SOMPOHD の歴史

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創業 2009年
創業地 東京都新宿区
創業 2010年4月、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の共同株式移転でNKSJホール
2010年4月、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の共同株式移転でNKSJホールディングスが設立され、東京・大阪の両証券取引所へ上場した。二つの事業会社は、いずれも直前の再編で生まれている。損保ジャパンは安田火災海上保険・日産火災海上保険・大成火災海上保険が、日本興亜損保は日本火災海上保険・興亜火災海上保険・太陽火災海上保険が、2001年から2002年にかけてそれぞれ集約された。旧6社が2社になり、その2社が持株会社の下へ入った形である。商号は2014年9月に損保ジャパン日本興亜ホールディングス、2016年10月にSOMPOホールディングスへと、6年で3回替わっている。本社は東京都新宿区に置かれた。
決断 損害保険の本体には手をつけず、外側で事業を取得してきた。2010年4月に損保ジャ
損害保険の本体には手をつけず、外側で事業を取得してきた。2010年4月に損保ジャパンと日本興亜損保の統合で持株会社が発足したが、旧2社の契約システムと代理店網は別のまま残り、発足初年度に129億円、2012年3月期にはタイ洪水と東日本大震災が重なって922億円の当期純損失を計上した。事業会社の合併は2014年9月までかかり、持株会社の設立から4年4か月を要している。2012年に社長へ就任した櫻田謙悟氏は、本体の営業と代理店に手を入れる代わりに、2015年12月にワタミの介護、2016年3月にメッセージを取得して介護を独立した報告セグメントに育てた。2016年10月には米エンデュランス・スペシャルティを約6,300億円で取得し、海外保険を国内損保に次ぐ規模へ伸ばした。本体の代理店網に触れなかったことが、取得した事業の側だけが利益を増やす構造を作っている。
現況 損害保険グループのなかで、介護を独立した報告セグメントに持つのはSOMPOだけで
損害保険グループのなかで、介護を独立した報告セグメントに持つのはSOMPOだけである。2026年3月期の連結売上高は5兆6,015億円、親会社株主に帰属する当期純利益は6,401億円だった。セグメント別の売上は国内損害保険2兆7,306億円、海外保険2兆4,412億円、国内生命保険2,587億円、介護1,862億円で、利益では海外保険の2,945億円が国内損害保険の2,681億円を上回っている。介護の利益は80億円にとどまり、櫻田体制が2015年から取得で作った二つの事業のうち、収益を担ったのは海外の側だった。国内では2024年1月に保険金不正で業務改善命令を受け、経営の重点は統治の立て直しへ移っている。
競合 損保3社が同じ年に処分を受けたなかで、取引先の修理会社へ出資していたのはSOMP
損保3社が同じ年に処分を受けたなかで、取引先の修理会社へ出資していたのはSOMPOだけだった。2023年から2024年にかけての企業向け保険の料率調整では東京海上日動・三井住友海上・あいおいニッセイ同和とともに業務改善命令を受けたが、ビッグモーターの保険金不正では損害保険ジャパンだけが出資と出向を通じた関係を問われ、2024年3月末に櫻田氏がグループCEOを退任した。海外では東京海上が2008年から米国で商品領域を積み増したのに対し、SOMPOのエンデュランス取得は2016年10月で、2015年に英アムリンを取得したMS&ADより1年遅い。本体に手を入れず外側を取得してきたことが、そのまま系列の修理工場との距離を残した。
長期業績の推移 2010〜2026年
SOMPOホールディングス:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円)純利益率(%)
2011年3月期〜2026年3月期

第1章 2009-2016 (気が向いたら執筆します!) 損保ジャパンと日本興亜の統合によるNKSJ設立と2期連続赤字、損保2社合併

第2章 2017-2023 (気が向いたら執筆します!) Endurance買収と介護事業、ビッグモーター不正請求問題

第3章 2024-2026 (気が向いたら執筆します!) 業務改善命令と櫻田謙悟氏の退任、奥村幹夫氏体制での最高益

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歴史年表 2009〜2025年

SOMPOホールディングスの沿革2009〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
2009〜2016年損保ジャパンと日本興亜の統合によるNKSJ設立と2期連続赤字、損保2社合併NKSJホールディングス設立による持株会社体制への移行と、単独路線の放棄

