SHIFT:ソフトウェアテストへの業態転換と東証マザーズ上場
製造業コンサルからCAT検定による人材標準化へ
2005年〜31歳でインクス退職、製造業コンサルとして渋谷区で創業した4年間
2005年9月、丹下大氏は東京都渋谷区に株式会社SHIFTを資本金700万円で設立した。同志社大学工学部を1997年に卒業後はフリーターとなり、2000年に京都大学大学院工学研究科を修了しインクス(現SOLIZE)へ入社した。"プロセステクノロジー"の特許を取得し、3人のチームを売上50億円・140名へ育て、個人で2億円のコンサルフィーを稼いだ。2004年、29歳で退職を決意する。インクスで社長になるには早くても20年はかかると見立て、20代の起業は経験知不足、40代以降は体力不足のリスクがあると考えた。辞めるとローンが組めないため在籍中に自宅マンションと高級外車を買い、翌朝辞表を出した。社名の"シフト"は日産のCMから思いつき、就職氷河期の第二次ベビーブーム世代が価値観を動かす意を込めた。創業時の主事業もインクスと同じ製造業向けコンサルティングで、ソフトウェアテストとは無縁だった。
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [1]2005年9月 東京都渋谷区にて設立(資本金7百万円)
- [15]創業時の主事業は製造業向けコンサルティングでソフトウェアテストは未参入
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【表紙】
- [2]正式商号は「株式会社SHIFT」(前株・有報表紙【会社名】)。設立時資本金は7百万円
- ドリームゲート「第156回 株式会社シフト 代表取締役社長 丹下大」(2012年12月4日)
- [3]1997年 同志社大学工学部機械工学科卒業。大学卒業後はフリーターとなり大学院受験を目指した
- [4]2000年 京都大学工学研究科機械物理工学専攻修了、同年 製造業向けコンサルティング会社のインクスに入社(当時の社員数は60人ほど)
- [5]インクス時代に工程の短縮手法「プロセステクノロジー」の特許を取得
- [6]2002年に3名で始めたプロセステクノロジーのコンサル事業が140名・年間50億円の事業の柱へ成長
- [7]丹下氏は個人でも2億円のコンサルフィーを稼ぐコンサルタントだった
- [8]丹下氏は2004年・29歳でインクス退職を決意した
- [9]「インクスで社長になるという道も考えましたが、早くても20年はかかるでしょう」(丹下氏)
- [10]「20代での起業は経験知不足のリスクがあり、40代以降ではスタートアップ期の体力不足のリスクがあるとも考えていました」(丹下氏)
- [11]会社員を辞めるとローンが組めないことを知っていたため、在籍中に自宅マンションと高級外車を購入した
- [12]退職を決意した翌日の朝に上司へ辞表を提出した
- [13]社名「シフト」は日産のテレビCMを見て思いついたもので、独立時に決まっていたのはこの社名だけだった
- [14]第二次ベビーブーム世代・就職氷河期世代が世の中の価値観を自分たち流に“シフト”させるという意味を込めた
創業から4年余、SHIFTは製造業の生産プロセス改善を主力としたが、事業は一つに定まらなかった。創業2年目くらいから採用を始めた丹下大社長は、コンサルティングと並行して携帯電話のGPS機能を使ったSNS事業やレンタル事業を立ち上げたが、いずれも半年ほどで撤退した。BtoCは自社に向かないと判断してBtoBへ集中する過程で、18名まで増えていた社員は12名に減った。転機は、ある大手ネット企業から請け負った社内テスト部隊のコンサルだった。丹下大社長の目に、テストの現場はほぼ人力で効率化がまったくなされていないものと映った。仕組み化できれば確実に競争優位に立てると見て、2009年後半に主力事業をソフトウェアテストへ移し、同年11月にソフトウェアテスト事業部を設立した。
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [16]2005年9月の設立から2009年11月のソフトウェアテスト事業部設立まで4年2カ月
- [24]2009年11月 ソフトウェアテスト事業部を設立しソフトウェアテスト事業を開始
- ドリームゲート「第156回 株式会社シフト 代表取締役社長 丹下大」(2012年12月4日)
- [17]コンサルと並行して複数の新規事業を試し、主力事業が定まらなかった
- [18]「2年目くらいから社員採用を始め」、コンサルと並行して新規事業を立ち上げた
- [19]携帯のGPS機能を使ったSNS事業とレンタルビジネスを立ち上げ、どの事業も半年くらいで撤退した
- [20]BtoCは不得手と判断しBtoBへ集中する過程で社員は18名から12名へ減少
- [21]業態転換の契機は大手ネット企業の社内テスト部隊を対象としたコンサル案件
- [22]「そこはほぼ人力の世界であり、僕に言わせれば、まったく効率化がなされていなかった」(丹下氏)
- [23]「仕組み化できれば、確実に勝てる」と判断し、2009年の後半から事業の柱をソフトウェアテスト市場へ移した
参考文献[1]-[24]
