな基盤づくりで、事業ポートフォリオの再構築と組織の最適化のために事業の進め方を見直し、各事業部門とグループ会社を含む大胆な構造改革を行う。高信頼の情報通信技術と社会インフラ技術に支えられた社会イノベーション事業に一層注力する
- [11]川村隆氏(会長兼社長兼CEO)の説明。託された使命は日立の将来の成長に向けた新たな基盤づくりで、事業ポートフォリオの再構築と組織の最適化のために事業の進め方を見直し、各事業部門とグループ会社を含む大胆な構造改革を行う。高信頼の情報通信技術と社会インフラ技術に支えられた社会イノベーション事業に一層注力する
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- [8]2009年4月 川村隆氏が代表執行役 執行役会長兼執行役社長に就任
- 日立製作所 有価証券報告書 第142期(2011年3月期)【沿革】
- [12]2009年7月1日 オートモティブシステム事業を日立オートモティブシステムズ、コンシューマ事業を日立コンシューマエレクトロニクスとして新設分割。2009年10月 事業グループを社内カンパニーへ再編し、独立採算による迅速な運営を徹底
- [13]2009年7月1日 オートモティブシステム事業を日立オートモティブシステムズ、コンシューマ事業を日立コンシューマエレクトロニクスとして新設分割。2009年10月 事業グループを社内カンパニーへ再編し、独立採算による迅速な運営を徹底
- [14]2009年7月1日 オートモティブシステム事業を日立オートモティブシステムズ、コンシューマ事業を日立コンシューマエレクトロニクスとして新設分割。2009年10月 事業グループを社内カンパニーへ再編し、独立採算による迅速な運営を徹底
- 日立製作所 Annual Report 2010「To Our Shareholders」
- [15]2012中期経営計画の施策の一つに、コスト削減とともに社内カンパニー制の定着を掲げた
- [17]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [18]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [20]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [21]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- [22]日立情報システムズ・日立ソフトウェアエンジニアリング・日立システムアンドサービス・日立プラントテクノロジー・日立マクセルの上場5社への公開買付けで完全子会社化。狙いは社会イノベーション事業の強化。新株と転換社債の発行は財務基盤の強化と、社会イノベーション事業のグローバル展開に向けた設備投資・戦略投資の資金確保が目的。FY2009の売上高8,968.5十億円(10%減)、営業利益202.1十億円(59%増)。5社の完全子会社化に伴う繰延税金資産の取り崩しを主因に法人税等で一時費用67.0十億円を計上し、当期純損失106.9十億円。株主資本比率14.4%
- 日立製作所 有価証券報告書 第141期(2010年3月期)【経営上の重要な契約等】【株式の総数等】
- [16]2009年8月20日から10月8日まで上場子会社5社の完全子会社化を目的に公開買付けを実施し、買付資金は2,556億円。2009年12月 公募で1,090,000,000株、第三者割当で60,000,000株を発行価額220.48円で発行。第8回転換社債型新株予約権付社債100,000百万円を発行
- [19]2009年8月20日から10月8日まで上場子会社5社の完全子会社化を目的に公開買付けを実施し、買付資金は2,556億円。2009年12月 公募で1,090,000,000株、第三者割当で60,000,000株を発行価額220.48円で発行。第8回転換社債型新株予約権付社債100,000百万円を発行
2010年〜中西宏明の社長就任と2012中期経営計画、HDD事業のWestern Digitalへの譲渡
2010年4月、中西宏明氏が川村隆氏の後を受けて執行役社長に就き、川村隆氏は会長に残った。両氏が連名で出した株主あての文書は、創業100年の年について『We have positioned this year as a turning point, for moving from “defense” to “offense.”』(訳:この年を「守り」から「攻め」へ移る転換点と位置づけた)と記している。同年5月には2012中期経営計画を定めた。設備投資・戦略投資・研究開発費に充てる3年間の枠2兆6,000億円のうち、1兆6,000億円を社会イノベーション事業へ回す。2012年度の目標には、売上高10兆5,000億円、営業利益率5%超、当期純利益2,000億円以上の継続を置いた。財務ではD/Eレシオ0.8倍以下と株主資本比率20%を掲げた。赤字の翌年に利益と財務の数字を並べたのは、再建の成否を外から測れるようにする意図だろう。
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- [23]2010年4月 中西宏明氏が代表執行役 執行役社長に就任(前任は川村隆氏)
