オムロンの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

世界初の製品で市場を作り、育った事業は他社へ譲渡してきた。1960年に世界初の無接点近接スイッチで制御機器メーカーへ転換し、保護継電器という単品への依存から抜ける。1967年3月には制御技術を社会インフラへ展開し、阪急北千里駅で世界初の無人駅システムが動いた。1963年にはストレス学説の権威ハンス・セリエ博士とモントリオール大学実験医学研究所で共同研究契約を締結し、1973年の血圧計1号機へつなげている。ところが2019年10月には車載電装部品事業をニデックへ、2021年3月にはATM事業を日立製作所へ譲渡した。世界初を出す速さで広げた事業の幅は、2010年代には売却の対象へ置き換わった。

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