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [1]2005年9月 東京都渋谷区にて設立(資本金7百万円)
- [15]創業時の主事業は製造業向けコンサルティングでソフトウェアテストは未参入
- [16]2005年9月の設立から2009年11月のソフトウェアテスト事業部設立まで4年2カ月
- [24]2009年11月 ソフトウェアテスト事業部を設立しソフトウェアテスト事業を開始
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【表紙】
- [2]正式商号は「株式会社SHIFT」(前株・有報表紙【会社名】)。設立時資本金は7百万円
- [3]1997年 同志社大学工学部機械工学科卒業。大学卒業後はフリーターとなり大学院受験を目指した
- [4]2000年 京都大学工学研究科機械物理工学専攻修了、同年 製造業向けコンサルティング会社のインクスに入社(当時の社員数は60人ほど)
- [5]インクス時代に工程の短縮手法「プロセステクノロジー」の特許を取得
- [6]2002年に3名で始めたプロセステクノロジーのコンサル事業が140名・年間50億円の事業の柱へ成長
- [7]丹下氏は個人でも2億円のコンサルフィーを稼ぐコンサルタントだった
- [8]丹下氏は2004年・29歳でインクス退職を決意した
- [9]「インクスで社長になるという道も考えましたが、早くても20年はかかるでしょう」(丹下氏)
- [10]「20代での起業は経験知不足のリスクがあり、40代以降ではスタートアップ期の体力不足のリスクがあるとも考えていました」(丹下氏)
- [11]会社員を辞めるとローンが組めないことを知っていたため、在籍中に自宅マンションと高級外車を購入した
- [12]退職を決意した翌日の朝に上司へ辞表を提出した
- [13]社名「シフト」は日産のテレビCMを見て思いついたもので、独立時に決まっていたのはこの社名だけだった
- [14]第二次ベビーブーム世代・就職氷河期世代が世の中の価値観を自分たち流に“シフト”させるという意味を込めた
- [17]コンサルと並行して複数の新規事業を試し、主力事業が定まらなかった
- [18]「2年目くらいから社員採用を始め」、コンサルと並行して新規事業を立ち上げた
- [19]携帯のGPS機能を使ったSNS事業とレンタルビジネスを立ち上げ、どの事業も半年くらいで撤退した
- [20]BtoCは不得手と判断しBtoBへ集中する過程で社員は18名から12名へ減少
- [21]業態転換の契機は大手ネット企業の社内テスト部隊を対象としたコンサル案件
- [22]「そこはほぼ人力の世界であり、僕に言わせれば、まったく効率化がなされていなかった」(丹下氏)
- [23]「仕組み化できれば、確実に勝てる」と判断し、2009年の後半から事業の柱をソフトウェアテスト市場へ移した
2010年〜CAT検定で人材を「標準化」して大量採用する仕組み
最初の受注は2010年3月、東北地方に本社を置く医療施設向けシステム会社の案件である。事業を始めるにあたっては、1人1時間あたり1,480円でテストすると書いたチラシを1,000枚ほど配った。当初のテスト拠点は赤坂のマンションの一室に置いた。丹下大社長は1人当たり250万円のフィーという従来のコンサル型はこの市場に合わないと考え、テストの工程そのものを仕組み化・IT化し、業界を問わず格安で提供する売り方を選んだ。SHIFTは2010年9月に北海道札幌市へ札幌テストセンターを、2011年12月に福岡テストセンターを開設し、首都圏の外にテスト人材を置いた。2010年11月にはソフトウェアテストの適性能力を測定する"CAT検定"をリリースし、同じ"CAT"の名でテスト活動を統合するクラウドシステムも自社開発した。
- ドリームゲート「第156回 株式会社シフト 代表取締役社長 丹下大」(2012年12月4日)
- [25]ソフトウェアテスト事業の初受注は2010年3月、東北地方に本社を置く医療施設向けシステム会社
- [26]「1480円/1時間一人の料金でテストします」と書いたチラシを1000枚ほど配布した
- [27]初期のテストセンターは赤坂のマンションの一室に設置された
- [28]「1人当たり250万円のフィーという従来のコンサル型のビジネスモデルは合わないと考えました」(丹下氏)
- [29]テストのプロセス自体を仕組み化・IT化で効率化し、メーカー・ソフトウェア企業・ネット企業などあらゆる業界へ格安で提供する方針を採った
- [33]テスト活動の統合環境クラウドシステム「CAT」を開発した
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [30]2010年9月 北海道札幌市に札幌テストセンターを開設
- [31]2011年12月 福岡県福岡市に福岡テストセンターを開設
- [32]2010年11月 ソフトウェアテスト適性能力を測定する「CAT検定」をリリース