- 日立製作所 Annual Report 2010「To Our Shareholders」
- [24]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- [26]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- [27]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- [28]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- 日立製作所 Annual Report 2012「To Our Shareholders」
- [25]2012中期経営計画は2010年5月に策定
事業の入れ替えで最も大きかったのは、ハードディスクドライブ事業の売却だった。日立は2011年3月、HDD事業をWestern Digital Corporationへ譲ると決めた。同じ年度には、液晶パネルを作るIPSアルファテクノロジの経営権も他社へ移している。中西宏明氏はHDDと中小型ディスプレイを、汎用品を作る事業の例として挙げ、『which would require substantial additional investment to continue』(訳:事業を続けるには多額の追加投資が要る)と手放した理由を記した。短期の市況悪化の打撃を真っ先に受ける事業である点も、理由に加えている。譲渡は2012年3月期に完了し、売却益で税引前利益は29%増の5,577億円となった。成長に追加の資金を要する事業ほど、再建中の財務では抱えきれなかったと推察される。
- 日立製作所 Annual Report 2011「To Our Shareholders」
- [29]事業ポートフォリオの見直しとして、IPSアルファテクノロジの経営権を譲渡し、ハードディスクドライブ事業をWestern Digital Corporationへ譲渡することで合意。2011年3月にHDD事業の譲渡を決定
- [30]事業ポートフォリオの見直しとして、IPSアルファテクノロジの経営権を譲渡し、ハードディスクドライブ事業をWestern Digital Corporationへ譲渡することで合意。2011年3月にHDD事業の譲渡を決定
- [31]事業ポートフォリオの見直しとして、IPSアルファテクノロジの経営権を譲渡し、ハードディスクドライブ事業をWestern Digital Corporationへ譲渡することで合意。2011年3月にHDD事業の譲渡を決定
- 日立製作所 Annual Report 2012「To Our Shareholders」
- [32]中西宏明社長の説明。経営資源の配分を見直すため、汎用品化が進み事業継続に多額の追加投資を要し、短期の市況悪化の影響を強く受ける事業として、HDD事業と中小型ディスプレイ事業を売却・譲渡した。FY2011の税引前利益はHDD事業譲渡に伴う有価証券売却益により29%増の557.7十億円、当社に帰属する当期純利益は347.1十億円で2年連続の過去最高
- [33]中西宏明社長の説明。経営資源の配分を見直すため、汎用品化が進み事業継続に多額の追加投資を要し、短期の市況悪化の影響を強く受ける事業として、HDD事業と中小型ディスプレイ事業を売却・譲渡した。FY2011の税引前利益はHDD事業譲渡に伴う有価証券売却益により29%増の557.7十億円、当社に帰属する当期純利益は347.1十億円で2年連続の過去最高
- [34]中西宏明社長の説明。経営資源の配分を見直すため、汎用品化が進み事業継続に多額の追加投資を要し、短期の市況悪化の影響を強く受ける事業として、HDD事業と中小型ディスプレイ事業を売却・譲渡した。FY2011の税引前利益はHDD事業譲渡に伴う有価証券売却益により29%増の557.7十億円、当社に帰属する当期純利益は347.1十億円で2年連続の過去最高
- 日立製作所 有価証券報告書 第143期(2012年3月期)【業績等の概要】
- [35]2012年3月期 ハードディスクドライブ事業の売却対価で借入金を返済し、有利子負債は2兆3,964億円
2012年3月期の当期純利益は3,471億円で、2年続けて過去最高を更新した。株主資本比率は18.8%、D/Eレシオは0.86倍まで戻った。有利子負債も、HDD事業の売却代金を借入の返済に回したことで2兆3,964億円まで減った。計画の最終年度にあたる2013年3月期は、売上高9兆410億円、当期純利益1,753億円に終わった。売上高10兆5,000億円の目標にも、毎年2,000億円以上とした当期純利益の目標にも届かなかった。それでも中西宏明氏は『Looking back, the central aim of the 2012 Mid-term Management Plan was to recover from the operational crisis.』(訳:振り返れば、2012中期経営計画の主眼は経営危機からの回復にあった)と総括した。3年間の計画が本当に測っていたのは、利益の水準ではなく危機からの脱出だったと読める。
- 日立製作所 Annual Report 2012「To Our Shareholders」
