エンシュウの決断社史:経営の意思決定を振り返る

更新:

決断

織機の中身を作り替えることで、不況と輸入品を乗り切った会社である。1921年(大正10年)の財界不況に直面すると、阪本久五郎氏を支配人兼技師長に招き、製品を小幅織機から大幅織機へ切り替えて自動化に着手した。阪本久五郎氏は治具とリミットゲージを製造に取り入れ、部品をそろえて量産する体制を築いた。その結果、大正末期に管替式の自動織機を完成させ、昭和初期には輸入織機を国産品で置き換えて中国・インドなどへ輸出した。生産が増えて手狭になった工場は1936年に高塚へ移り、翌1937年には工作機械の製作を始めた。

免責事項およびポリシー