決断
設立の目的に掲げた石炭と鉄鉱石を、どちらも直営から外した。1955年3月期に売上の65.0%を占めた石炭は、原油の輸入自由化と石炭政策の転換で構成比を下げ続け、1972年6月の伊王島鉱業所の閉山をもって生産から撤退した。鉄鉱石も1979年3月に釜石鉱業所を廃止し、釜石鉱山株式会社へ承継させている。代わりに伸びたのは石灰石と銅で、石灰石の売上構成比は1955年3月期の4.5%から1970年3月期の20.3%へ、銅鉱石は5.5%から20.4%へ上がった。銅では1968年11月に三井金属鉱業との共同出資で日比共同製錬を設立し、1992年からチリで探鉱に入り、1999年5月にアタカマ・コーザン鉱山特約会社を設立して、2003年1月に試操業を開始した。