- [36]FY2011の当社に帰属する当期純利益347.1十億円(2年連続の過去最高)。D/Eレシオ0.86倍(前期末比0.17ポイント改善)、株主資本比率18.8%(3.1ポイント改善)
- [37]FY2011の当社に帰属する当期純利益347.1十億円(2年連続の過去最高)。D/Eレシオ0.86倍(前期末比0.17ポイント改善)、株主資本比率18.8%(3.1ポイント改善)
- 日立製作所 有価証券報告書 第143期(2012年3月期)【業績等の概要】
- [38]2012年3月期 ハードディスクドライブ事業の売却対価で借入金を返済し、有利子負債は2兆3,964億円
- 日立製作所 Integrated Report 2016「Results of the 2015 Mid-term Management Plan」
- [39]FY2012(米国基準)の売上高9,041.0十億円、当社株主に帰属する当期純利益175.3十億円
- [40]FY2012(米国基準)の売上高9,041.0十億円、当社株主に帰属する当期純利益175.3十億円
- 日立製作所 Annual Report 2010「To Our Shareholders」
- [41]2012中期経営計画のFY2012目標は売上高10,500.0十億円、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上
- 日立製作所 Annual Report 2013「To Our Shareholders」
- [42]中西宏明社長の説明。2012中期経営計画の目標を達成し、計画の中心的な狙いであった経営危機からの回復はおおむね果たせた
参考文献[23]-[42]
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- [23]2010年4月 中西宏明氏が代表執行役 執行役社長に就任(前任は川村隆氏)
- 日立製作所 Annual Report 2010「To Our Shareholders」
- [24]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- [26]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- [27]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- [28]会長 川村隆・社長 中西宏明の連名。創業100年の2010年度を守りから攻めへの転換点と位置づけた。2012中期経営計画では3年間の設備投資・戦略投資・研究開発費の予算2.6兆円のうち1.6兆円を社会イノベーション事業へ配分。FY2012目標は売上高10,500.0十億円、営業利益率5%超、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上、D/Eレシオ0.8倍以下、株主資本比率20%
- [41]2012中期経営計画のFY2012目標は売上高10,500.0十億円、当社に帰属する当期純利益を継続して200十億円以上
- 日立製作所 Annual Report 2012「To Our Shareholders」
- [25]2012中期経営計画は2010年5月に策定
- [32]中西宏明社長の説明。経営資源の配分を見直すため、汎用品化が進み事業継続に多額の追加投資を要し、短期の市況悪化の影響を強く受ける事業として、HDD事業と中小型ディスプレイ事業を売却・譲渡した。FY2011の税引前利益はHDD事業譲渡に伴う有価証券売却益により29%増の557.7十億円、当社に帰属する当期純利益は347.1十億円で2年連続の過去最高
- [33]中西宏明社長の説明。経営資源の配分を見直すため、汎用品化が進み事業継続に多額の追加投資を要し、短期の市況悪化の影響を強く受ける事業として、HDD事業と中小型ディスプレイ事業を売却・譲渡した。FY2011の税引前利益はHDD事業譲渡に伴う有価証券売却益により29%増の557.7十億円、当社に帰属する当期純利益は347.1十億円で2年連続の過去最高
- [34]中西宏明社長の説明。経営資源の配分を見直すため、汎用品化が進み事業継続に多額の追加投資を要し、短期の市況悪化の影響を強く受ける事業として、HDD事業と中小型ディスプレイ事業を売却・譲渡した。FY2011の税引前利益はHDD事業譲渡に伴う有価証券売却益により29%増の557.7十億円、当社に帰属する当期純利益は347.1十億円で2年連続の過去最高
- [36]FY2011の当社に帰属する当期純利益347.1十億円(2年連続の過去最高)。D/Eレシオ0.86倍(前期末比0.17ポイント改善)、株主資本比率18.8%(3.1ポイント改善)
- [37]FY2011の当社に帰属する当期純利益347.1十億円(2年連続の過去最高)。D/Eレシオ0.86倍(前期末比0.17ポイント改善)、株主資本比率18.8%(3.1ポイント改善)
- 日立製作所 Annual Report 2011「To Our Shareholders」
- [29]事業ポートフォリオの見直しとして、IPSアルファテクノロジの経営権を譲渡し、ハードディスクドライブ事業をWestern Digital Corporationへ譲渡することで合意。2011年3月にHDD事業の譲渡を決定
