ニデックの直近の動向と展望
ニデックの直近の業績・経営課題・市場ポジションと、今後の展望をまとめたページです。
セグメント構成や中期的な論点を、現経営陣の発信と有価証券報告書の記述をもとに整理しています。
直近の動向と展望
工作機械・ロボティクスへの重点投資
2024年から2025年にかけて、ニデックは工作機械とロボティクス分野への投資を拡大している。カナダのリニア・トランスファー・オートメーション社の買収はプレス連動自動化のシェア拡大を狙ったもので、2023年以降進めた米国のAutomatic Feed社やミンスター社の買収と合わせて、プレス機械の周辺自動化機器の総合供給体制を整える取り組みが進む。2024年度第2四半期から報告セグメントの区分を変更し、精密小型モータ、車載用製品、家電・商業・産業用製品、機器装置、グループ会社事業という区分に組み替えた。工作機械とモータが融合する事業領域を単独のセグメントとして切り出し、経営管理に組み込む設計である。
参考文献
- 有価証券報告書
- 決算説明会 FY24
車載トラクションモータ事業の収益化と岸田体制の課題
ニデックの車載事業の柱であるイーアクスルと呼ばれるトラクションモータ事業は、中国市場での電動車向け需要を受けて売上規模を伸ばしたが、価格競争の激化と在庫調整の影響で直近は収益性の低下が課題となっている。岸田光哉社長の就任後、車載事業の収益改善と生産体制の最適化が経営の最優先課題に据えられ、中国・欧州・北米それぞれの市場特性に応じた生産体制の見直しが進む。永守代表取締役グローバルグループ代表が経営に影響を与えるなか、岸田社長は創業者の経営スタイルとグループ経営の両立を模索する段階にある。後継者問題の最終解決と事業収益性の両立が、次の数年の中核課題となる。
参考文献
- 有価証券報告書
- 決算説明会 FY24
参考文献・出所
有価証券報告書
日経ビジネス 1982/8/23
日経ビジネス 1989/3/27
日経産業新聞 1989/5/22
小型ハードディスクに関する市場調査 1990
東海総研マネジメント 1994/2
日経ビジネス 1997/11/17
日経産業新聞 2016/4/28
1995新春全国経営者セミナー
日経産業新聞 1999/6/7
日経産業新聞 2000/5/16
日経産業新聞 2000/6/8
日経ビジネス 2003/8/18
週刊東洋経済 2005/10/29
日経新聞 2006/10/21
決算説明会 FY24