創業社長の関係
創業
1972年、神山治貴氏が26歳で東京都世田谷区にジャパンマクニクスを設立し、系列に属さない技術商社として米国の新興半導体メーカーを引き受けた。神山氏は2015年4月に持株会社マクニカ・富士エレホールディングスが発足するまで43年間トップに立ち、発足を機に名誉会長へ退いている。創業家出身の社長はここで途切れた。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
持株会社の第1期にあたる2016年3月期の筆頭株主は神山治貴氏個人の27.95%で、神山財団の4.25%が続く。創業者側で3割を超える株を握る構成が残るかぎり、社長の交代は市場からの圧力ではなく創業者の見立てで決まるように見える。社長を退いた中島潔氏が取締役会長として残る形も、この資本構成に支えられていると思われる。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中島潔(2015年就任) | 2015〜2019年2015年就任 | 4年 | 退任 | 生え抜き | マクニカ代表取締役社長 | ||
| 原一将(2019年就任) | 2019年〜現任2019年就任 | 8年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 1995年9月にマクニカへ入社した。2011年4月にテクスターカンパニーのプレジデント、2018年4月にイノベーション戦略事業本部長を務め、2018年6月に取締役へ就任した。持株会社の第1期にあたる2016年3月期の筆頭株主は神山治貴氏の27.95%で、上位10位に原氏の名は無い。株式を持たない生え抜きからの登用である。 | 決断2020年富士エレクトロニクス吸収合併 |