丹下大社長は2000年4月にインクスへ入社し、2005年9月に当社を設立した。2010年11月には、ソフトウェアテストの適性能力を測る"CAT検定"をリリースした。新規採用したエンジニアを社内研修と検定を経て3カ月〜半年で現場に投入できる体制は、テスト需要の急増に応じた人材供給を可能にし、その後の事業規模拡大の基盤となった。丹下大社長は2020年の取材で、本当にテストに必要なスキルを持つエンジニアが必要な時に必要な人数だけオンデマンドで供給される体制を事業モデルの中核として語っている。連結従業員数はFY15の233名からFY20の2,958名へ5年で12.7倍に拡大した。FY25には連結11,688名(うち単体6,201名)に達し、創業20年で1万人企業の規模となった。
- SHIFT 有価証券報告書 第14期(2019年8月期)【役員の状況】
- [34]丹下大 2000年4月 株式会社インクス入社、2005年9月 当社設立 代表取締役社長
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [35]2010年11月 ソフトウェアテスト適性能力を測定する「CAT検定」をリリース
- 株式会社M&Aコンサルティング「株式会社SHIFT 丹下社長へインタビュー」(2020年9月20日)
- [36]研修・検定を経て3カ月〜半年で現場投入できる体制
- [37]「本当にテストに必要なスキルをもったエンジニアが必要な時に必要な人数、オンデマンドで」供給する事業モデル(丹下社長)
- SHIFT 有価証券報告書 第15期(2020年8月期)【従業員の状況】
- [38]2015年8月期 連結従業員数233名 → 2020年8月期 連結従業員数2,958名(約12.7倍・5年)
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【従業員の状況】
- [39]2025年8月期 連結従業員数11,688名(うち単体6,201名)
2012年9月にはシンガポール共和国にSHIFT GLOBAL PTE. LTD. を設立し、初の海外拠点を開設した。同年3月には三井物産、NTTインベストメント・パートナーズなどから総額4億7,200万円の増資を受けた。2012年12月の取材の時点で、スタッフは280名、サービス導入企業は約120社、テスト拠点は東京・札幌・福岡とインドに広がっていた。同じ取材で語った市場観は、国内のソフトウェアテスト市場4兆円のうち外部へ発注されて表に出ているのは1%の400億円にすぎず、残る3兆9,600億円をこれから取りにいくというものだった。FY13の連結売上高は13億円、経常利益は-78百万円の赤字だった。丹下大社長はこの事業モデルに行き着くまでに5年を費やしたとふり返っている。
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [40]2012年9月 シンガポール共和国にSHIFT GLOBAL PTE. LTD. を設立
- ドリームゲート「第156回 株式会社シフト 代表取締役社長 丹下大」(2012年12月4日)
- [41]2012年3月 三井物産・NTTインベストメント・パートナーズ等から総額4億7,200万円の増資を実施(記事冒頭プロフィールの「2012年の3月」表記による)
- [42]丹下社長が2012年12月の取材で語ったスタッフ数280名・サービス導入企業 約120社(有報の就業人員とは基準が異なる)
- [43]2012年12月時点のテストセンターは東京・札幌・福岡とインド、海外拠点はシンガポール
- [44]丹下社長は2012年12月の取材で、国内のソフトウェアテストの市場規模は4兆円といわれ、アウトソーシングされて顕在化しているのはわずか1%の400億円と語った
- [45]丹下社長は「顕在化していない3兆9600億円の大市場を思いきり取りにいきながら、日本で圧倒的ナンバー1のポジション獲得を目指します」と、今後の目標として語った
- [47]丹下社長は現行の事業モデルを始めるまでに5年を要したと語っている
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)
- [46]2013年8月期 連結売上高1,311百万円(13億円)・経常利益▲78百万円
参考文献[25]-[47]
- [25]ソフトウェアテスト事業の初受注は2010年3月、東北地方に本社を置く医療施設向けシステム会社
- [26]「1480円/1時間一人の料金でテストします」と書いたチラシを1000枚ほど配布した
- [27]初期のテストセンターは赤坂のマンションの一室に設置された
- [28]「1人当たり250万円のフィーという従来のコンサル型のビジネスモデルは合わないと考えました」(丹下氏)
- [29]テストのプロセス自体を仕組み化・IT化で効率化し、メーカー・ソフトウェア企業・ネット企業などあらゆる業界へ格安で提供する方針を採った
- [33]テスト活動の統合環境クラウドシステム「CAT」を開発した
- [41]2012年3月 三井物産・NTTインベストメント・パートナーズ等から総額4億7,200万円の増資を実施(記事冒頭プロフィールの「2012年の3月」表記による)
- [42]丹下社長が2012年12月の取材で語ったスタッフ数280名・サービス導入企業 約120社(有報の就業人員とは基準が異なる)
- [43]2012年12月時点のテストセンターは東京・札幌・福岡とインド、海外拠点はシンガポール
