決断
セルロースの誘導体を、火薬と繊維の二方向へ分けてきた。1932年6月に神崎工場でセロハン、1935年9月に新井工場で有機合成を始め、1951年6月に網干工場で酢酸セルロースの製造に入る。1954年1月には播磨工場で発射薬の製造を開始する。硝化綿は燃焼を制御する技術となり、1988年10月のダイセル・セイフティ・システムズ設立でエアバッグ用インフレータへ向かった。酢酸セルロースは1958年8月にたばこフィルター用トウ、1990年11月に液晶表示向けフィルムへ向かう。2008年11月には熟練者の暗黙知を形式知化する生産革新を全社へ展開した。1954年に始めた発射薬と1951年に始めた酢酸セルロースが同じ会社に残ったため、ダイセルは自動車の安全部品とたばこという互いに無関係な二つの顧客産業を同時に相手にしている。
2008年11月 生産革新SPSの確立
業績の推移2007 2008 2013 売上高(億円) 3,814 4,170 3,585 営業利益率(%) 9.5 7.7 7.3