決断
景気の波が違う事業を別の法人に分け、波を打ち消してきた。半導体業界にはシリコンサイクルと呼ばれる好不況の波があり、供給過剰局面では売上高が減少・停滞する。数ヶ月分のたな卸資産を抱える商社では、取扱高の減少と在庫の廃棄・評価見直しが同時に出る。神山治貴氏はこの変動を抑えるため、1997年に設けたネットワーク事業部を2004年に分社しマクニカネットワークスとした。企業のIT投資に連動するセキュリティ需要は、産業機器の循環と重ならない。規模は同業との統合で広げ、2014年5月に富士エレクトロニクスとの経営統合で合意し、翌2015年4月に持株会社マクニカ・富士エレホールディングスを発足させた。統合前のマクニカ単独2,559億円に富士エレクトロニクスの473億円が加わり、国内最大の独立系半導体商社が生まれている。
2020年 富士エレクトロニクス吸収合併
業績の推移2019 2020 2025 売上高(兆円) 0.5 0.5 1.0 営業利益率(%) 2.9 2.8 3.8 2014年5月 富士エレクトロニクスと経営統合
2004年4月 マクニカネットワークス設立