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娯楽

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日本の娯楽産業は、ゲーム・パチンコ・テーマパーク・スポーツなど幅広い領域を含み、コンテンツの創造力において世界的な存在感を持つ。任天堂は1889年に花札メーカーとして創業し、ファミコン・ゲームボーイ・Wii・Switchと世代を超えたハードウェア革新でゲーム産業の歴史を作り続けてきた。Switchは全世界で1.4億台超を販売。セガは家庭用ゲーム機の撤退からアミューズメント・ゲームソフトに転換し、2020年にセガサミーHDとして経営統合。バンダイナムコはIP(知的財産)活用のビジネスモデルで「ガンダム」「ドラゴンボール」など年間売上1,000億円超のIPを複数保有する。オリエンタルランドは東京ディズニーリゾートの運営で営業利益率20%超を実現。コロナ禍では業界全体が壊滅的な打撃を受けたが、「巣ごもり需要」でゲーム分野は逆に急成長し、エンタメのデジタルシフトが加速した。

1960年 創業
オリエンタルランド
売上高
6,184億円
2024/03
当期純利益
1,202億円
2024/03
1960年設立。京成電鉄主導で千葉県浦安沖の埋立事業として発足し、三井不動産の反対を退けてディズニー社との独占ライセンス契約を締結した。1983年に東京ディズニーランドを開業し、出資なし・ロイヤリティ方式という独自の契約形態のもとテーマパーク事業を拡大。2001年に東京ディズニーシーを開業して年間入園者数3000万人超を達成した。入園料の段階的値上げとファンタジースプリングスへの3200億円投資で成長を続ける。
1889年 創業
任天堂
売上高
16,718億円
2024/03
当期純利益
4,906億円
2024/03
1889年に花札・トランプの製造で創業。1949年に山内溥が社長に就任し、プラスチック製トランプやディズニーとの提携で事業を拡大したが、食品・タクシーなど異業種参入は失敗に終わった。1977年にテレビゲームに参入し、1983年のファミリーコンピュータ発売で家庭用ゲーム市場を創出。以降はゲームボーイやDS、Wiiと革新的ハードを投入し続け、2017年発売のNintendo Switchが大ヒットを記録した。
1960年 創業
サンリオ
売上高
726億円
2023/03
当期純利益
81億円
2023/03
1960年に山梨シルクセンターとして設立し、ギフト商品の販売から出発。1974年にハローキティを企画し、キャラクターのライセンス供与を主軸とするビジネスモデルを確立した。1990年にサンリオピューロランドを開園したが、バブル期の株式投資失敗で8期連続の最終赤字に陥り自己資本比率3%まで悪化。1999年に高校生の間でハローキティブームが到来し業績が回復。2009年以降は海外展開を加速し、テーマパークと物販の需要回復で再成長を果たした。
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