三井松島HDの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

祖業から撤退する前に、祖業と無関係な会社を取得し終えていた。1973年4月、政府の第五次石炭政策を受けて石炭生産部門を池島炭鉱へ営業譲渡し、本体は商社・建材・不動産の兼業会社へ移った。2001年11月に池島炭鉱を閉山したのちも豪州リデルの権益は残したが、そのあいだに石炭と縁のない会社を取得している。2017年2月にマスクブランクスのクリーンサアフェイス技術、2019年4月にシュレッダーの明光商会、2020年4月にペットフードのケイエムテイと水晶デバイス計測の三生電子を子会社にした。2024年3月にリデル炭鉱の終掘で111年続いた石炭事業から撤退した時点で、収益源はすでに入れ替わっている。石炭価格の高騰で2022年度に営業利益357億円を計上したことが、この連続買収の原資になった。

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