東京海上HDの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

国内の代理店網は手放さず、成長の原資を米国での買収に求めてきた。1998年の料率完全自由化では、約8万店の代理店網を維持したまま機械化と体質改革で価格競争に備えた。2002年4月には日動火災と共同株式移転で統合し、国内初の上場保険持株会社ミレアホールディングスが発足した。しかし朝日生命と共栄火災が構想から離脱し、統合は2004年10月の東京海上日動火災保険の発足にとどまった。業態の拡大が止まると、2008年の英Kilnと米Philadelphia、2012年の米Delphiに続き、2015年に米スペシャルティ保険のHCCを買収した。HCCの取得原価8,980億円は、Kilnの9倍を超えた。

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