- [44]丹下社長は2012年12月の取材で、国内のソフトウェアテストの市場規模は4兆円といわれ、アウトソーシングされて顕在化しているのはわずか1%の400億円と語った
- [45]丹下社長は「顕在化していない3兆9600億円の大市場を思いきり取りにいきながら、日本で圧倒的ナンバー1のポジション獲得を目指します」と、今後の目標として語った
- [47]丹下社長は現行の事業モデルを始めるまでに5年を要したと語っている
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [30]2010年9月 北海道札幌市に札幌テストセンターを開設
- [31]2011年12月 福岡県福岡市に福岡テストセンターを開設
- [32]2010年11月 ソフトウェアテスト適性能力を測定する「CAT検定」をリリース
- [35]2010年11月 ソフトウェアテスト適性能力を測定する「CAT検定」をリリース
- [40]2012年9月 シンガポール共和国にSHIFT GLOBAL PTE. LTD. を設立
- SHIFT 有価証券報告書 第14期(2019年8月期)【役員の状況】
- [34]丹下大 2000年4月 株式会社インクス入社、2005年9月 当社設立 代表取締役社長
- [36]研修・検定を経て3カ月〜半年で現場投入できる体制
- [37]「本当にテストに必要なスキルをもったエンジニアが必要な時に必要な人数、オンデマンドで」供給する事業モデル(丹下社長)
- SHIFT 有価証券報告書 第15期(2020年8月期)【従業員の状況】
- [38]2015年8月期 連結従業員数233名 → 2020年8月期 連結従業員数2,958名(約12.7倍・5年)
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【従業員の状況】
- [39]2025年8月期 連結従業員数11,688名(うち単体6,201名)
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)
- [46]2013年8月期 連結売上高1,311百万円(13億円)・経常利益▲78百万円
2014年〜創業9年目の東証マザーズ上場と上場後5年の拡大
2014年11月、SHIFTは東京証券取引所マザーズ市場に上場した。創業から9年、ソフトウェアテストへ主力を移してから5年での上場となる。上場時のFY14連結売上高は21.5億円、経常利益1.2億円で、連結従業員数は148名(うち単体130名)だった。前期は経常損益が赤字で、上場は黒字へ転じた期に重なる。ソフトウェアテスト事業に着手した2010年のメンバーは12名だったと丹下大社長は述べている。上場翌期のFY15には連結売上高32.8億円・営業利益3.1億円となり、売上高は1年で1.5倍に伸びた。
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [48]2014年11月 東京証券取引所マザーズ市場に上場(創業から9年)
- [49]2009年11月のソフトウェアテスト事業部設立から2014年11月の上場まで5年
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)
- [50]2014年8月期 連結売上高2,150百万円(21.5億円)・経常利益124百万円(1.2億円)
- [52]2013年8月期 経常利益▲78百万円の赤字から2014年8月期 経常利益124百万円へ黒字転換
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)【従業員の状況】
- [51]2014年8月期 連結従業員数148名・単体130名
- ドリームゲート「第156回 株式会社シフト 代表取締役社長 丹下大」(2012年12月4日)
- [53]ソフトウェアテスト事業に着手した2010年時点のメンバーは12名
- SHIFT 有価証券報告書 第10期(2015年8月期)
- [54]2015年8月期 連結売上高32.8億円・営業利益3.1億円(3,288百万円/319百万円)。売上高は前期21.5億円の約1.5倍
2014年1月、SHIFTは本社及び東京テストセンターを東京都港区麻布台に移転した。2015年4月には株式会社SHIFT PLUSを設立し、2016年3月にはベトナム社会主義共和国にSHIFT ASIA CO., LTD. を設立してオフショアの開発・テスト拠点を開設した。同年6月には株式会社SHIFT SECURITYを設立し、ソフトウェアテストの周辺にあるセキュリティ領域に参入した。人員は上場した2014年8月期の連結148名から、5年後の2019年8月期には2,001名へ13.5倍に増えた。単体でも130名から1,026名となった。
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [55]2014年1月 本社及び東京テストセンターを東京都港区麻布台に移転
- [56]2015年4月 株式会社SHIFT PLUSを設立
- [57]2016年3月 ベトナム社会主義共和国にSHIFT ASIA CO., LTD. を設立(オフショア開発・テスト拠点)
