決断
開発の規模ではなく、賃料を上げられる立地の密度で拡大した。2000年11月、3行統合による金融再編を受けてフォワードビルディングを合併し、旧富士銀行系の不動産を法人ごと引き受ける会社へ役割を移した。2007年に商号をヒューリックへ改め、翌2008年11月に東証一部へ上場して、資金調達と株式対価による合併が可能になった。2006年に社長へ就任した西浦三郎氏は、財閥系大手と数千億円の再開発で競うのではなく、銀座・数寄屋橋・京橋の中規模オフィスビルへ保有を集め、建て替えと改修で賃料を引き上げる道を選んだ。2012年7月には旧富士銀系の上場不動産会社・昭栄を吸収合併し、同系列の資産を一段広げた。銀座の保有は2棟から37棟へ増え、1棟ずつ賃料を上げる方法が17期連続の増配を支えた。
2012年 昭栄の吸収合併
総資産の内訳(純資産と負債)2011 2012 2017 純資産(億円) 242 1,499 3,789 負債(億円) 1,415 4,880 9,733 2008年11月 日本橋興業から改称し上場
業績の推移2007 2008 2013 売上高(億円) 331 265 1,084 営業利益率(%) 30.5 40.0 26.8 2000年11月 フォワードビル合併