2009年3月、業界3位の損保ジャパンと同5位の日本興亜損害保険が、2010年4月に共同持株会社を設立する経営統合を発表し、2010年4月に共同株式移転でNKSJホールディングスを設立した経営判断。共同CEO制を敷く"対等の統合"であり、同日発足のMS&AD、既存の東京海上ホールディングスと合わせ、国内損保は3メガ体制へ移行した。

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★★★
佐藤正敏NKSJHD設立★
佐藤正敏佐藤正敏が初代社長に就任★
佐藤正敏設立初年度に当期純損失▲129億円★
櫻田謙悟2期連続の赤字を受けて発足時のCEO体制を解き、事業会社2社を並存させる建付けを捨てて合併と一体化運営へ踏み込んだ選択

2012年4月、NKSJホールディングスが発足時の代表取締役会長CEO兵頭誠氏と代表取締役社長CEO佐藤正敏氏に代えて、損保ジャパン社長の櫻田謙悟氏を代表取締役社長、日本興亜損保社長の二宮雅也氏を代表取締役会長に登用した経営判断。発足から2期続けて当期純損失を計上したのを受け、持株会社の頂点を事業会社の現職社長2人が占める体制へ切り替えた。前任の2人は同年、持株会社の取締役から退いている。

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佐藤正敏2期連続で当期純損失▲922億円★
櫻田謙悟櫻田謙悟が第2代社長に就任★
櫻田謙悟損保ジャパン日本興亜HDに商号変更★
櫻田謙悟損害保険ジャパンと日本興亜損保が合併★★
櫻田謙悟約800億円を投じ、介護という別業種を自前で抱えることを選んだ本格参入

2015年10月2日、損保ジャパン日本興亜ホールディングスは取締役会でワタミ株式会社の完全子会社であるワタミの介護の発行済株式のすべてを取得することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結した。株式の取得価額は211億円。 さらに同年12月18日、JASDAQ上場の株式会社メッセージを公開買付けで連結子会社化することを決議し、2016年3月7日までに議決権の94.6%を握った。保険を基盤としながら、介護という別業種を自前の事業として抱える選択であった。

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櫻田謙悟ワタミの介護を取得しSOMPOケアネクストに★★
櫻田謙悟SOMPOHDに商号変更★
2017〜2023年Endurance買収と介護事業、ビッグモーター不正請求問題櫻田謙悟約6,831億円を投じた、最大の米国市場への橋頭堡の確保

2016年10月5日、SOMPOホールディングスが、傘下の損害保険ジャパン日本興亜を通じて、バミューダ籍の保険持株会社エンデュランス・スペシャルティ・ホールディングスの普通株式100.0%を取得する手続きを開始することで同社と合意した経営判断。株主総会の承認と関係各国の監督当局の認可を経て、2017年3月28日に手続きを完了した。取得原価は6,288百万米ドル、円換算した取得価額総額は約6,831億円で、櫻田謙悟氏(グループCEO・代表取締役社長)の主導による。

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★★★
奥村幹夫奥村幹夫が第3代社長に就任★
奥村幹夫ビッグモーター不正請求問題が表面化★★
奥村幹夫当期純利益が264億円に急減★
2024〜2026年業務改善命令と櫻田謙悟氏の退任、奥村幹夫氏体制での最高益奥村幹夫金融庁から業務改善命令★
奥村幹夫保険金不正の発覚を受けた経営陣の総入れ替えとガバナンスの立て直し

2024年1月25日に金融庁が損害保険ジャパンと親会社SOMPOホールディングスへ保険業法に基づく業務改善命令を出したのを受け、両社が翌26日、経営陣の刷新を発表した経営判断。損保ジャパンの白川儀一社長が1月末で引責辞任し、13年間グループのトップを務めた櫻田謙悟会長兼グループCEOが3月末で退任、奥村幹夫社長兼COOが後任のグループCEOに就任した。

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★★★
奥村幹夫当期純利益4,160億円で過去最高★
奥村幹夫IFRS移行後の保険収益5兆655億円★
出典・参考

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