- [58]2016年6月 株式会社SHIFT SECURITYを設立(セキュリティ領域参入)
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)【従業員の状況】
- [59]2014年8月期 連結従業員数148名(単体130名)
- SHIFT 有価証券報告書 第14期(2019年8月期)【従業員の状況】
- [60]2019年8月期 連結従業員数2,001名(2014年8月期148名の約13.5倍)
- [61]単体従業員数は2014年8月期130名から2019年8月期1,026名へ増加
創業10年目にあたる2015年8月期の連結売上高は32.8億円、営業利益は3.1億円だった。翌2016年8月期は売上55.1億円・営業利益5.2億円、2017年8月期は売上81.7億円・営業利益3.9億円、2018年8月期は売上127.9億円・営業利益12.0億円となり、売上高は3年で約3.9倍に伸びた。SHIFTが他社を子会社にしたのは2016年9月のメソドロジックが最初で、2015年8月期から2016年8月期への1.7倍は買収を伴わない伸びである。子会社化はその後、2016年11月のALH、2018年4月のAiritechと続いた。2017年8月期は売上が5割近く増える一方で、営業利益は前期を下回った。
- SHIFT 有価証券報告書 第10期(2015年8月期)【表紙】
- [62]2015年8月期は第10期にあたり、2005年9月設立から数えて創業10年目
- SHIFT 有価証券報告書 第10期(2015年8月期)
- [63]2015年8月期 連結売上高3,288百万円(32.8億円)・営業利益319百万円(3.1億円)
- SHIFT 有価証券報告書 第11期(2016年8月期)
- [64]2016年8月期 連結売上高5,511百万円(55.1億円)・営業利益517百万円(5.2億円)
- [68]2015年8月期32.8億円→2016年8月期55.1億円は約1.7倍。この期間に子会社化はない
- SHIFT 有価証券報告書 第12期(2017年8月期)
- [65]2017年8月期 連結売上高8,174百万円(81.7億円)・営業利益391百万円(3.9億円)
- [70]2017年8月期の連結売上高81.7億円は前期55.1億円の約1.5倍、営業利益391百万円は前期517百万円を下回る
- SHIFT 有価証券報告書 第13期(2018年8月期)
- [66]2018年8月期 連結売上高12,792百万円(127.9億円)・営業利益1,200百万円(12.0億円)。2015年8月期32.8億円の約3.9倍
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [67]2016年9月 メソドロジックを子会社化(SHIFT初の子会社化)
- [69]2016年11月 ALHを子会社化、2018年4月 Airitechを子会社化
参考文献[48]-[70]
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- [48]2014年11月 東京証券取引所マザーズ市場に上場(創業から9年)
- [49]2009年11月のソフトウェアテスト事業部設立から2014年11月の上場まで5年
- [55]2014年1月 本社及び東京テストセンターを東京都港区麻布台に移転
- [56]2015年4月 株式会社SHIFT PLUSを設立
- [57]2016年3月 ベトナム社会主義共和国にSHIFT ASIA CO., LTD. を設立(オフショア開発・テスト拠点)
- [58]2016年6月 株式会社SHIFT SECURITYを設立(セキュリティ領域参入)
- [67]2016年9月 メソドロジックを子会社化(SHIFT初の子会社化)
- [69]2016年11月 ALHを子会社化、2018年4月 Airitechを子会社化
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)
- [50]2014年8月期 連結売上高2,150百万円(21.5億円)・経常利益124百万円(1.2億円)
- [52]2013年8月期 経常利益▲78百万円の赤字から2014年8月期 経常利益124百万円へ黒字転換
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)【従業員の状況】
- [51]2014年8月期 連結従業員数148名・単体130名
- [59]2014年8月期 連結従業員数148名(単体130名)
- [53]ソフトウェアテスト事業に着手した2010年時点のメンバーは12名
- SHIFT 有価証券報告書 第10期(2015年8月期)
- [54]2015年8月期 連結売上高32.8億円・営業利益3.1億円(3,288百万円/319百万円)。売上高は前期21.5億円の約1.5倍
- [63]2015年8月期 連結売上高3,288百万円(32.8億円)・営業利益319百万円(3.1億円)
- SHIFT 有価証券報告書 第14期(2019年8月期)【従業員の状況】
