決断
主力を入れ替えても、赤字の旧主力だけは閉鎖しなかった。工作機械は設備投資の増減をそのまま受け、1965年の不況では約60名の人員整理に至った。1971年6月に自動組立機、1978年10月に電子部品自動挿入機BAを完成させ、1981年7月の自動装着機CP-1で工作機械専業から実装機へ主力を移行した。装着機CP-1には苦情が続いたが、この部門は残された。2003年6月には成功した主力機CPシリーズを捨ててモジュール型のNXTを開発し、テーブル固定型の高速機に対して装置の構成そのものを変えている。残した工作機械は2026年3月期も1億700万円の営業損失を計上しており、閉鎖しない判断の代償は現在も損益計算書に出ている。
2018年8月 ファスフォードテクノロジ買収
ファスフォードテクノロジ買収実装機の需要循環に業績が連動する構造に対し、装置の設計思想が近く需要の波が別に立つ半導体後工程の会社を傘下に入れた同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収のれんと無形固定資産2018 2019 2024 のれん(百万円) 0 13,796 9,417 のれん以外の無形固定資産(百万円) 6,330 11,696 14,167 2003年6月 高速多機能装着機NXT開発
業績の推移2002 2003 2008 売上高(億円) 436 427 1,067 経常利益率(%) − − 20.4 1981年7月 CP-1で実装機へ転換
業績の推移1980 1981 1985 売上高(億円) 93 124 186 経常利益率(%) 9.2 18.0 12.8