- [30]事業ポートフォリオの見直しとして、IPSアルファテクノロジの経営権を譲渡し、ハードディスクドライブ事業をWestern Digital Corporationへ譲渡することで合意。2011年3月にHDD事業の譲渡を決定
- [31]事業ポートフォリオの見直しとして、IPSアルファテクノロジの経営権を譲渡し、ハードディスクドライブ事業をWestern Digital Corporationへ譲渡することで合意。2011年3月にHDD事業の譲渡を決定
- 日立製作所 有価証券報告書 第143期(2012年3月期)【業績等の概要】
- [35]2012年3月期 ハードディスクドライブ事業の売却対価で借入金を返済し、有利子負債は2兆3,964億円
- [38]2012年3月期 ハードディスクドライブ事業の売却対価で借入金を返済し、有利子負債は2兆3,964億円
- 日立製作所 Integrated Report 2016「Results of the 2015 Mid-term Management Plan」
- [39]FY2012(米国基準)の売上高9,041.0十億円、当社株主に帰属する当期純利益175.3十億円
- [40]FY2012(米国基準)の売上高9,041.0十億円、当社株主に帰属する当期純利益175.3十億円
- 日立製作所 Annual Report 2013「To Our Shareholders」
- [42]中西宏明社長の説明。2012中期経営計画の目標を達成し、計画の中心的な狙いであった経営危機からの回復はおおむね果たせた
2013年〜東原敏昭の社長就任と英国IEP、アンサルドSTS・ブレダの買収
2013年5月、日立は2015中期経営計画を公表し、経営の軸足を回復から成長へ移した。2015年度の目標は売上高10兆円、営業利益率とEBIT率7%超、当期純利益3,500億円超である。中西宏明氏は、この目標を世界市場で成長するための最低限の水準と位置づけた。2014年4月、中西宏明氏が会長兼CEOへ移り、東原敏昭氏が社長兼COOに就いた。同じ月には英国に鉄道システム事業のグローバルCEOの職を置き、米国にはITサービスの責任者を送っている。翌年には海外4地域に責任者を置き、各地域が自ら事業を立てる自律分散型のグローバル経営へ移った。本社が一括して決める形では、海外の案件の速さに追いつかないとみたのだろう。
- 日立製作所 Annual Report 2013「To Our Shareholders」
- [43]2013年5月に2015中期経営計画を公表し、回復から新たな成長へ。FY2015目標は連結売上高10兆円、EBIT率・営業利益率7%超、当社株主に帰属する当期純利益3,500億円超で、世界市場で成長するための最低限の数字とした
- [44]2013年5月に2015中期経営計画を公表し、回復から新たな成長へ。FY2015目標は連結売上高10兆円、EBIT率・営業利益率7%超、当社株主に帰属する当期純利益3,500億円超で、世界市場で成長するための最低限の数字とした
- [45]2013年5月に2015中期経営計画を公表し、回復から新たな成長へ。FY2015目標は連結売上高10兆円、EBIT率・営業利益率7%超、当社株主に帰属する当期純利益3,500億円超で、世界市場で成長するための最低限の数字とした
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- [46]2014年4月 東原敏昭氏が代表執行役 執行役社長兼COOに就任、中西宏明氏は代表執行役 執行役会長兼CEOへ
- 日立製作所 Annual Report 2014「To Our Shareholders」
- [47]2014年4月に中西宏明氏が会長兼CEO、東原敏昭氏が社長兼COOに就任。同月、米国にグローバルITサービス事業の責任者として執行役常務を配し、英国に鉄道システム事業のグローバルCEOの職を設けた
- [48]2014年4月に中西宏明氏が会長兼CEO、東原敏昭氏が社長兼COOに就任。同月、米国にグローバルITサービス事業の責任者として執行役常務を配し、英国に鉄道システム事業のグローバルCEOの職を設けた
- 日立製作所 Annual Report 2015「To Our Shareholders」
- [49]米州・中国・アジア太平洋・EMEA-CISの4地域にChief Executiveを任命し、各地域の責任者が独自の事業施策を立案・実行する自律分散型グローバル経営への改革を進めた
欧州での鉄道の足場は、大陸より先に英国で築かれていた。2005年に英国の高速新線向けに29編成174両を受注し、2009年に営業運転が始まった。2012年7月には英国運輸省と都市間高速鉄道車両置き換え計画(IEP)の本契約を結び、27.5年の保守も引き受けた。2015年2月、日立はフィンメカニカとの間で、信号のアンサルドSTSと車両のアンサルドブレダの買収に合意した。目的には、信号・運行管理システムと一括請負の事業を強めることを挙げている。同年11月、STS株式の約40%を761百万ユーロで、ブレダの事業を30百万ユーロで取得した。推薦した取締役が過半を占め、STSは連結子会社となった。車両の実績だけでは、信号まで含む欧州大陸の一括発注を取りにくいとみた判断と推察される。
