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自動車部品

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日本の自動車部品産業は、完成車メーカーとの系列取引を基盤に発展し、デンソー・アイシン・豊田自動織機などトヨタグループ企業が世界的な規模を誇る。デンソーはサーマルシステム・パワートレイン制御で世界2位の部品メーカーに成長し、売上高は6兆円を超える。アイシンはAT(自動変速機)で世界シェア首位級を維持してきたが、EV化に伴うAT需要の減少という構造的課題に直面している。系列外ではブリヂストンがタイヤで世界首位に立ち、グローバル売上高4兆円超を達成。住友電装はワイヤーハーネスで世界トップクラスのシェアを持つ。自動車産業のEVシフトとCASE(Connected/Autonomous/Shared/Electric)の進展により、エンジン関連部品の需要減少とソフトウェア・電子部品の重要性増大が同時進行しており、従来の「すり合わせ技術」だけでは生き残れない転換期を迎えている。

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