前田新造
資生堂・元代表取締役会長兼執行役員社長
社長就任までの出自
出自
1970年に入社し、1996年にマーケティング本部の化粧品企画部長、1997年に国際事業本部アジアパシフィック地域本部長を務めた。2003年1月に経営企画室長へ就任し、同年6月に取締役執行役員となった。商品企画と海外市場を見たのち全社の計画を預かる立場へ移った経歴で、販売会社や工場を率いる現場の出ではない。就任翌年度の大株主は日本マスタートラスト信託銀行の6.06%を筆頭に信託銀行と金融機関が並び、創業家の名は上位10位に見えない。
社長に選ばれた経緯
抜擢
2005年6月、池田守男氏の後任として社長に就任した。前年度の2005年3月期は売上高6398億円・連結最終損益88億円の赤字で、2003年3月期に戻した黒字が続かなかった。国際事業と経営企画を歩いた経歴を、ブランドの整理と海外展開の両方に充てる人事だったとみられる。2011年4月に会長へ就任したのち、2013年4月には会長のまま社長を兼ねて復帰する。直前の2013年3月期は146億円の最終赤字だった。
在任中の主な施策
施策
100以上あったブランドを統廃合し、17のカテゴリーそれぞれで首位を狙える基軸ブランドを立てる方針を掲げた。2006年に出したヘアケアのTSUBAKIには初年度で50億円を超える宣伝費を投じ、シャンプーのメーカー別シェアを4位から首位へ押し上げている。同年3月には舞鶴工場と板橋工場を閉めた。連結売上高は2008年3月期に7234億円、営業利益は635億円まで伸びた。2010年1月には米ベアエッセンシャルを総額約17億ドルの現金TOBで買収すると発表し、初の大型クロスボーダーM&Aに踏み切っている。
在任の評価
評価
執筆予定
経歴 1947〜2014年
在任中の業績 FY04→FY13
就任前(FY04)6,398億円
退任時(FY13)7,620億円
変化(9カ年)+19%
就任前-
退任時(FY13)6.5%
変化-