- 日立製作所 Integrated Report 2016 鉄道システム事業の特集
- [50]2004年10月に優先交渉権を得て翌年に英国の高速新線(ロンドン-英仏海峡トンネル間109km)向けClass 395型29編成174両を受注し、2009年に営業運転を開始。2012年7月に英国運輸省とIEPの包括契約(27.5年の保守を含む)を正式に締結。2015年9月にニュートン・エイクリフに車両製造・組立工場を開設
- [51]2004年10月に優先交渉権を得て翌年に英国の高速新線(ロンドン-英仏海峡トンネル間109km)向けClass 395型29編成174両を受注し、2009年に営業運転を開始。2012年7月に英国運輸省とIEPの包括契約(27.5年の保守を含む)を正式に締結。2015年9月にニュートン・エイクリフに車両製造・組立工場を開設
- [52]2004年10月に優先交渉権を得て翌年に英国の高速新線(ロンドン-英仏海峡トンネル間109km)向けClass 395型29編成174両を受注し、2009年に営業運転を開始。2012年7月に英国運輸省とIEPの包括契約(27.5年の保守を含む)を正式に締結。2015年9月にニュートン・エイクリフに車両製造・組立工場を開設
- 日立製作所 有価証券報告書 第146期(2015年3月期)【経営上の重要な契約等】
- [53]2015年2月、鉄道システムのグローバル市場での競争力向上のため、信号・運行管理システム事業やプロジェクトの一括請負事業等の強化を目的に、Finmeccanica S.p.A.との間で同社グループの信号システム及び車両事業の買収に合意
- [54]2015年2月、鉄道システムのグローバル市場での競争力向上のため、信号・運行管理システム事業やプロジェクトの一括請負事業等の強化を目的に、Finmeccanica S.p.A.との間で同社グループの信号システム及び車両事業の買収に合意
- 日立製作所 有価証券報告書 第147期(2016年3月期)注記「企業結合」
- [55]2015年11月2日にアンサルドSTSの株式約40%を761百万ユーロ(101,184百万円)、アンサルドブレダの事業を30百万ユーロ(4,041百万円)で現金取得。STSの株主総会で日立が推薦する取締役が過半数を占めたこと等により実質的な支配を獲得し連結子会社とした。のれん55,820百万円
- [56]2015年11月2日にアンサルドSTSの株式約40%を761百万ユーロ(101,184百万円)、アンサルドブレダの事業を30百万ユーロ(4,041百万円)で現金取得。STSの株主総会で日立が推薦する取締役が過半数を占めたこと等により実質的な支配を獲得し連結子会社とした。のれん55,820百万円
2015中期経営計画の最終年度、2016年3月期の売上収益は10兆343億円で目標に届いた。一方で当期純利益は1,721億円にとどまり、3,500億円超の目標の半分に満たなかった。課題には、市場変化への素早い対応とプロジェクト管理の徹底を挙げている。3年間の買収で年6,000億円分の売上を加え、火力や空調の合弁化などで9,000億円分を連結から外した。2016年4月、東原敏昭氏が社長兼CEOとなった。2018中期経営計画では調整後営業利益率8%超と当期純利益4,000億円超を掲げ、『These are milestones for Hitachi’s global growth and the minimum targets we must achieve.』(訳:これらは日立のグローバル成長への一里塚であり、最低限達成すべき目標だ)と記している。2018年3月期には調整後営業利益率7.6%、海外売上比率50%まで進んだ。
- 日立製作所 Integrated Report 2016「Results of the 2015 Mid-term Management Plan」
- [57]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- [58]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- [59]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- [60]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- [61]2016年4月 東原敏昭氏が代表執行役 執行役社長兼CEOに就任
- 日立製作所 Integrated Report 2016「To Our Shareholders」
- [62]東原敏昭社長兼CEOの説明。2016年5月に2018中期経営計画を策定。FY2018に売上収益10兆円、調整後営業利益率・EBIT率各8%超、当社株主に帰属する当期純利益4,000億円超を目指し、これらは達成すべき最低限の目標とした
- 日立製作所 Integrated Report 2018「CEO Message」
- [63]FY2017の調整後営業利益率7.6%(714.6十億円)で調整後営業利益・EBIT・当期純利益がいずれも過去最高。海外売上比率は50%に上昇
参考文献[43]-[63]
- 日立製作所 Annual Report 2013「To Our Shareholders」
