決断
国内に設備を持ち続け、海外へは自社の信用力の範囲で出てきた。1996年に新潟・仙台間ガスパイプラインを完成させ、探鉱と生産に輸送と販売を加えた。2003年12月には石油公団が保有株を売り出す方式で東証一部へ単独上場し、公団傘下の開発会社の統合構想には加わらなかった。その信用力を元手に、2007年のインドネシア、2010年のイラク・ガラフ油田、2014年の英領北海と海外権益を積み増した。ただし2025年には英領北海資産の売却方針を示し、海外権益は増やすだけでなく入れ替える対象になった。
2024年4月 山下通郎氏が社長就任
山下通郎氏が社長就任上場後も政府を最大株主として残し、現預金の積み上がりと1倍割れの株価を指摘され続けた国策会社が、5代29年続いた通商産業省出身者の社長人事を離れ、社内出身の社長のもとで下限配当の引き上げ・政策保有株式の売却・海外資産の入れ替えへ方針を改めた経営体制の転換同じ経営論点に直面した企業 | 経営体制・承継政策保有の上場株式2024 2025 2026 政策保有の上場株式(億円) 1,297 584 1,384 2003年12月 石油公団株の売り出しで上場
業績の推移2002 2003 2008 売上高(億円) 897 907 2,076 経常利益率(%) 11.1 14.1 13.1