- [60]2019年8月期 連結従業員数2,001名(2014年8月期148名の約13.5倍)
- [61]単体従業員数は2014年8月期130名から2019年8月期1,026名へ増加
- SHIFT 有価証券報告書 第10期(2015年8月期)【表紙】
- [62]2015年8月期は第10期にあたり、2005年9月設立から数えて創業10年目
- SHIFT 有価証券報告書 第11期(2016年8月期)
- [64]2016年8月期 連結売上高5,511百万円(55.1億円)・営業利益517百万円(5.2億円)
- [68]2015年8月期32.8億円→2016年8月期55.1億円は約1.7倍。この期間に子会社化はない
- SHIFT 有価証券報告書 第12期(2017年8月期)
- [65]2017年8月期 連結売上高8,174百万円(81.7億円)・営業利益391百万円(3.9億円)
- [70]2017年8月期の連結売上高81.7億円は前期55.1億円の約1.5倍、営業利益391百万円は前期517百万円を下回る
- SHIFT 有価証券報告書 第13期(2018年8月期)
- [66]2018年8月期 連結売上高12,792百万円(127.9億円)・営業利益1,200百万円(12.0億円)。2015年8月期32.8億円の約3.9倍
2005年〜2018年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 利益率 | 億円 | |||
| 2005年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2006年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2007年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2008年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2009年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2010年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | 北海道札幌市に札幌テストセンターを開設(2010/09) |
| 2011年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | 福岡県福岡市に福岡テストセンターを開設(2011/12) |
| 2012年08月期 | 単体 | 8 | n/a | n/a | 1 | 12.5% | n/a | SHIFT INDIA PRIVATE LIMITEDを開設(2012/04) |
| 2013年08月期 | 連結 | 13 | +62.5% | ▲1 | ▲1 | ▲7.7% | ▲1 | n/a |
| 2014年08月期 | 連結 | 22 | +69.2% | 1 | 1 | 4.5% | 1 | n/a |
| 2015年08月期 | 連結 | 33 | +50.0% | 3 | 3 | 9.1% | 2 | n/a |
| 2016年08月期 | 連結 | 55 | +66.7% | 5 | 6 | 10.9% | 3 | n/a |
| 2017年08月期 | 連結 | 82 | +49.1% | 4 | 4 | 4.9% | 2 | n/a |
| 2018年08月期 | 連結 | 128 | +56.1% | 12 | 12 | 9.4% | 4 | 愛知県名古屋市に名古屋事業所を開設(2017/10)大阪府大阪市に大阪テストセンターを開設(2017/12) |
出典・参考
15件
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)
- SHIFT 有価証券報告書 第9期(2014年8月期)【従業員の状況】
- SHIFT 有価証券報告書 第10期(2015年8月期)
- SHIFT 有価証券報告書 第10期(2015年8月期)【表紙】
- SHIFT 有価証券報告書 第11期(2016年8月期)
- SHIFT 有価証券報告書 第12期(2017年8月期)
- SHIFT 有価証券報告書 第13期(2018年8月期)
- SHIFT 有価証券報告書 第14期(2019年8月期)【役員の状況】
- SHIFT 有価証券報告書 第14期(2019年8月期)【従業員の状況】
- SHIFT 有価証券報告書 第15期(2020年8月期)【従業員の状況】
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【沿革】
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【表紙】
- SHIFT 有価証券報告書 第20期(2025年8月期)【従業員の状況】
- ドリームゲート「第156回 株式会社シフト 代表取締役社長 丹下大」(2012年12月4日)
- 株式会社M&Aコンサルティング「株式会社SHIFT 丹下社長へインタビュー」(2020年9月20日)