- [43]2013年5月に2015中期経営計画を公表し、回復から新たな成長へ。FY2015目標は連結売上高10兆円、EBIT率・営業利益率7%超、当社株主に帰属する当期純利益3,500億円超で、世界市場で成長するための最低限の数字とした
- [44]2013年5月に2015中期経営計画を公表し、回復から新たな成長へ。FY2015目標は連結売上高10兆円、EBIT率・営業利益率7%超、当社株主に帰属する当期純利益3,500億円超で、世界市場で成長するための最低限の数字とした
- [45]2013年5月に2015中期経営計画を公表し、回復から新たな成長へ。FY2015目標は連結売上高10兆円、EBIT率・営業利益率7%超、当社株主に帰属する当期純利益3,500億円超で、世界市場で成長するための最低限の数字とした
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- [46]2014年4月 東原敏昭氏が代表執行役 執行役社長兼COOに就任、中西宏明氏は代表執行役 執行役会長兼CEOへ
- [61]2016年4月 東原敏昭氏が代表執行役 執行役社長兼CEOに就任
- 日立製作所 Annual Report 2014「To Our Shareholders」
- [47]2014年4月に中西宏明氏が会長兼CEO、東原敏昭氏が社長兼COOに就任。同月、米国にグローバルITサービス事業の責任者として執行役常務を配し、英国に鉄道システム事業のグローバルCEOの職を設けた
- [48]2014年4月に中西宏明氏が会長兼CEO、東原敏昭氏が社長兼COOに就任。同月、米国にグローバルITサービス事業の責任者として執行役常務を配し、英国に鉄道システム事業のグローバルCEOの職を設けた
- 日立製作所 Annual Report 2015「To Our Shareholders」
- [49]米州・中国・アジア太平洋・EMEA-CISの4地域にChief Executiveを任命し、各地域の責任者が独自の事業施策を立案・実行する自律分散型グローバル経営への改革を進めた
- 日立製作所 Integrated Report 2016 鉄道システム事業の特集
- [50]2004年10月に優先交渉権を得て翌年に英国の高速新線(ロンドン-英仏海峡トンネル間109km)向けClass 395型29編成174両を受注し、2009年に営業運転を開始。2012年7月に英国運輸省とIEPの包括契約(27.5年の保守を含む)を正式に締結。2015年9月にニュートン・エイクリフに車両製造・組立工場を開設
- [51]2004年10月に優先交渉権を得て翌年に英国の高速新線(ロンドン-英仏海峡トンネル間109km)向けClass 395型29編成174両を受注し、2009年に営業運転を開始。2012年7月に英国運輸省とIEPの包括契約(27.5年の保守を含む)を正式に締結。2015年9月にニュートン・エイクリフに車両製造・組立工場を開設
- [52]2004年10月に優先交渉権を得て翌年に英国の高速新線(ロンドン-英仏海峡トンネル間109km)向けClass 395型29編成174両を受注し、2009年に営業運転を開始。2012年7月に英国運輸省とIEPの包括契約(27.5年の保守を含む)を正式に締結。2015年9月にニュートン・エイクリフに車両製造・組立工場を開設
- 日立製作所 有価証券報告書 第146期(2015年3月期)【経営上の重要な契約等】
- [53]2015年2月、鉄道システムのグローバル市場での競争力向上のため、信号・運行管理システム事業やプロジェクトの一括請負事業等の強化を目的に、Finmeccanica S.p.A.との間で同社グループの信号システム及び車両事業の買収に合意
- [54]2015年2月、鉄道システムのグローバル市場での競争力向上のため、信号・運行管理システム事業やプロジェクトの一括請負事業等の強化を目的に、Finmeccanica S.p.A.との間で同社グループの信号システム及び車両事業の買収に合意
- 日立製作所 有価証券報告書 第147期(2016年3月期)注記「企業結合」
- [55]2015年11月2日にアンサルドSTSの株式約40%を761百万ユーロ(101,184百万円)、アンサルドブレダの事業を30百万ユーロ(4,041百万円)で現金取得。STSの株主総会で日立が推薦する取締役が過半数を占めたこと等により実質的な支配を獲得し連結子会社とした。のれん55,820百万円
- [56]2015年11月2日にアンサルドSTSの株式約40%を761百万ユーロ(101,184百万円)、アンサルドブレダの事業を30百万ユーロ(4,041百万円)で現金取得。STSの株主総会で日立が推薦する取締役が過半数を占めたこと等により実質的な支配を獲得し連結子会社とした。のれん55,820百万円
- 日立製作所 Integrated Report 2016「Results of the 2015 Mid-term Management Plan」
