みずほFGの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

発足時の三行対等という建て付けを解くのに、みずほは20年を費やした。旧三行の勘定系を残したまま相互接続する設計は、2002年4月の二行体制の初日と2011年3月の震災直後に全国規模の障害を招き、そのつど金融庁の業務改善命令を受ける。ここで2013年に二つの銀行を一つへ統合し直し、続けて4000億円台半ばを投じて勘定系を全面刷新した。それでも稼働二年目の2021年には八回の障害が重なり、経営陣の引責交代とガバナンス改革へ回った。判断はいずれも「先送りをやめる」の一点で揃うが、着手はつねに障害が顕在化したあとであり、自ら期限を切って動いた例は乏しい。

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