- [57]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- [58]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- [59]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- [60]FY2015の売上収益10,034.3十億円(当初目標10,000.0十億円)、当社株主に帰属する当期純利益172.1十億円(目標350.0十億円超)。今後の課題は市場環境変化への迅速な対応とプロジェクト管理の徹底、事業ポートフォリオ改革の加速。FY2013〜FY2015にM&Aで年6,000億円の売上を加え(ペンタホ、アンサルドSTS、アンサルドブレダ等)、火力発電・空調の合弁設立と日立マクセルの再上場等で年9,000億円の売上を連結から外した
- 日立製作所 Integrated Report 2016「To Our Shareholders」
- [62]東原敏昭社長兼CEOの説明。2016年5月に2018中期経営計画を策定。FY2018に売上収益10兆円、調整後営業利益率・EBIT率各8%超、当社株主に帰属する当期純利益4,000億円超を目指し、これらは達成すべき最低限の目標とした
- 日立製作所 Integrated Report 2018「CEO Message」
- [63]FY2017の調整後営業利益率7.6%(714.6十億円)で調整後営業利益・EBIT・当期純利益がいずれも過去最高。海外売上比率は50%に上昇
2009年〜2018年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 利益率 | |||
| 2009年03月期 | 連結 | 100,003 | n/a | 1,271 | ▲7,873 | ▲7.9% | n/a |
| 2010年03月期 | 連結 | 89,685 | ▲10.3% | 2,022 | ▲1,069 | ▲1.2% | n/a |
| 2011年03月期 | 連結 | 93,158 | +3.9% | 4,445 | 2,388 | 2.6% | n/a |
| 2012年03月期 | 連結 | 96,658 | +3.8% | 5,577 | 3,471 | 3.6% | n/a |
| 2013年03月期 | 連結 | 90,410 | ▲6.5% | 3,445 | 1,753 | 1.9% | n/a |
| 2014年03月期 | 連結 | 96,664 | +6.9% | 5,737 | 4,138 | 4.3% | n/a |
| 2015年03月期 | 連結 | 97,749 | +1.1% | 5,356 | 2,174 | 2.2% | n/a |
| 2016年03月期 | 連結 | 100,343 | +2.7% | 5,356 | 1,721 | 1.7% | n/a |
| 2017年03月期 | 連結 | 91,622 | ▲8.7% | 5,873 | 2,312 | 2.5% | n/a |
| 2018年03月期 | 連結 | 93,686 | +2.3% | 6,386 | 3,629 | 3.9% | n/a |
出所:有価証券報告書
出典・参考
18件
- 日立製作所 有価証券報告書 第140期(2009年3月期)【対処すべき課題】及び連結財務諸表注記
- 日立製作所 有価証券報告書 第141期(2010年3月期)【経営上の重要な契約等】【株式の総数等】
- 日立製作所 有価証券報告書 第142期(2011年3月期)【沿革】
- 日立製作所 有価証券報告書 第143期(2012年3月期)【業績等の概要】
- 日立製作所 有価証券報告書 第146期(2015年3月期)【経営上の重要な契約等】
- 日立製作所 有価証券報告書 第147期(2016年3月期)注記「企業結合」
- 日立製作所 有価証券報告書 第156期(2025年3月期)【役員の状況】
- 日立製作所 Annual Report 2009「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Annual Report 2010「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Annual Report 2011「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Annual Report 2012「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Annual Report 2013「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Annual Report 2014「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Annual Report 2015「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Integrated Report 2016「Results of the 2015 Mid-term Management Plan」
- 日立製作所 Integrated Report 2016 鉄道システム事業の特集
- 日立製作所 Integrated Report 2016「To Our Shareholders」
- 日立製作所 Integrated Report 2018「CEO Message」